離乳食のおかゆの賞味期限・消費期限・日持ちについて

2020年4月26日

育児において離乳食はとても大事です。

一番手軽で、一番頻度が多い離乳食は「おかゆ」ではないでしょうか。

おかゆはどれくらい日持ちするのか、賞味期限・消費期限がどれくらいなのか、お知らせします。

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離乳食のおかゆについて

離乳食のおかゆについて、絶対に外せない部分は「失敗が許されない」と言うことです。

まだ抵抗力が弱い赤ちゃんにとって、雑菌などによる食中毒は命にかかわる場合があります。

離乳食のおかゆとは

調理前の手洗い、殺菌を徹底。

加熱は確実に。

常温で長時間放置しない。

 

これらを徹底するようにしてください。

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離乳食のおかゆの賞味期限

離乳食のおかゆの賞味期限:1時間

離乳食のお粥は、調理後1時間くらいまでが賞味期限と言えます。

正確には「消費期限」(この期間までに食べきる)です。

赤ちゃんの場合は、できるだけ時間をかけずに食べさせてあげましょう。

 

ただし、赤ちゃんによって食べるスピードはそれぞれです。

その子の食べるスピードに合わせてあげるやさしさも必要です。

離乳食のお粥の消費期限

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食が細い場合は、普通の量を準備して、小分けにしてあげるなどの工夫も必要です。

 

離乳食のおかゆの消費期限

離乳食のおかゆの消費期限:1時間

離乳食のお粥は、1時間くらいしたらもう限界だと思ってください。

ゆっくり食べる赤ちゃんの場合は、量を少なくして小分けにしてあげましょう。

お粥はすぐに冷めてしまう

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離乳食のおかゆは常温保存できるか

離乳食のおかゆは常温保存可能です。

離乳食のおかゆは、長時間常温保存してはいけません。

レンゲを自分(親)や赤ちゃんの口に1度でも付けてしまったら、口の中の雑菌がレンゲにつきます。

雑菌を自分で入れてしまう

レンゲを器に入れてしまったら、本当にわずかですが、口の中の雑菌が入ってしまいます。

それを長時間放置すると言うことは、お粥の中で雑菌が増えていくと言うことになります。

 

どんなに長く置いても1時間程度までです。

大人でも2時間常温保存したおかゆでお腹を壊すことがあります。

特に夏場は注意が必要です。

 

赤ちゃんの場合は、30分とか1時間とか時間の設定をするのではなく、作ったらすぐに食べさせるようにしてあげてください。

 

離乳食のおかゆの冷蔵保存の場合

離乳食のおかゆは冷蔵に向きません。

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赤ちゃんの離乳食のお粥は、冷蔵保存に適しません。
仮に残ってしまって、次の食事に食べさせようと思ったとしても、冷蔵ではなく、冷凍した方が良いでしょう。

 

ご飯は、冷蔵するとデンプンが変化して急激においしくなくなってしまいます。

再度加熱することで澱粉は再び活性化しますが、味や風味は劣化します。

その状態のものを日常的に食べさせるのは、食育的にもよくないと感じます。

 

離乳食のおかゆの冷凍保存の場合

離乳食のおかゆは冷凍保存可能です。

離乳食のお粥は、タッパーなどに入れて冷凍しても良いのですが、食べるときに小分けにできません。

何度も冷凍と解凍を繰り返すと劣化が進みます。

 

そこで、製氷皿を準備して、そこに適量ずつお粥を入れて冷凍させるアイデアがメジャーです。

解凍する場合は、製氷皿をひねるようにすれば、セル1個ごとに「お粥氷」が取れます。

適量を温めて食べさせてあげてください。

解凍、加熱は電子レンジで十分ですが、一度熱くなったものを冷ましてから食べさせてあげてください。

 

o-157、大腸菌、サルモネラや腸炎ビブリオを含む、ほとんどの雑菌は、75℃の加熱で死滅します。

通常の料理ならば1分間以上の加熱。

ただし、お粥氷の場合体積が小さいので、30秒前後で十分加熱できます。

お粥氷の数、量によって加熱時間を調節しましょう。

 

離乳食のおかゆをおいしく食べる方法

離乳食は、大人が食べておいしいと感じるほど味を付けてしまったら、味が濃すぎます。

大人は、薄いと感じるくらいの味付けにしておきましょう。

 

離乳食は毎回作って食べさせるのは非常に大変です。

毎回である必要はありませんが、たまには市販のものを利用しても良いと思います。

野菜のだしを使って作っているお粥なので、優しい味で、赤ちゃんも美味しく食べてくれるでしょう。

 

5か月くらいからと、7か月くらいから、12か月くらいからの3種類くらいあるのがメジャーのようです。

5か月くらいから

 

7か月くらいから

 

12か月くらいから

 

月齢が上がると、おかゆの粒が大きくなっているのがわかります。

 

まとめ

離乳食のおかゆの賞味期限、賞味期限:1時間

離乳食のおかゆの賞味期限、消費期限:1時間

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