ナスの賞味期限・消費期限・日持ちについて
アクがあるので、水にさらしてから調理する必要があるナス。
皮に細かい切り目を入れると味がしみこみやすいです。
新鮮なナスの見分け方などもお知らせします。
ナスについて
新鮮なナスの見分け方
黒々としていて、光沢があるものが新鮮なナスです。
ヘタのトゲが鋭いものが新鮮なナスです。
ナスの保存方法
冷やしすぎると味が落ちてしまうのがナスです。
冷蔵庫に入れるときは、新聞紙に包みポリ袋に入れて野菜室に入れます。
ナスの旬
ナスの旬は、6月から9月です。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
ナスの栄養
ナスには、ナスニンが含まれています。
ナスニン ⇒ ポリフェノールの一種。
活性酸素の働きを抑制する効果があります。
高血圧や動脈硬化の予防効果も期待できます。
ナスの賞味期限
ナスの賞味期限:7日程度
ナスは夏野菜なので、常温で保存して賞味期限は長く保つことができるのではと考えがちです。
意外にも保存に適した温度が10℃くらいという目安があります。
冷蔵庫で保存する方法が一番賞味期限を長くする事ができます。
賞味期限を考えるなら、野菜室での保存がおすすめです。
ナスは生鮮食料品のため、流通過程にかかる時間によって家庭で保管できる期間が変わります。
また、「賞味期限」と言うのは、加工品に表示が義務付けられたもので、生鮮食料品には「賞味期限」「消費期限」がありません。
消費者が見て、まだ食べられる、もう食べられない、食べごろなどを判断します。
ナスの消費期限
ナスの消費期限:7日程度(賞味期限と同じ)
ナスの消費期限は、常温保存だと痛み易くなってしまうので、基本は冷暗所のおいておくか、もしくは冷蔵庫での保存になります。
それでも傷みやすい野菜のなるため、一本一本新聞紙でくるむなど、乾燥させないように気を配って保存する事が大切です。
それでも、冷蔵や常温の場合の消費期限は、7日程度と考えておきましょう。
ナスは生鮮食料品です。
賞味期限同様、消費期限も同様に表示義務はありません。
ここでは、食べごろの期間を紹介しています。
そのため、賞味期限は消費期限と同様とお考えてください。
ナスは常温保存できるか
ナスを常温保存する場合は、冷暗所や風通しのいい場所で保管が鉄則になります。
しかし、ナスの保存に適している温度が10℃くらいとなっているため、夏の暑い日や冬の気温の低いときなどは、あまり常温保存には向きません。
基本は冷蔵保存と考えておきましょう。
ナスの冷蔵保存の場合
ナスは基本、冷蔵庫の野菜室での保存が向いています。
保存する場合は、水分に触れないように新聞紙でひとつひとつくるんで保存すると、長くもつ事もあります。
日持ちを考えると、2~3日中には使い切ってしまう方がいいでしょう。
ナスの冷凍保存の場合
ナスは冷蔵保存などで保存する方法以外にも、水に浸してあく抜きをしておけば、冷凍保存する事もできます。
アク抜きをして冷凍しておけば、解凍せずにすぐに調理に利用する事ができるため、傷み易い野菜ほど、冷凍保存をする事で、日持ちさせる事ができます。
ナスが腐っているかの判断
ナスが腐っているかの判断は、茶色に変色してきているか、表面がシワシワなっていないかを見ます。
中に黒い種が増えてきても、まだ使用する事ができます。
ナスは腐ってくると、中から傷んでくるため、茶色のどろどろしたものが出てきたりしたら、使うのを辞めるようにしたほうが無難です。
ナスが腐っているかの判断として以下の3つのポイントがあります。
臭い
酸っぱいにおいがしている場合はアウトの可能性が高いです。
味
苦みやすっぱみがあるときは、お勧めできません。
見た目
割ったときに色が黒くなっていたら、劣化している証拠です。
ナスをおいしく食べるには
ナスを美味しく食べるコツは、やはり購入した後すぐに調理して食べてしまう事です。
また、新鮮なナスほどヘタの部分のとげが鋭くなっているので、購入するときにも、しっかり見極めて新鮮なナスを選ぶ事が大切です。
調理方法も、和食をはじめ中華や洋食にも使用してアレンジする事ができるので、様々な料理に利用して食べるのがおすすめです。
まとめ
ナスは焼きナスや味噌煮など、様々な味付けで、楽しむ事ができる食材です。
調理の仕方をアレンジする事で、食卓に何度上がっても飽きずに楽しむ事ができます。
購入したら長く置くのではなく、すぐに使う事ようにすると、美味しいまま食べきる事ができます。