玉ねぎ(たまねぎ)の賞味期限・消費期限・日持ち・保存方法とは
玉ねぎ(たまねぎ)は、袋に入っていてまとめ買いするのであまりがちです。
正しい保存方法をしないと劣化を早めてしまいます。
玉ねぎの賞味期限・消費期限など日持ちと正しい保存方法をお知らせします。
玉ねぎについて
玉ねぎは、表面の皮を乾燥させておけば、数か月間日持ちする野菜です。
デンプンをほとんど含まず、本来甘いのだけれど、辛みがあるので玉ねぎを食べた時は辛いと感じます。
加熱で玉ねぎの辛みは抑えられるので、きつね色に炒めた玉ねぎやオニオンリングのように揚げた玉ねぎは甘く難じるようになります。
このとき、「強火で短時間」ではなく、「弱火で長時間」の方が甘みがでます。
強火だと焦げてしまうというのもあります。
かなり日持ちすることから、世界的に食べられている野菜の一つです。
大航海時代にも船上で日持ちする数少ない食品の一つでした。
世界中の軍隊食費もよく出てくる食材です。
そのため、世界中にたくさんの玉ねぎを使ったメニューのレシピが存在します。
人間に対しては、玉ねぎは完全に無害で、アレルギーなどの指定もありません。
サルも玉ねぎを好んで食べます。
しかし、ウサギ、犬、猫などの動物が食べる場合は、玉ねぎに含まれる有機硫黄化合物が血液中の赤血球を破壊する玉ねぎ中毒になる可能性があります。
動物に玉ねぎは与えないようにした方が良いでしょう。
玉ねぎの賞味期限
玉ねぎの賞味期限:6か月~1年間
—
玉ねぎは、かなり日持ちする食品です。
そのため、長期間美味しく食べることができます。
玉ねぎは、生鮮食料品なのでお店で買っても「賞味期限」や「消費期限」の表示はありません。
野菜などの生鮮食料品は、食べられる・食べられない、を消費者が見て判断するようになっています。
[colored_box color="green" corner="r"]
あわせて読みたい情報(それぞれ別窓で開きます)
[icon image="arrow2-r"]賞味期限とは
[icon image="arrow2-r"]消費期限とは
[icon image="arrow2-r"]賞味期限と消費期限の違いについて勘違いが多すぎる件
[/colored_box]
玉ねぎの消費期限
玉ねぎの消費期限:6か月~1年間
—
玉ねぎは、切らない間はかなり日持ちするので半年くらいは日持ちします。
ただし、切ると断面から劣化します。
玉ねぎは生鮮食料品なので「消費期限」の記載が袋などにもありません。
玉ねぎの保存方法
玉ねぎは常温保存できるか
玉ねぎは常温保存可能です。
—
表面の皮が乾燥している間は、長期保存できます。
玉ねぎは、基本常温保存です。
切っていない玉ねぎは、冷蔵庫に入れずに保管しましょう。
風通しの良い冷暗所に保管しましょう。
ネットに入っている場合は、良いのですが、袋に入っている場合は風通しが悪くなるので注意が必要です。
畑から採ってきた玉ねぎは、緑色の部分は切った方がおいしい状態で保管できます。
基本的に植物は成長するために、土の中から養分を吸い上げます。
我々が食べる部分は、土に埋もれている部分なので玉ねぎに含まれている栄養は緑色の葉の部分に移動していきます。
収穫したら切り落とした方が栄養素が多く残っています。
表面の皮は乾燥させないと劣化するため、日陰で干して乾燥させます。
玉ねぎの冷蔵保存
玉ねぎは冷蔵保存可能です。
—
カットした玉ねぎは、断面にラップを貼るなどして冷蔵庫(野菜室)で保管します。
時間経過とともに、切断面から茶色に変わっていき劣化します。
出来るだけ早めに使い切るのが良いでしょう。
3月~4月くらいに出てくる新玉ねぎは、カットしていなくても冷蔵庫での保管が必要です。
瑞々しいのが新玉ねぎの特徴で、瑞々しさを楽しむ食材ですので、その分劣化が早いです。
冷蔵庫で保管する場合は、新聞紙で包むなど水分対策をした方が日持ちします。
新玉ねぎと普通の玉ねぎの見分けがつかない場合は、茶色い皮の方が普通の玉ねぎで、表面が白っぽいとか、黄色っぽい玉ねぎが新玉ねぎです。
上の画像は、新玉ねぎの画像です。
玉ねぎの冷凍保存
玉ねぎは冷凍保存可能です。
—
玉ねぎは冷凍も可能です。
ただし、解凍後はやわらかくなります。
そのため、解凍したものをカットするなどは出来ないので、先にスライスしたり、カットしたりして冷凍したらいいでしょう。
使う料理が決まっている場合は、炒めた後などに冷凍することで、その後の料理の時間短縮になります。
1回分づつ小分けして保管すると便利です。
フリーザーバックなどを利用するといいでしょう。
玉ねぎをおいしく食べる方法
玉ねぎの料理で多くの方が誤解していることがあります。
きつね色になるまで炒めないと、玉ねぎの甘みは出ないと思っている誤解です。
多くの家庭料理では、きつね色になるまで炒めるのは、(実は)炒めすぎなのです。
ハンバーグにおいても、1分くらい炒めたら十分です。
肉を加熱する際に、弱火でじっくり焼き上げることで玉ねぎの甘みはしっかり出ますし、肉汁が逃げない分ハンバーグもおいしく食べることができます。
バーベキューや焼肉でも、強火で短時間に焼いてしまうと、玉ねぎの辛さが前に来て子供さんなど食べにくい野菜となってしまいます。
遠火にしてじっくり熱を加えると、焦げが無く甘い仕上がりになります。
この際は、食べやすいように輪切りがお勧めです。
まとめ
玉ねぎの賞味期限、賞味期限:6か月~1年間【常温保存】
玉ねぎの賞味期限、消費期限:6か月~1年間【常温保存】
—
風通しのいい、冷暗所に保管しましょう。
新玉ねぎも、冷蔵庫保管はおすすめしません。
[icon image="arrow2-r"] 新玉ねぎは日持ちしない・日持ちさせる保存方法と食べ方