ブロッコリーの賞味期限・消費期限について
ブロッコリーとカリフラワー、子供の時は違いは色だけかと思っていませんでしたか?
実際は味が全く違います。
ブロッコリーとカリフラワーの共通点
どちらもアブラナ科のキャベツの仲間です。
また、ビタミンCも両方豊富ですが、ブロッコリーは茹でた時にビタミンCが壊れやすいです。
長時間の加熱は控えましょう。
そういった意味では電子レンジでの加熱の場合が最適です。
ビタミンCなど栄養素を壊しにくいとされています。
ブロッコリーはカリフラワーの50倍近くのβ-カロテンが含まれます。
先端の粒々の部分はつぼみですが、茎の方が栄養素を多く含んでいます。
捨てずに食べるようにしましょう。
賞味期限
生の状態での賞味期限は2日~3日と言えます。
保存は10度以下で保存することが好ましいです。
常温保存できるか
常温保存可能です。
お店でも常温で陳列しているお店が多いです。
ブロッコリーの粒々一つ一つが花なのですが、このつぼみが開いてきます。
色も緑色から黄色っぽくなってきて、つぼみが開いて来て味が落ちてしまいます。
冷蔵保存の場合
ブロッコリーを冷蔵庫で保存する際は注意が必要です。
ブロッコリーはエチレンガスを発します。
エチレンガスとは別名「成長促進ガス」です。
ブロッコリーをそのまま野菜室に他の野菜と一緒に入れてしまうと野菜を成長させてしまいます。
多くの野菜が食べごろになっています。
そのため成長を促進させるということは「腐る方向に進めてしまう」と言うことになってしまうのです。
正しいブロッコリーの保存方法は、濡れたキッチンペーパーで包んでラップで包み、野菜室に入れます。
そのほか、今では保存袋が売っていますのでそれに入れて保存すると驚くほど長持ちします。
冷蔵保存バッグ
冷凍保存の場合
冷凍保存の場合の賞味期限は1か月を超えます。
概ね3か月は持つといえます。
ただし、小房に切り分けた後、少し固めに茹でて(30秒程度でOK)氷水にさらし粗熱を取ったら冷凍庫に入れてください。
解凍するとき必要な分だけ解凍することができます。
解凍して使う場合は、必要な量だけとり出して熱湯で溶かすか、電子レンジでチンして使います。(30秒前後でOK)
ゆで時間が長すぎると解凍した時にやわらかくなり過ぎて食感が悪くなってしまいます。
そもそも冷凍野菜で買ってくると言う手があります。
ブロッコリーは冷凍した後解凍して食べても食感、栄養価がほぼ変わらない野菜です。
冷凍するのならば、最初から小分けして冷凍された物がありますのでそれを買うのも賢い選択肢と言えます。
使い勝手が良い冷凍ブロッコリー
賞味期限を過ぎたらどうなるか
賞味期限が過ぎたら段々黄色くなってきて色が抜けたようになってしまいます。
味にはそこまで影響がありませんが、料理にしたり、サラダにした際に見た目が劣ります。
おいしく食べるには
一番おいしく食べられるのはスーパーなどで購入して2日~3日で食べてしまうことです。
ブロッコリーは炒め物として油とも合いますし、スープにも合っています。
グラタンなどの様にクリームやチーズとも合います。
ただし、スープなどに入れる場合は食卓に出す直前に入れ触感が失われないようにした方がおいしく食べられます。
消費期限
ブロッコリーはあまり日持ちする食材ではありません。
そのため、常温保存の場合は数日で劣化します。
冷蔵庫での保存でも4日~5日で劣化します。
色が抜けたように黄色くなってきますし、干からびたようにクタッとしてきます。
消費期限は5日~1週間程度と言えます。
臭いや見た目で判断して下さい。
溶けたようになってきますので、ぬめりなどある場合は諦めましょう。
カビが生えてきている場合は論外です。
冷凍の場合は3か月を過ぎても食べることが出来ます。
ただし、家庭用の冷凍庫で冷凍した場合は冷凍状態がそれほど良い訳ではありませんので1か月程度で食べてしまうのが好ましいと言えます。
まとめ
ブロッコリーの賞味期限は、常温保存で2日~3日。
茹でたものを冷蔵庫に保存した場合、4日~5日。
この時濡れたキッチンペーパーで包んで、ラップで包んで保存します。
そうしないと他の野菜の劣化が早まってしまいます。
冷凍保存する際は、小分けして茹で、冷凍して保存します。
1か月~3か月程度は保存可能です。