パンの消費期限の条件とは?季節によって違うのか?
パンの消費期限って気になりませんか?
「いつまで食べられるのか?」もあるのですが、季節によって温度も違うので「同じなの!?」と考えたことはありませんか?
このページでは、パンを例にして消費期限と気温の関係についてお知らせします。
パンの消費期限
まずは、パンの消費期限を確認しておきましょう。
今回はこれです。
リョーユーパンの「やみつきチーズ」です。
購入日は、2019年3月14日で表示されている消費期限が2019年3月17日と書かれています。
製造は(おそらく)3月13日で、製造から4日後が消費期限となっています。
店頭に並んでから3日間。
季節によって消費期限が変わる問題
普通に考えたら、冬は0度近くなるでしょう。
夏は30度を超える日もあるでしょう。
同じ条件で3日なのでしょうか?
それとも、季節によって消費期限は変わっているのでしょうか?
その答えは、パンの包装に書かれていました。
ここです。
消費期限は、保存温度を設定して、消費期限を算出しているようです。
5月~10月は30℃。
11月~4月は25℃。
室内の温度で考えたら、ちょっと温度高めですかね。
つまり、条件を悪くしてテストした結果で消費期限は算出されているみたいです。
季節によって消費期限は変わっていないようですので、条件の悪い夏期(5月~10月)での結果をもとにしていると思われます。
保存料などは使われているのか?
最近のパン業界では、合成保存料などを使わない傾向があります。
ニーズにこたえた、時代の流れでしょう。
この商品の原材料を見てみます。
面白いのが、「原材料」と「添加物」に分かれています。
見やすいですね。
この中で日持ちさせる添加物としては、「酸化防止剤(V.E)」と「ビタミンC」と言えます。
「酸化防止剤(V.E)」とは、ビタミンEです。
なぜかこういう表示をするところが多いです。
実際に使われる物としては「トコフェロール」と言うものが使われます。
カタカナだと怪しげに見えるから不思議です。
トコフェノールは、種子などの油脂成分の不必要な酸化を防いでいるビタミンです。
ビタミンCは「L-アスコルビン酸」が使われることが多いです。
これまた怪しい感じですが、デンプンを加水分解して得られるブドウ糖が原料で、発酵させて作られます。
どちらも体に悪いものではないと言えますし、そんなに強いものではありません。
向いたリンゴの色が変わるのを防止するためレモン汁をかける的な感じでしょうか。
それで3日間も持つのだから大したものだと思います。
とりあえず、安心して食べてよさそうですね。