温州みかん(ウンシュウミカン)の賞味期限・消費期限・日持ちについて

甘いミカンの代名詞「 温州みかん(ウンシュウミカン)」。

そもそも温州みかん(ウンシュウミカン)って普通のみかんとどう違うのか?

おいしいものの選び方や賞味期限、保存方法で注意する点についてお知らせしたいと思います。

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温州みかん(ウンシュウミカン)とは

温州みかんとは、特に指定しないで「みかん」と言ったときに指すみかんのことで、色々な種類があり、特定の種類のことを言うわけではないと言うことです。

では、「温州」ってどこ?

例えば、愛媛県(伊予)のみかんだから伊予柑。

宮崎県(日向)のみかんだから日向夏みかん。

では、「温州」は?

調べてみると、中国の浙江省(せっこうしょう)の都市だそうです。

そこで、「そうかぁ、温州みかんは中国原産かぁ」と思ったら、これが違う!

本当は鹿児島が原産地です。

確かに中国の温州はみかんの名産地らしいです。

そこで、みかんの名産地として名高い(?)「温州」にあやかって「温州みかん」と名付けられたのでした。

温州みかんの名前の由来

 

おいしい温州みかん(ウンシュウミカン)の選び方

名前問題が解決して安心したところで、甘いものを選びたい問題が浮上します。

どんなものを選ぶと甘くておいしいか?

以下の点についてチェックしてください。

 

大きさ

大きさは小さいものの方が甘くて食べやすい傾向があります。

大きいものは、みかんの小袋とも言われる「じょうのう」が厚いことが多いです。

 

みかんの色は黄色と言うよりはオレンジに近いくらいしっかりと色があるものが甘いです。

艶はあるものを選びましょう。

 

張り

みかんの皮は張りのある物を選びます。

 

ヘタ

ヘタは小さいものが甘い傾向があります。

小さいヘタのものは細い枝についていたことが多い。大きなヘタのものは、太い枝に直接なっていたようです。

そこにどんな違いがあるのかはわかりませんが、経験的にヘタは小さいほうがみかんは甘いです。

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密度

手に取ってみて、皮がブワブワしているもの(実と皮の間にすきまがあるもの)は避けましょう。

水っぽい傾向があります。

実と皮はしっかりついているものが甘いです。

 

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糖度表示

最近では、糖度を表示しているものがあります。

これは光を当て、どの程度光が通過するかで甘さを測定しています。

信用度は比較的高いため、この糖度表示をある程度信じて目安にしてもいいでしょう。

ただ、全数検査をしているわけではなく、抜き取り検査をしていることが多いので、10個中10個甘い訳ではないと言うことを予め理解しておきましょう。

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温州みかん(ウンシュウミカン)の保存方法

温州みかんにはいくつか保存方法の約束があります。

これを守るとおいしく食べられます。

 

冷蔵庫に入れない

温州みかんは冷蔵庫に入れると低温焼けしてしまい、傷む傾向があります。

風通しの良い場所で、冷暗所に保管してください。

 

箱入りの場合注意

温州みかんを通販などで買った場合、段ボールで大量に届きます。

この時、底の方のみかんは自分の自重により押し付けられるのとともに、上に載っているみかんの重量もかかっていて傷みやすい状態です。

届いたら、いったん全部出して確認してください。

温州みかんは傷むとそこに接しているほかのみかんも同様に傷むようになります。

温州みかんの保存方法

温州みかんの賞味期限

温州みかんの賞味期限は1週間程度だと言えます。

それを過ぎると皮に水分が出てしまって軟らかくなってしまったりします。

カビが生えることもあります。

 

温州みかんの消費期限

温州みかんの消費期限も賞味期限と同じと思ってください。

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