ローストビーフの賞味期限・消費期限・日持ち・保存方法とは

2019年1月5日

高級感があるローストビーフ。

塊で買ってきたり、塊で作ったりするので、食べきれない場合どれくらい日持ちするのか気になるところです。

ロストビーフの賞味期限・消費期限と正しい保存方法をお知らせします。

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ローストビーフの賞味期限・消費期限

ローストビーフの消費期限:2日~3日間
ローストビーフの賞味期限

ローストビーフは、調理から5日以内に寿命をむかえる食品なので、「賞味期限」(=おいしく食べられる期限)ではなく、「消費期限」(=安全に食べられる期間)が表示されています。

ローストビーフは、冷蔵庫保存で2日~3日間日持ちします。

薄く切れば切るほど、小さく切れば切るほど、表面積が増えるので劣化は早まります。

真空パックされたローストビーフ(カットしていない塊)の場合、外気に触れないので、賞味期限は約3週間ほどと伸びます。

この場合は「賞味期限」となります。

 

賞味期限(=美味しく食べられる期限)と消費期限(=安全に食べらる期限)

開封後はどれくらい日持ちするのか

真空パックで3週間くらい日持ちするローストビーフも、一度開封したら2日~3日しか日持ちしません。

再び、真空パックしても3週間は日持ちしないので注意が必要です。

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ローストビーフの保存方法

ローストビーフの保存方法について、常温・冷蔵・冷凍についてお知らせします。

常温保存

ローストビーフは常温保存に適しませんん。

ローストビーフは、常温保存だと数時間しか落ちません。

調理したものをカットして、陳列している間くらいが保存できる限界だと言えます。

ローストビーフの常温保存

冷蔵保存

ローストビーフは冷蔵保存可能です。

ローストビーフは基本的に冷蔵保存が適しています。

ラップなどをかけて、乾燥しないようにして、冷蔵庫内で保管します。

ローストビーフは冷蔵庫の冷蔵室、2℃~5℃で保管します。

チルド室(0℃)、パーシャル室(-3度)、などで保存できればそちらの方が適しています。

チルド室は、できるだけ冷やすことができますし、パーシャル室では凍らないけれど、表面だけはうっすら凍る温度帯なのです。

低い温度帯で保存することで約1週間と保存期間がのびます。

ローストビーフの冷蔵保存

家庭で作ったものをできるだけ長期冷蔵する場合は、真空パックが最適です。

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真空パックした後、加熱することで水に触れないので水っぽくならないことと、パック内の菌を死滅させることができるので、保存可能期間が長くなるメリットがあります。

最近では家庭用ので1万円~1万5000円くらいで手に入ります。

「真空包装機なんてない!」と言う場合は、冷凍すれば長期保存が可能です。

食べきれない残ったローストビーフ

未開封のまま、食べきれないローストビーフが賞味期限を迎えてしまった場合、チャーハンやスープなどの火を通す料理にアレンジするのがおすすめです。

内部は低温調理された料理なので、賞味期限と消費期限は近く、あまり時間が過ぎたものはそのまま食べない方が安全です。

冷凍保存

ローストビーフは冷凍保存可能です。

ローストビーフを長期保存する場合、冷凍が最適です。

家庭で作ったものや一度開封したローストビーフは、1回分ごとに切り分けて、別々にラップをして冷凍するのが便利です。

一度解凍したものを再び冷凍すると、味も品質も落ちるので避けましょう。

ローストビーフの賞味期限

冷凍のコツ

ローストビーフの冷凍のコツとして、冷凍庫に入れる際、アルミ板を入れておくことで早く凍ります。

アルミ板は熱伝導がいいので、肉の温度を早く吸い取るのです。

肉が早く凍ると、その分質も味も劣化を最小限になります。

肉の冷凍保存

ローストビーフの解凍方法

冷凍したローストビーフは、真空パックの場合開封しないまま、冷蔵庫で解凍します。

解凍にはおよそ24時間かかります。

急ぎ解凍したい場合は、流水で自然解凍します。

ボウルに氷水をはって、そこに入れることで解凍するのがいいでしょう。

およそ1時間~2時間で解凍できます。

急ぐ場合は、熱湯に入れて解凍したり、電子レンジ解凍が可能です。

10分~20分くらいで解凍できます。

ただし、この場合は再度加熱してしまうので、味や風味が損なわれます。

熱の入り方も一様ではないので、位置を頻繁に変える必要があり、手間がかかるので味の面でも、質の面でもお勧めしません。

どうしてもすぐに食べないといけないときの「最後の手段」と言えます。

ローストビーフについて

牛肉の塊をオーブンなどで蒸し焼きにした料理です。

内部は赤いけれど、生ではなく、色が変わらない程度の低温での加熱が行われた「蒸し焼き」状態と言うことです。

肉の塊からローストビーフ

元々はイギリスの料理で、調理過程で出る肉汁を利用したグレイビーソースをかけて食べます。

料理がまずいことで有名なイギリスで昔から「ローストビーフは除く」と言われてきたおいしい料理と言えます。

また、調理過程で残った肉からカレーに肉を入れるようになったと言う説もあり、現在のカレーにも影響を与える料理といます。

日本では、ハレの人の料理として定着していることから、お節料理に入ることもある。

最近では、どんぶりにした「ローストビーフ丼」などもメジャーになってきました。

ローストビーフ丼

まとめ

ローストビーフの消費期限:2日~3日間【冷蔵保存】

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ローストビーフの賞味期限:3週間【冷凍保存】