インスタントコーヒーの賞味期限・消費期限・日持ちについて
手軽に本格的なコーヒーが楽しめるインスタントコーヒー。
どれくらい日持ちするのか考えたことがありますか?
開封する前と、開封した後で日持ち具合も変わります。
インスタントコーヒーは、コーヒー豆の抽出液を乾燥させて粉末状に加工したインスタント食品です。
先にコーヒーを作ってそれを乾燥させたものではありません。
コーヒーを先に作って、それを粉末化した方がコスト的には安いのです。
ところが、これでは味や香りが抜けやすく、嗜好品としての価値がなくなるのです。
賞味期限
インスタントコーヒーの賞味期限は、約3年です。
これは未開封の期間と言えますので、一度開封したら早めに飲み切るようにしましょう。
この「早めに」と言うのが曲者で、具体的に期間を定めていたり、知らせていたりするところはないようです。
目安としては、開封から1か月程度。
しかし、1か月で飲み切れるかどうかは意外と判断が難しいです。
例えばこのサイズのインスタントコーヒー。
容量は130gです。
コーヒー1杯で2g使いますので、コーヒー65杯分入っています。
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1日1杯以上飲まないと1か月で飲み切ることはできません。
商品によっては250gの商品もあるので、あまり大きなものを買うと、金額的にはお得ですが実際飲むときには味や香りが劣化している…と言うこともあり得ます。
ご自身の消費量も考えて購入した方が豊かなコーヒーライフが望めます。
消費期限
インスタントコーヒーには消費期限の設定はありません。
賞味期限と同じくらいの期間と考えるといいでしょう。
常温保存できるか
インスタントコーヒーは常温保存可能です。
ただし、粉状で保存するため湿気が多い場所での保管には向きません。
常温保存できるうえに、賞味期限も3年と長めなので、贈り物としても人気です。
冷蔵保存の場合
インスタントコーヒーは冷蔵庫での保管には向きません。
冷蔵庫で冷やして保管する分には粉に影響がありませんので問題ないのですが、冷蔵庫内は湿度が意外に高いです。
このため、冷蔵庫での保管は、インスタントコーヒーの粉が湿気で「だま」になってしまう可能性があります。
そのためあまり向いているとは言えません。
冷凍保存の場合
インスタントコーヒーは冷凍保存には向きません。
常温と冷凍庫内の温度の差は40度~50度程度あるため冷やされる過程でインスタントコーヒーの瓶内で結露などが起きてしまい、粉が「だま」になることがあり得ます。
賞味期限を過ぎたらどうなるか
賞味期限切れの場合は問題なく飲むことが出来ます。
「賞味期限」と言う物はメーカーが保証するおいしく飲める期間です。
賞味期限切れ後は風味が落ちる可能性がありますが、飲むことは可能です。
ただし、保存方法は表示の正しい方法で保存されている必要があります。
消費期限を過ぎたらどうなるか
インスタントコーヒーの消費期限を過ぎたらどうなるかですが、あまり変化がないようです。
風味や味は損なわれてしまいますが、飲んでも体に悪影響があることはありません。
湿気などを含むと粉にだまができてしまいますので、使いにくくなるだけでなく、その水分から劣化が起こり異臭を放つようになってきます。
おいしく飲むには
インスタントコーヒーを飲むには、フリーズドライ製法の商品を選びます。
インスタントコーヒーには大きく分けて3つの製法があります。
種類を選ぶ
スプレードライ製法
高温で乾燥させた筒状の製造機の内部に、高温のコーヒーを噴霧することで、素早く乾燥させる製法です。
粉は微粉状になります。
冷たい水や牛乳にも溶けるので便利な反面、製造工程の熱で味や風味が劣化します。
最近では、製法上の工夫で「風味が劣化する」と言い切れるほどの劣化は少なくなってきている。
例)
ネスカフェ エクセラ(ネスレ日本)
ブレンディー(AGF)
フリーズドライ法
コーヒー液をマイナス40℃以下で一度凍結させ、その後、細かく砕き真空状態にして水分を蒸発させる方法です。
粉のつぶは2〜3mm程度の大きさで角が尖った粗い粒状になります。
味や風味はスプレードライ製法より劣化が少ないけれど、手間がかかる分コストが高くなります。
例)
ネスカフェ プレジデント(ネスレ日本)
ネスカフェ 香味焙煎(ネスレ日本)
ネスカフェ ゴールドブレンド(ネスレ日本)
グランデージ(AGF)
マキシム(AGF)
ザ・ブレンド(UCC)
レギュラーソリュブルコーヒー
ネスレ日本が独自に言い始めたことですが、インスタントを超えたインスタントと言うことで、ソリュブルコーヒーと言うものが存在します。
コーヒー抽出液に微粉砕した焙煎コーヒー豆を混ぜることで香りと味を損なわない方法です。
粉砕した豆は最後まで溶けずにカップに残ります。
ネスレとしては、「飲み終わった後にクレッセント(三日月)が残るのは淹れたての香りとコーヒー本来の味わいが、カップの中に生きていた証」と言っています。
ネスレ日本のコーヒーが好きならこういう方法も・・・
適量を入れる
インスタントコーヒーにはラベルに適量が書かれています。
これは、メーカーが考え、十分な量実験をした結果一番おいしいと思われる量です。
独自の判断で量を決めてしまわず、ラベルに書かれた量を守ると一番おいしく飲めます。
お湯の温度に注意
インスタントコーヒーに適したお湯の温度は80度から90度くらいです。
沸騰したお湯は100度なので、少し冷ます必要があります。
一度カップにお湯を注いで、それをもう一つ違うカップにそそぐことで温度は約10度下がります。
温度計を使うのは面倒なので、一度カップにそそぎ、そのお湯を別のカップにそそぐことで適温のコーヒーになります。
一気にお湯を注ぐと粉が溶け残ることがありますので、最初に少しだけ注ぎ、粉を溶かした後にのばすようにお湯を追加するときれいに溶けます。
溶け残ると味にムラができてしまいます。
まとめ
インスタントコーヒーの賞味期限は約3年です。
これは常温で未開封の場合です。
開封後は1か月程度を目安に飲み切るようにしましょう。
インスタントコーヒーにはいろいろと種類がありますので、自分の好みを見つけ、適量の粉に、適温のお湯を適量注いで飲むことでおいしいコーヒーを楽しむことができます。