氷の賞味期限・消費期限・日持ちについて
家庭用の冷凍庫でも作れる氷ですが、どれくらい持つのでしょうか?
そもそも氷に賞味期限や消費期限がるのか、調査しました。
そのほか、溶けやすい氷と、溶けにくい氷などもありますよね。
賞味期限
氷には賞味期限がありません。
農林水産省の指示で「加工食品品質表示法」では氷のように品質の変化が少ないものについては賞味期限を省略できます。
氷のほかにアイスクリームなども-18度以下で保存するものなので、賞味期限の表示は省略できます。
消費期限
氷には賞味期限同様に、消費期限はありません。
ただし、氷や水は臭いが移りやすい物です。
食べた時に臭いがあったら処分しましょう。
常温保存できるか
氷は常温保存できません。
冷蔵保存の場合
氷は冷蔵保存できません。
冷凍保存の場合
氷は冷凍庫保存です。
-18度以下で保存することをお勧めします。
おいしく食べるには
氷をおいしく食べるにはズバリ良い水を使うことです。
良い水を使うことでおいしい氷になります。
また、温度は-18度以下で保存する必要があります。
氷の中が白い理由
家庭で作った氷って中央が白いですよね。
喫茶店や居酒屋さんの氷は中央まで透明で少しくぼみがあります。
実はあの白部分は「不純物」なんです。
毒ではありませんが、雑味の部分なので無いならばないほうが良いのです。
一方、お店の氷は「製氷機」と言う氷を作る専門の機械で氷を作っています。
製氷皿が上下逆になっている状態で冷やした水を下から噴射して氷を作っていきます。
氷は通常純粋な部分から凍っていきます。
これは家庭用の冷凍庫でも同じです。
家庭用の場合は最後に雑味が残り、それが凍るので中央が白くなります。
業務用の製氷機
業務用の製氷機は水を常に入れ替えている状態なので、雑味の部分は捨ててしまいます。
だからきれいな氷になっているのです。
ちなみに、業務用の氷のくぼみは噴水の後です。
お店の氷がおいしい理由
氷がおいしい理由は水がおいしいからです。
お店の氷は雑味を捨てるのでおいしい氷ができるのです。
家庭で氷を作る場合は、水を冷凍庫に入れて30分から1時間ほど経過したころにまだ凍っていない部分の水を捨てて、新しく水を入れて凍らせることで十迷な氷ができます。
お店の氷が溶けにくい理由
お店の氷は解けにくく、家庭の氷は解けやすいという方がいます。
氷屋さんの氷はもっとも解けにくい、と言うのです。
これは半分あたりで半分外れと言えます。
家庭だろうがお店だろうが、氷は氷です。
実は条件は変わりません。
ただ、お店の氷は専用の氷ストッカで保管することが多く、溶けにくいようになっています。
氷屋さんの氷は凍った氷をさらに冷却して〆ています。
家庭の氷やお店の氷でも冷凍庫でさらに冷やすことで、氷屋さんの様な溶けにくい氷になります。
まとめ
氷には賞味期限や消費期限はありません。