蜂蜜(はちみつ)の賞味期限・消費期限・日持ちについて
近年、健康に良いと改めて見直しされている蜂蜜。
お料理にもお菓子作りにも、自然な甘みを出したい時にピッタリです。
今回は蜂蜜の保存の仕方について、色々とチェックしてみたいと思います。
自然な甘みだからと言う理由で、蜂蜜を離乳食に使おうとしている若いお母さんがおられます。
1歳以下の子供には蜂蜜は危険です。
[illust_bubble subhead="疑問" align="right" color="red" badge="gimon" illst="nayami-w2-l"]赤ちゃんに蜂蜜はダメなのね。[/illust_bubble]
[illust_bubble subhead="解決" align="left" color="green" badge="chumoku" illst="check-m2-l"]命の危険もあるほど危険です。絶対にあげないようにしてください。[/illust_bubble]
蜂蜜の賞味期限
蜂蜜の賞味期限:2~3年【常温】
蜂蜜は2~3年が最も風味が良いと言われています。
パンに塗ったり、生食したい場合は、2~3年で使い切りましょう。
風味を楽しみたい人は、大きな蜂蜜を購入するより、早く使い切れる小さな蜂蜜を購入する方がおススメです。
お料理に使う場合は、それほど賞味期限を気にする必要はありません。
蜂蜜の消費期限
蜂蜜の消費期限:特になし【常温】
蜂蜜は腐りにくいので、賞味期限が過ぎても食べられますが、時間と共に風味が落ちてしまいます。
美味しく食べたい人は、2~3年を目途に食べ切るようにしましょう。
蜂蜜は常温保存できるか
蜂蜜は常温保存可能です。
蜂蜜は開封前も、開封後も常温保存が一番適しています。
通常は、開封後は冷蔵保存する方が良い調味料や食品が多いですが、蜂蜜の場合は違います。
常温保存だと、蜂蜜が一番取り出しやすい液状にキープできます。
蜂蜜の冷蔵保存
蜂蜜は冷蔵保存可能です。
蜂蜜は14℃以下になると結晶化し安くなると言われています。
そのため、冷蔵保存をすると、蜂蜜が結晶化しやすいので保存場所としては良くありません。
蜂蜜の冷凍保存
蜂蜜は冷凍保存可能です。
蜂蜜を冷凍庫に入れたら凍ってしまいそうですが、一般家庭用の冷凍庫では蜂蜜は簡単に凍りません。
おまけに保たれている温度も低いことから、冷蔵保存のような結晶化の心配もありません。
ただし、冷凍したことによって水あめのようなねっとりした液状になってしまうため、出し入れは面倒になります。
サラサラした蜂蜜の状態をキープしたいのであれば、常温保存が一番おすすめです。
蜂蜜が腐っているかの判断
蜂蜜が腐っているかの判断として以下の3つのポイントがあります。
臭い
特にありません。
味
特にありません。
見た目
特にありません。
蜂蜜は結晶化することはあっても、腐ることはありません。
「賞味期限」切れの場合は問題なく食べることが出来ます。
「賞味期限」と言う物はメーカーが保証するおいしく食べられる期間です。
賞味期限切れ後は風味が落ちる可能性がありますが、食べることは可能です。
ただし、保存方法は表示の正しい方法で保存されている必要があります。
蜂蜜をおいしく
蜂蜜は、それ単体でもおいしいのですが、料理などに使うことでその本領を発揮します。
パンケーキなどの場合、そのおいしさをダイレクトに感じることができます。
蜂蜜のまとめ
蜂蜜の賞味期限:2~3年【常温】
蜂蜜の消費期限:特になし【常温】
蜂蜜は冷蔵庫に入れると結晶化しやすいのが最大の難点です。
結晶化さえなければ、蜂蜜は腐ったりすることがないので安心して長期保存できます。
通常、蜂蜜の風味は3年程度でなくなってしまいます。
風味が落ちた蜂蜜は生食ではなく、お料理なんかに入れて隠し味として使うのもおススメです。
蜂蜜を入れると、お料理に照りが出て、非常に美味しそうに見えます。
また、蜂蜜は中身が取り出しやすいように、常温保存しておくのが一番です。
冷蔵保存や冷凍保存をしてしまうと、中身が取り出しにくくなってしまうので気を付けましょう。