彼の家に挨拶に行ったとき手土産にシュークリームは非常識か

2018年12月18日

ネット上で彼の家へ挨拶に行ったときに彼女が手土産としてシュークリームを持って行ったエピソードが紹介されています。

事情としては、今度同棲を始める20代後半のカップルが、それぞれの親に挨拶に行くところの様です。

彼氏が彼女の家に挨拶に行ったときに手土産を持って行きます。

そこで選んだのがシュークリーム。

彼女のお母さんは大激怒。何が悪かったのでしょうか?

スポンサーリンク

話の要約

同棲を始めるカップルが、それぞれの親にも挨拶をしていた方が良いだろう、とそれぞれの家に挨拶に行くことにしました。

まずは、彼女の家に。

そのとき、彼氏が選んだお土産が「シュークリーム」。

彼氏のお母さんは大激怒。

「シュークリームみたいなランクの低いものを持ってくるなんて非常識」

と怒られてしまったと言います。

手土産にシュークリームは非常識か

 

彼女のお父さんも含め最終的にシュークリームには誰も手を付けない始末。

後々彼女は家で親と大喧嘩。

彼氏をかばって「私がおいしいシュークリームを持ってきてと言った」と言えば、それを真に受ける彼氏も彼氏だと更に火に油を注ぐ結果に・・・

 

何がいけなかったのでしょうか?

手土産にシュークリームは非常識なのでしょうか!?

 

手土産としてのシュークリーム

まずは、単純に手土産としてのシュークリームを考えてみます。

切ったりする手間もなく良さそうです。

 

シュークリームの日持ち

シュークリームは、カスタードクリームが使われています。

大手の生菓子メーカーの物でも消費期限は2日間です。

賞味期限と違って、消費期限なのでその期限までに食べきりましょう、と言う期限となります。

⇒ ヤマザキ「大きなシュークリーム」の賞味期限・消費期限について

 

通常のお店のシュークリームの場合、消費期限が製造したその日と言うこともあります。

もらったその日に食べきる必要があるので、生菓子は手土産としてはあまり適しているとは言えません。

数日日持ちするものの方が好まれます。

人気の手土産は日持ちするものが多い

食べ方の問題

シュークリームはかぶりついて食べることがほどんどです。

なんでもない女子会などならばまだいいのでしょうが、付き合っている異性の家への挨拶ですので、どれだけラフでもある程度かしこまるのが普通です。

その席で食べることを想定したら、同じ生菓子でもかぶりつくシュークリームより、ケーキのほうが好まれるかもしれません。

スポンサーリンク

 

喜ばれる手土産とは

切ったりするのは手間だったりしますので、小分けしてあるものが喜ばれます。

里帰りなどの場合は、地元のお菓子で十分でしょう。

 

ある程度かしこまった会への手土産は和菓子の方が良いかもしれません。

羊羹などは失敗が少ないと言えます。

とらやの羊羹

 

事の本質は実は洋菓子か、和菓子かなどの話ではないというのが、ネットの答えの様です。

 

問題の本質

まずは、彼女は何も感じていないようでしたが、「同性の挨拶」と言うのはなんでしょう?

結婚ではない。

けれど、一緒に暮らす。そんな時に挨拶などありません。

 

家庭によってはある意味ケンカを売りに来ているような訪問です。

何を持ってきても文句を言いたくなるのが当たり前と言えます。

単に彼氏が遊びに来た、と言うのならばシュークリームでも持って来ればこんなことにはならないのです。

 

彼氏が結婚の挨拶、もしくはすぐに結婚は出来ない理由があるのでその説明ための挨拶などの場合は、やはりそれなりの手土産が必要と言えます。

一般的にその家のお父さんに許しを請いに行きますので、お父さんが好きなお酒を娘である彼女に聞いて準備するとか、彼氏の地元のお勧めのお酒を準備するとか。

ただ、お酒の場合は結納などの時と同様に2本持っていく必要が出てきます。

2本を風呂敷で1つに縛るか、紐で縛って1つにするかで、熨斗を付けて・・・と少々重々しくなってきます。

お祝いの酒

彼氏も彼女もこのあたりのことをあまり意識せず、中途半端に挨拶に行こうとしたためトラブルになっています。

怒ったご両親も自分の娘にそういったことを伝えていなかったので、自分たちにも腹が立つはずです。

 

そう言った色々の怒りを彼氏のシュークリームにぶつけていると考えられます。

これが羊羹だったら回避できたとは考えにくいです。

この場合の、問題の本質は持ってきたものではなく、それぞれの意図と誠意だと思います。

スポンサーリンク

 

大事な娘を奪いに来るわけですので、それなりの誠意ある対応が求められていたと言えます。