焼きサンマの賞味期限・消費期限・日持ち・保存方法とは

秋ごろに旬を迎えるサンマですが、やっぱり塩焼きが最高です。

旬は8月くらいから11月くらいまでですが、サンマ自体は1年中で回っています。

サンマを焼いた後に、旦那さんが帰れなくなったなど、その日に食べないことがあります。

焼いたサンマの賞味期限・消費期限、日持ちについてお知らせします。

焼いたサンマの正しい保存方法についても併せてお知らせします。

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焼きサンマの賞味期限・消費期限

焼きサンマの賞味期限/消費期限:1日~2日間
焼きサンマの賞味期限

サンマの場合は、調理から寿命まで概ね5日以内なので、賞味期限(=美味しく食べられる期間)ではなく、消費期限(=安全に食べられる期間)が表示されています。

加工食品にのみ表示が義務付けられていますので、家庭で焼いたサンマには、賞味期限も消費期限もありません。

 

要するに、どれくらい日持ちするか、と言う話となります。

焼きサンマの賞味期限

大手スーパーなどでは、お惣菜の扱いになるので、焼きサンマは、消費期限1日と表示しているお店が多いようです。

ほとんどのお店は、余裕をもって消費期限を設定していますので、通常は1日~2日くらいと考えるのが妥当でしょう。

 

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焼きサンマの保存方法

焼きサンマの保存方法について、常温・冷蔵・冷凍についてお知らせします。

常温保存

焼きサンマは常温保存可能です。

焼きサンマを常温保存

サンマは、常温保存が基本です。

生のサンマは、生鮮食料品となるので、冷蔵保存ですが、焼いた後は、常温保存となります。

スーパーの売り場でも、焼きサンマは、常温で陳列されています。

常温保存の場合は、調理日当日まで位の日持ちだと考えた方が安全でしょう。

 

食べる際は、電子レンジでチンするだけで温かくでき、身が柔らかくなるのでおいしく食べられます。

このとき、加熱時間は、電子レンジのワット数に関係なく10秒~15秒くらいまでにしておく方がいいでしょう。

それ以上加熱すると、身や内臓内の水蒸気が破裂してしまい、食べにくくなるとともに、電子レンジ内が汚れてしまいます。

 

冷蔵保存

焼きサンマは冷蔵保存可能です。

調理した日に食べられない場合は、冷蔵庫の保存がいいでしょう。

ただし、冷蔵庫内はドアを閉じているとき、風が滞留しています。

この風で乾燥してしまわないように、ラップをして冷蔵庫で保管しましょう。

 

保存の際、レモンを振りかけておくことで、レモンのビタミンCで参加を最小限にすることができます。

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調理の翌日に食べる場合は、どうしても味が落ちてしまうので、事前に身をほぐしておき、骨と内臓を捨てることで劣化のスピードを緩めることができます。

このように保存すれば、2日~3日間日持ちします。

ほぐした身は、混ぜご飯にするなどのアイデアで使いましょう。

 

冷凍保存

焼きサンマは冷凍保存可能です。

焼いたサンマは、冷凍保存可能ですが、あまりお勧めしません。

冷凍するとその過程で細胞が崩れ、解凍後には身がぐずぐずになってしまいます。

 

どうしても冷凍する場合は、内臓を取って冷凍した方がいいでしょう。

身をほぐして冷凍しても日持ちします。

冷凍して場合、2週間~1か月くらいは日持ちします。

 

焼きサンマについて

サンマは、漢字で書くと「秋刀魚」となり、まさに秋が旬だと思われがちです。

ところが、サンマの本当の旬は、8月~9月ごろなので、どちらかと言うと、「夏の終わり」というころでしょうか。

 

毎年東京の目黒で行われる「秋刀魚祭り」も9月ごろに行われます。

秋刀魚祭りと賞味期限

 

焼きサンマの正しい下準備

塩サンマの場合は、すでに十分塩が染みているので、そのまま焼きます。

軽く洗って、キッチンペーパーで水分を取ってから焼きます。

 

内臓は食べる人と食べない人がいます。

食べる人のためには、そのまま焼いた方がいいでしょう。

サンマは内臓にウロコがたくさん入っています。

食べにくいこともあるので、事前に内臓を取って、水で洗った後、余計な水分をキッチンペーパーで拭き取ってから焼きます。

 

焼けていく過程で、皮が縮みます。

身が小さくなってしまうので、事前に3つ~5つくらい斜めに切り目を入れてから焼くと、これを防止できます。

サンマの焼き方

 

サンマの正しい焼き方

塩サンマは、水分量が少なくなっているので、比較的早く焼けます。

焼き始めたら目を離さないようにしましょう。

 

 

サンマが家庭で焼かれなくなってきた理由

最近、サンマが食べられる量が減ってきました。

これには、いくつかの理由が考えられます。

煙の問題

最近家庭では、サンマが焼かれなくなってきました。

その理由として、焼いた時の煙の問題です。

サンマを焼いたら煙がでる

一般家庭のキッチンでは、換気扇を回しても室内に煙と匂いが充満してしまいます。

煙が出にくいグリルなどもあります。

 

フライパンの問題

サンマが長すぎて、フライパンに入らないという理由もあります。

普通のフライパンでは、頭やしっぽが入らないので、うまく焼けないのです。

この時は、2つに切って焼くことでフライパンに納めて焼くことができます。

サンマを2つに切って焼く

スーパーなどで売られているサンマは、しっぽを取って焼いているものもあります。

これは電子レンジや、包装のパックに入らないことの対策です。

サンマのしっぽは落とす

 

食べる手間の問題

身をほぐすのが面倒と言う話もあります。

最近、ちゃんと魚の身を取って食べることができる人が減っています。

簡単に身がほぐせて、簡単に食べられないと人気がない傾向にあります。

サンマのみをほぐす

 

まとめ

焼きサンマの賞味期限、消費期限:1日~2日間【常温保存】

焼きサンマの賞味期限、消費期限:2日~3日間【冷蔵保存】

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冷蔵や冷凍には、ちょっとしたアイデアと手間が必要です。