【たまごの賞味期限】夏16日冬57日たまごの賞味期限が季節で違う理由とは
たまごの賞味期限はパックに書かれていますが、およそ2週間です。
ところが、実際の賞味期限は夏場16日で、冬場などは57日と長期です。
なぜ季節によって違うのかお知らせします。
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たまごの賞味期限が季節で違う理由
1999年(平成11年)、賞味期限表示はルールが変わりました。
食品衛生法施行規則の改定で、たまごを安心して「生食できる期限」を示すようになりました。
季節によって温度が違います。
常温での賞味期限を算出しているので、季節によって賞味期限が変わるのです。
季節 | 期間 | 想定温度 | 賞味期限 |
夏期 | 7月~9月 | 27.5℃ | 16日 |
春期 | 4~6月、10月~11月 | 22.5℃ | 25日 |
冬期 | 12月~3月 | 10.0℃ | 57日 |
保存温度と、たまごの生食で食べられる日数には理論値ですが、以下のようなデータがあります。
たまごの保存温度と生食できる日数
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保存温度(℃) | 日数 |
10 | 57 |
11 | 55 |
12 | 51 |
13 | 49 |
14 | 45 |
15 | 43 |
16 | 40 |
17 | 38 |
18 | 35 |
19 | 33 |
20 | 30 |
21 | 27 |
22 | 26 |
23 | 25 |
24 | 22 |
25 | 21 |
26 | 19 |
27 | 17 |
28 | 16 |
29 | 15 |
温度が高いほど生食できる日数が短くなっています。
先ほどの季節の温度を合わせて考えると以下のようになるのです。
家庭では安全に食べられるように、冷蔵庫で保管した方が良いでしょう。
たまごの殻に傷が入ると食中毒の原因になる可能性があるので、ドアポケットではなく買ってきたときのパックのまま冷蔵室(2℃~5℃)か、野菜室(8℃~10℃)に保管しましょう。
たまごの賞味期限について詳しくはこちらです。
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