お米の賞味期限・消費期限・日持ちについて

2018年11月25日

お米の賞味期限や消費期限ってどれくらいでしょうか?

時間が経過しても見た目にはほとんど変わりないので、どれくらいまで大丈夫なのか気になりますよね。

調べてみて意外なことが分かったのでお知らせします。

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お米には賞味期限も消費期限も表示されていない

とんでもないことが分かりました。

お米には「賞味期限」「消費期限」の表示がない!

肉やたまごには「賞味期限」か「消費期限」が表示されています。

ところが、「米」にはない。

お米の賞味期限

 

お米に賞味期限・消費期限の表示がないのは、なぜか。

それは、お米が農産物だからです。

 

肉やハムなどは加工品です。

加工品には、農林水産省からの指示で「賞味期限」や「消費期限」の表示義務があります。

 

お弁当みたいにすぐにダメになるものは「消費期限」

ハムやソーセージみたいな比較的長持ちするものは「賞味期限」

 

お米などの農産物はこれに含まれません

そのため、「賞味期限」も「消費期限」も表示されていないのです。

 

しかし、決められていることがあります。

「精米年月日」の表示です。

このサイトでは、食べごろの期間を「賞味期限」もうダメ―となる期間を「消費期限」(本来の消費期限とは少し違うので注意)として紹介します。

結局知りたいのはこれですからね。

 

お米の精米年月日表示

お米の「精米年月日表示」の例

 

賞味期限

お米の賞味期限は以下です。

秋~冬:2か月間
春~夏:1か月間

季節によって異なります。

ここで言う、「賞味期限」とは精米した状態での期限を表しています。

 

お米の袋

 

一度精米してしまうとおいしく食べらられる期間(賞味期限)は季節によって変わってしまうのです。

比較的温度が低い秋冬は2か月間程度持ちます。

温かい春夏は温度も高いですが、湿度も高いのでどうしても短くなり1か月間くらいです。

 

30度を超えるとお米の劣化は激しくなります

 

15度で保管した場合:約5か月間
5度で保管した場合:約7か月間

 

注意して欲しいのは、ここでお知らせしている期間を過ぎたら食べられなくなるわけではありません

あくまで、おいしく食べられる期間です。

精米前のお米、未精米のお米(玄米)の賞味期限は1年~3年と言われています。

ただし、家庭での長期保管は難しいようです。

温度管理、湿度管理などの必要があります。

 

精米前のお米(玄米)の方が保存期間は長い

 

消費期限

消費期限は1年~3年と言えます。

「保存状態が良ければ」と言う条件が付きます。

 

20℃を超えると虫がつきやすくなります。

また、カビが生えたりしますし、古米臭と呼ばれる独特の臭いがしてきますので、保管状態が良ければです。

 

常温保存できるか

お米は常温保存可能には適しません

お米の常温保存

お米の常温保存

 

20℃を超えると虫が発生しやすくなります。

また、30℃を超えると劣化が進みます。

 

米櫃に入れて常温保存している家庭もあると思いますが、この場合長持ちしません。

 

冷蔵保存の場合

お米は冷蔵保存に向いています。

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10℃以下にすると、酸化の速度がぐっと落ちますので長持ちします。

そういった意味では冷蔵室や野菜室での保管がお勧めです。

 

お米の冷蔵庫保存

お米の冷蔵庫保存

 

冷凍保存の場合

お米は冷凍可能です。

 

ただし、お米自体には15%程度とあまり水分がありません

そのため、冷凍室に入れても見た目には凍っているようには見えません。

 

「低い温度での保存」と言う状態で、細胞の破壊もありませんし、味の劣化もありません

解凍作業などなく、そのまま通常通り炊いておいしく食べることが出来ます。

 

賞味期限を過ぎたらどうなるか

お米の場合、賞味期限が過ぎると「古米臭」と言う独特の臭いがしてきます。

 

この時は少しみりんやお酒を入れて炊くと臭いが抑えられると言われています。

昔からある「香り米」を混ぜて炊いても同様の効果があります。

 

消費期限を過ぎたらどうなるか

お米の場合の「消費期限」とは「見た目にダメになっている時」となります。

 

例えば、虫が発生した時やカビが生えた状態です。

農生産物なのでいつか腐るのでしょうが、お米は水分量が少ないため腐りにくいです。

 

お米の虫よけも多く売られている

 

おいしく食べるには

お米をおいしく食べるには、以下の3つの要素が重要です。

 

  • 保存温度
  • 保存湿度
  • 保存容器

 

です。

 

保存温度

保存温度は、10度以下にしましょう。

カビの発生や虫の発生も同時におさえられます。

 

 

保存湿度

保存湿度は、55%~75%程度にしましょう。

冷蔵庫内の湿度は20%前後と言われています。

野菜室は20%~30%なので、野菜室の方がより適していると言えます。

 

お米に取って、冷蔵室も野菜室も「乾燥し過ぎている」状態なので、そのまま保管するので乾燥してしまいます。

そのため、下の「保存容器」が重要になってきます。

 

 

保存容器

保存容器は密閉できるものが良いです。

 

一般的には米櫃を使っておられるかもしれません。

ボタン一つで一定量が出るあれです。

便利なのですが、(実は)お米の保存には最適とは言えません。

 

米櫃が最適な保存方法とは言えない

[illust_bubble subhead="疑問" align="right" color="red" badge="gimon" illst="nayami-w2-l"]米櫃が一番かと思っていたわ[/illust_bubble]

[illust_bubble subhead="解決" align="left" color="green" badge="chumoku" illst="check-m2-l"]米櫃では、特に夏場など虫がわきやすくなります。[/illust_bubble]

乾燥を防ぎ、湿気からも防ぎたいので密閉できる容器にして冷蔵庫に保管すると良いでしょう。

タッパーなどでもいいのですが、お米用の保存容器も売られています。

 

米専用の保存容器も売られている

 

お米は臭いを吸収してしまいます。

お米に変なにおいが移っているのを経験したことがないでしょうか。

 

そういった意味でも、密閉する必要がありますし、容器も定期的にあらって完全に乾燥させてからお使い下さい。

精米する前の玄米の状態で保管しておいて、食べる前に精米して使うのが一番おいしい食べ方です。

 

まとめ

お米の賞味期限は、温度や湿度で大きく変わる。

秋~冬:2か月間
春~夏:1か月間
消費期限は1年~3年と言えます。

 

保存方法が重要で、以下に注意。

保存温度:10℃以下
保存湿度:55%~75%程度
保存容器:密閉できる清潔なもの。

 

 

⇒ 野菜の農薬気になりませんか!?安全に食べる洗い方があった

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