お茶の賞味期限・消費期限・日持ちについて
お茶って当たり前に買ってしまいますが、どのくらい持つのか?
気になりませんか?
ペットボトルのお茶など注意しないと大変なことになることが分かりました。
最近ではかなりいいお茶がペットボトルで飲めます。
喉の渇きを潤うのには、スポーツ飲料よりもお茶の方が有利だという方が多いようです。
重たいのでスーパーなどで買わずに、まとめ買いで、通販を利用する人も多いようです。
ペットボトルの場合、自販機だと160円。
スーパーだと60円くらいの時もあります。
そういった意味では、賢い使い方と言えますね。
飲みかけのペットボトルのお茶は危険なのか?
ペットボトルのお茶を飲んでお腹を壊すことがあると報告があります。
実は、これには「条件」があるのです。
ある悪い条件を満たすと、そのお茶を飲むとお腹を壊してしまいます。
ペットボトルのお茶の場合、口をつけて飲むのが一般的です。
この時、口の中の細菌がペットボトルに入ってしまうのです。
ほんのわずかな最近ですが、常温保存では2時間程度で菌は増殖します。
8時間後には2倍以上に増えているのです。
見た目には全く変化がなく、沈殿物や濁りもないので気にせず飲んでしまう人も少なくありません。
ところが、これは最近の宝庫になっています。
運動会などが要注意の例と言えます。
1日小学校などにいて、冷蔵庫などもありません。
ペットボトルのお茶の飲み残しは出るのが当たり前で、忘れたころに飲むこともあるでしょう。
ペットボトルの中には、大腸菌、黄色ブドウ球菌、カンジタ菌などが増えてしまっています。
8時間と言わずとも、3時間~4時間経過した飲みかけのペットボトルのお茶は飲まない方が無難です。
賞味期限
ペットボトルのお茶の場合賞味期限は9か月間~1年です。
これは未開封の場合です。
家庭で作ったお茶の場合は、5日くらいが限度です。
緑の線は、煮出したお茶で、やかんごと水を張った桶に入れて冷やしたもの。
赤の線は、市販のペットボトルの水にお茶の水出し用パックを入れてその後冷やしたもの。
青の線は、煮出したお茶を常温で粗熱を取って、その後冷蔵庫に入れたもの。
上の実験から5日くらいなら安全です。
6日だと条件次第で心配になりますね。
家庭で作った麦茶を最も長く安全に日持ちさせる方法を調べました。
消費期限
お茶の消費期限は、賞味期限と同じと考えていいようです。
家庭で作ったお茶の場合は、5日くらいで飲み切りましょう。
ペットボトルの場合は、賞味期限の1.3倍から1.5倍くらいは日持ちしますので、1年から1年半は飲めると言えます。
常温保存できるか
お茶は一度沸騰させているので、悪くなりにくいですが、常温保存だと一定時間以上経過すると雑菌が増えてしまいます。
ある程度以上になると飲んだときお腹を壊してしまいます。
冷蔵保存をお勧めします。
冷蔵保存の場合
お茶は冷蔵保存することをお勧めします。
ペットボトルで未開封のお茶の場合は常温でも9か月~1年は悪くなりません。
それは、ペットボトル内の酸素を極力のぞいているからです。
冷凍保存の場合
お茶は冷凍保存可能です。
ただし、液体は冷凍すると体積が1.1倍になるためペットボトルのお茶の場合は、破裂しないように注意が必要です。
賞味期限を過ぎたらどうなるか
賞味期限切れの場合は問題なく飲むことが出来ます。
「賞味期限」と言う物はメーカーが保証するおいしく飲める期間です。
ペットボトルの場合は、賞味期限が切れてもそれほど気にしなくて大丈夫です。
賞味期限切れ後は風味が落ちる可能性がありますが、飲むことは可能です。
ただし、保存方法は表示の正しい方法で保存されている必要があります。
消費期限を過ぎたらどうなるか
お茶の消費期限が過ぎたものを飲むとお腹を壊すことがあります。
上記の消費期限を超えた時は、消費者が飲めるかどうか見たりして判断が必要です。
判断基準は以下です。
- 色が分かっていないか
- 臭いがしていないか
- 味がおかしくなっていないか
このように、見た目(視覚)、臭い(嗅覚)、味(味覚)で判断する必要があります。
おいしく食べるには
お茶をおいしく飲む方法は、適度に冷やすのが良いでしょう。
冷やしすぎるとあまり味がしませんし、熱すぎるとそれはそれで味がしません。
日本茶の場合、ホットで飲むなら70度くらいが適温です。
コールドで飲む場合は、5度~8度くらいがおいしいと言えます。
冷蔵庫だと少し冷たすぎるので、冷蔵庫のドアポケットくらいがちょうどいいと言えます。
まとめ
お茶の賞味期限は、ペットボトルの場合は9か月から1年くらいです。
家庭で作ったお茶の場合は、5日程度が賞味期限です。