【お弁当の日持ち】運動会でお弁当を悪くさせないための7つの方法とは
運動会には手作りのお弁当を持って行きたいところ。
運動会は5月くらいに行われる地域と、10月くらいに行われる地域があります。
どちらも夏ほど熱いわけではないのですが、かなり熱くなる日もあるころです。
お弁当で食中毒と言うのは絶対い避けたいところ。
家族をお弁当で食中毒にさせないための7つの方法についてお知らせします。
運動会の時のお弁当を悪くさせないために
運動会の時は、わが子のために手作りのお弁当で応援してあげたいものです。
そこで、そのお弁当で大切な家族が食中毒になってしまったら、本当に残念です。
まずは、食中毒になる条件から知っておきましょう。
食中毒の原因
食中毒の原因は、ばい菌、雑菌、と呼んでいるものです。
主に「サルモネラ菌」、「黄色ブドウ球菌」、「腸炎ビブリオ菌」、「カンピロバクター」、「腸管出血性大腸菌O-157」、「ノロウイルス」、「E型肝炎ウイルス」などがあり、主な感染経路は、調理の時に手で触れたことによる感染か、元々食材に菌が付いていたかです。
調理前に十分手を洗う
とても基本的ですが、調理の前にしっかり手を洗います。
普通に手を洗うだけではなく、殺菌用の石鹸で洗い、雑菌を殺します。
手から菌が移ることは、食中毒の原因としてかなり割合が高いのです。
徹底的に洗っておくことが第一歩です。
食中毒になりそうな食材をできるだけ避ける
食中毒の原因となるような細菌とウイルスについて知っておきましょう。
サルモネラ菌
卵の殻の外側、ごくまれに卵の殻の中にサルモネラ菌があることがあります。
生卵、オムレツ、レバ刺し、牛肉のたたきなどに注意が必要です。
黄色ブドウ球菌
人の皮膚などにいる菌です。
調理の前や、調理中に顔を触ったりしたら注意です。
おにぎりや巻きずしなど、調理過程で触る料理に注意が必要です。
腸炎ビブリオ菌
生魚や魚介類にいる菌です。
刺身や寿司に注意が必要です。
カンピロバクター
加熱が不十分な肉や、飲料水、生野菜などから感染します。
生焼けの焼き鳥や、十分洗っていないサラダ、井戸水、湧き水、などに注意が必要です。
腸管出血性大腸菌O-157
加熱が足りない肉や生野菜が原因で感染します。
生焼けの焼き鳥や、十分洗っていないサラダ、井戸水、湧き水、などに注意が必要です。
ノロウイルス
カキやアサリなどの二枚貝を生で食べた時に感染します。
十分に加熱されていないカキ、アサリ、シジミ、などに注意が必要です。
E型肝炎ウイルス
加熱が十分じゃない豚肉や内臓を食べたときに感染します。
加熱が十分じゃない豚や肉、レバーに注意が必要です。
しっかり火を通す
お弁当で食中毒を起こさせないためには、各食材にしっかり火を通すことを心掛けましょう。
例えば、玉子焼き。
中心は半熟の方がおいしそう、と思って、十分に火が通っていないと、お昼に食べるころに菌が繁殖して・・・と言うことになります。
抵抗力の弱い、子供や年配者が食中毒になりやすいです。
お子さんと、おじいちゃん、おばあちゃんが食中毒・・・と言うこともあり得ます。
食材は完全に火を通すことを心掛けてください。
生焼けの肉などにも注意が必要です。
レアは避けましょう。
レバーや牛肉にたたきは、メニューとして避けましょう。
刺身や巻きずしも避けた方がいいでしょう。
カキやアサリ、シジミ、を使う場合は、85℃以上で1分以上加熱してください。
盛りつけながら冷やす
お弁当には、十分冷えてから各食材を入れます。
たっだ、待てないこともあるので、お弁当箱の下に保冷剤を引いておきます。
お弁当に盛り付けるそばから冷やしていくことができます。
アイスノンタイプの冷凍庫に入れた状態でもカチカチにならずに柔らかいタイプが良いでしょう。
保冷バッグで持って行く
お弁当を持って行くときの移動用に保冷バッグを使うといいでしょう。
最近ではおしゃれなものも多いので、デザインも込みで選びましょう。
保冷剤を入れていく
保冷バッグには、保冷剤を入れておくといいでしょう。
小さな冷蔵庫の様になります。
お茶のパックを冷凍しておけば、保冷材の代わりになります。
また、帰るまでにはお茶を飲むので、帰りは荷物が軽くなります。
ペットボトルは冷凍したらいけません。
ペットボトルのラベルにも書かれています。
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冷凍はしないでください。容器破損の場合があります。
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お弁当の時間までは日陰に置く
お弁当箱を入れた保冷バッグは日の当たるところに置くのは避けましょう。
日陰に置くことで温度上昇を抑えることができます。
まとめ
お弁当を悪くさせない7つの方法を実践して、運動会の時のお弁当で食中毒が起こらないようにしましょう。
もちろん、日々のお弁当作りにも役に立つので参考になれば幸いです。