生姜(しょうが)の賞味期限・消費期限・日持ちについて

生姜って一度にたくさん使わないので、あまりがちです。

元々、生姜は、どれくらい日持ちするものでしょうか?

もっとも日持ちさせる保存方法とは何でしょうか?

おしらせします。

 

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まずは、新鮮な生姜の見分け方から。

「新鮮」と言っても一般に流通している生姜は、2~3か月貯蔵していると言っていいでしょう。

生姜の消費期限

生姜について

新鮮な生姜の見分け方

採れたての生姜は「新生姜」として販売されています。

新生姜の賞味期限

なんとなく違いは分かるかもしれませんが、新生姜の方が瑞々しい状態です。

保有水分量は、新生姜の方が多いです。

通常の生姜の方が劣っているかと言うこと、そんなことはなく、日持ちするのは水分量が少ない通常の生姜です。

 

日持ちさるために貯蔵してから流通させているのだとも言えます。

生姜の種類としては「ヒネショウガ」と言いますが、新生姜も従来の生姜も、同じものです。

 

新生姜も、通常の生姜も、新鮮(?)なものを選ぶ方法があります。

それは、「断面」です。

生姜の保存方法

切断面が茶色になっていたり、乾燥しているものは古いものの可能性が高いです。

断面は段々乾燥していくものですが、古いものは茶色になってしまいます。

形はいびつでも、生姜の効果や味には影響ありません。

 

生姜の保存方法

生姜は、一度にあんまりたくさん使わないので、保存することが多いです。

正しい保存法で保存すると、1か月くらい日持ちしますが、間違えた保存方法だと、数日でカサカサになってしまいます。

 

  1. 適当な(適切な)大きさにカットします。
  2. タッパーに水を入れ、その中にカットした生姜を入れます。
  3. タッパーごと冷蔵庫に入れ、冷蔵保存します。(ふたは閉める)
  4. 2日~3日ごとに水を交換するとより日持ちします。

 

これで、約1か月間、おいしく日持ちさせることができます。

 

今日、明日に使ってしまう分は断面に濡れたティッシュを当てて、ラップで包んでもOK。

生姜の日持ち

生姜の旬

生姜は1年中、流通していますが、旬は秋です。

新生姜の採れる時期は、6月~9月ごろです。

 

福岡の三大祭りの一つ、「放生会(ほうじょうや)」では、新生姜が販売されています。

名物の一つとなっています。

ちなみに、放生会は毎年、9月の中旬です。

 

生姜の栄養

生姜の成分は色々あります。

昔から、生薬として使われていただけあります。

 

生姜の香り成分はシネオール

シネオールには、食欲増進、疲労回復の効果がると言われています。

胃を健康に保ち、解毒効果、消炎効果もあると言います。

昔から、臭みけしと、アク取りに使われているのには意味があったのです。

生姜焼きには意味があった

 

生姜の辛み成分(その1)はジンゲロール

強い殺菌効果があります。

魚を多く食べる、寿司ではガリが欠かせないです。

ガン細胞の増殖を抑制するも期待されています。

 

生姜の辛み成分(その2)はショウガオール

ショウガオールには血行を促進する効果があります。

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生姜を食べると汗が出るのは、このショウガオールの効果だったのです。

生姜の賞味期限

新陳代謝を活発にし、発汗作用を高める働きがあります。

 

生姜の賞味期限

生姜の賞味期限:2日~1週間【常温保存】

生姜の賞味期限:約1か月【冷蔵保存(水漬け)】

生姜の賞味期限:2~3か月【冷凍保存】

 

生姜は乾燥しやすい野菜と言えます。

日持ちさせるためには、乾燥を避けることです。

 

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生姜は生鮮食料品のため、流通過程にかかる時間によって家庭で保管できる期間が変わります。

元々、出荷までに熟成させてから出荷する野菜です。

 

「賞味期限」と言うのは、加工品に表示が義務付けられたもので、生鮮食料品には「賞味期限」「消費期限」がありません。

消費者が見て、まだ食べられる、もう食べられない、食べごろなどを判断します。

 

生姜の消費期限

生姜の消費期限:2日~1週間【常温保存】

生姜の消費期限:約1か月【冷蔵保存(水漬け)】

生姜の消費期限:2~3か月【冷凍保存】

生姜は、野菜で、生鮮食料品です。

消費期限とは、賞味期限と同じと考えていいでしょう。

賞味期限同様、消費期限も同様に表示義務はありません。
ここでは、食べごろの期間を紹介しています。
そのため、賞味期限は消費期限と同様とお考えてください。

生姜の保存方法

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生姜は常温保存できるか

生姜は常温保存可能です。

乾燥しないように断面に濡らしたティッシュや新聞紙を当てて、保管します。

 

 

生姜の冷蔵保存の場合

生姜は冷蔵保存可能です。

乾燥しないように断面に濡らしたティッシュや新聞紙を当てて、冷蔵庫に入れます。

タッパーに水をはって、生姜を入れて保存すると長持ちします。

 

生姜の冷凍保存の場合

生姜は冷凍保存可能です。

しばらく使わないと分かっている生姜は、冷蔵ではなく、冷凍した方が長持ちします。

冷凍した生姜は、解凍するのではなく、そのままスライスしたり、すりおろしたりして使えます。

新生姜の日持ち

 

 

 

生姜をおいしく食べる食べる方法

 

昔から生姜を使った料理は多いです。

豚の生姜焼き、ジンジャーエール、生姜のみそ漬け、ガリ、紅ショウガ、などなど。

 

生姜の香りを使った料理、殺菌効果を使った料理、両方を狙った料理があります。

 

まとめ

生姜の賞味期限、消費期限:2日~1週間【常温保存】

生姜の賞味期限、消費期限:約1か月【冷蔵保存(水漬け)】

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生姜の賞味期限、消費期限:2~3か月【冷凍保存】