ヤマブシタケ(山伏茸)の賞味期限・消費期限・日持ちについて
スーパーでたまにみかけるようになったヤマブシタケ(山伏茸)。
きのこらしからぬ姿をしていますが、すごいパワーを秘めていることが分かってきました。
ヤマブシタケ(山伏茸)の意外なパワーと味についてお知らせします。
ヤマブシタケ(山伏茸)は、見た目的には少し躊躇してしまいますが、チーズの様な味がしておいしいきのこです。
食べ方次第でおいしく食べられて、健康にもよい食品と言えます。
ヤマブシタケ(山伏茸)について
新鮮なヤマブシタケ(山伏茸)の見分け方
新鮮なヤマブシタケは白い色をしています。
劣化と共に黄褐色になってきます。
色で判断できます。
山で見つけても、ヤマブシタケと間違うような毒キノコはないので、比較的安心して取ることができます。
ヤマブシタケ(山伏茸)の保存方法
ヤマブシタケは冷蔵庫で保存してください。
袋のままだと場所を取るので、石附(いしづき)部分を切り取って小分けにして冷凍する方法もあります。
ヤマブシタケ(山伏茸)の旬
ヤマブシタケの旬は主に秋ですが、現在ではハウス栽培がおこなわれていて一年中流通しています。
ただし、日持ちしませんので、製造している工場から一定の距離にあるスーパーでしか手に入りません。
ヤマブシタケ(山伏茸)の栄養
ヘリセノン ・・・ 脳を活性化すると言う成分です。ヤマブシタケにしか入っていないと言います。
ヘリセノンは動物の学習能力や記憶力のネットワークに欠かせないもので、認知症に高い効果があるといわれています。
最近では健康食品として多く商品が流通しています。
β-D-グルカン ・・・ 癌に効果があると言われているきのこにアガリクスがありますが、アガリクスのβ-D-グルカンは1~2種類です。ヤマブシタケのβ-D-グルカンは5種類。そのため、ヤマブシタケはアガリクスを超えるきのこだと言われています。
その他、ヤマブシタケには免疫機能調整効果があることも分かってきています。
単に免疫力をあげるのではなく、低いものは上げ、高すぎるものは抑える働きがあるのです。
強力な抗酸化力を持っていることも分かってきました。
すべての病気の90%以上は活性酸素が引き起こすと言われていますが、ヤマブシダケの協力な抗酸化力は活性酸素を無害化します。
積極的に摂取したほうが良い食品だと言えます。
賞味期限
ヤマブシタケの賞味期限は、夏場で5日程度。
冬場では1週間から10日です。
どちらも冷蔵庫での保存となります。
消費期限
ヤマブシダケ(ヤマブシタケ)は生鮮食料品なので、賞味期限=消費期限となります。
常温保存できるか
ヤマブシダケは常温保存の場合それほど日持ちしません。
冷蔵庫で保存することをお勧めします。
冷蔵保存の場合
ヤマブシダケは冷蔵保存可能です。
冷蔵庫で夏場5日。冬場は1週間から10日日持ちします。
冷蔵する場合、袋のままだと場所を取るので、石附を取り、冷蔵することをお勧めします。
冷凍保存の場合
ヤマブシダケは冷凍保存可能です。
石附と呼ばれる下の茶色い部分を切り落とし、小分けにします。
その上で冷凍すれば約2か月日持ちします。
ヤマブシダケは水分に弱いので、洗わないことが注意点です。
きのこ類は冷凍することで、細胞壁が壊れ、解凍したときに甘みが増します。
賞味期限を過ぎたらどうなるか
ヤマブシダケは生鮮食料品のため、流通過程にかかる時間によって家庭で保管できる期間が変わります。
また、「賞味期限」と言うのは、加工品に表示が義務付けられたもので、生鮮食料品には「賞味期限」「消費期限」がありません。
消費者が見て、まだ食べられる、もう食べられない、食べごろなどを判断します。
消費期限を過ぎたらどうなるか
ヤマブシダケは消費期限を過ぎると黄褐色になり、その後黒くなってきます。
以下のようになってしまったら食べられないのでご注意ください。
見た目
黒くなってしまっている
しなびている
水分が出てしまっている
臭い
酸っぱいにおいがする
異臭がする
味
酸っぱい味がする
苦い
明らかにおかしい
おいしく食べるには
ヤマブシタケは癖もなく、どんな料理にも合います。
特に汁物に合うと言えます。
ヤマブシタケをグラタン皿に並べて、チーズをのせ、赤ワインを少し振りかけてオーブントースターで焼きます。
たったこれだけで、お酒の友になりますし、ご飯の友になります。
少し焼いただけで、色は茶色になってしまいますが、おいしさは変わりません。
まとめ
ヤマブシダケの賞味期限は、夏場で5日程度。
冬場では1週間から10日
冷凍したら約2か月日持ちします。