杏(あんず)の賞味期限・消費期限・日持ちについて

普段、杏(あんず)ってそのものを見る機会は少なく、ジャムやお酒などになったものを見かけることが多いと思います。

「アプリコット」と言った方がなじみがある方もおられると思いますが、日本では青森県などで栽培されています。

しかし、生のものよりも加工されたものをよく見かける理由がありました。

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ちなみに、杏(あんず)の種には、青酸配糖体や脂肪油、ステロイドなどが含まれています。

これは、漢方で言うところの杏仁(きょうにん)であり、咳止めや風邪の薬と言われています。

これを利用したのが、杏仁豆腐(あんにんどうふ)です。

種まで食べられて、栄養が豊富なんですね。

 

生の杏(あんず)の食べ方は、くぼみに沿ってナイフでい一周切り込みを入れ、上下にひねることで二つに割れます。

種を取り除き、皮をむきます。

 

賞味期限

杏(あんず)の賞味期限はとても短く、日持ちしないです。

熟した状態で10日ほどで悪くなってきます。

日持ちしないので、収穫後すぐに加工するので加工した食品が多いようです。

食べるのは2日~3日以内が良いでしょう。

あんずの賞味期限

ジャムにした場合は、砂糖を使った量にもよりますが、1年~2年持ちます。

 

消費期限

杏(あんず)の消費期限は賞味期限と同じです。

劣化して食べられなくなるまでなので、概ね10日間とお考えください。

 

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常温保存できるか

杏(あんず)は常温保存可能です。

しかし、収穫した瞬間から劣化は進みますので冷蔵庫での保管がおすすめです。

あんずの保管方法

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まだ熟していない場合は、常温保存することで追熟します。

 

干し杏(あんず)にした場合は、常温保存で賞味期限90日くらいです。

 

冷蔵保存の場合

杏(あんず)は冷蔵庫で保管してください。

冷蔵庫に入れて冷やすと追熟が止まります。

冷蔵庫に入れても10日程度しか日持ちしませんので早めに食べるか、加工するかしましょう。

あんずの冷蔵

冷凍保存の場合

杏(あんず)は冷凍が可能です。

ただし、解凍した場合風味や触感が劣化します。

冷凍する場合は、皮をむいてピューレ状にしてから冷凍してください。

 

賞味期限を過ぎたらどうなるか

賞味期限切れの場合は問題なく食べることが出来ます。
「賞味期限」と言う物はメーカーが保証するおいしく食べられる期間です。

杏(あんず)は生鮮食料品なので賞味期限はありません。

 

消費期限を過ぎたらどうなるか

杏(あんず)は消費期限が過ぎたら皮から黒くなってきます。

水分が出てきてしまいぐずぐずになります。

以下のような状態になると食べられなくなってしまいます。

 

  • 黒くなって軟らかくなってしまう
  • カビが生えている
  • 糸を引いている
  • 臭いがおかしい

 

 

おいしく食べるには

杏(あんず)は生で食べても十分おいしいのですが、日持ちしない果物なのでかなり贅沢だと言えます。

ジャムなどに加工して食べても十分おいしいです。

ジャムなどに加工すると格段に日持ちするようになります。

 

まとめ

杏(あんず)は賞味期限2日~3日と日持ちしない。

消費期限は概ね10日程度です。

保存は冷蔵庫で保存してください。

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