米の賞味期限はいつまで?未開封と開封後では日持ちが違う?

お米は袋を見ると賞味期限も、消費期限も書かれていないことに気づきます。

では、永遠に食べることができるのかと言うと、それも違うようです。

1年前のお米のことを古米、2年前のお米のことを古々米と言うからには3年くらい食べられるのかと思ってしまいますが、実は全然違うのです。

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米の賞味期限

米には賞味期限が書かれていません。

米は農産物なので、「賞味期限」という概念がないのです。

お米の賞味期限

 

記載があるのは「精米年月日」。

お米の精米年月日表示

 

これは精米した年と日が書かれているもので、

ここからどれくらいは美味しく食べることができますということを示しています。

言うならば「賞味期限」です。

 

春~夏・・・1ヶ月間

冬~秋・・・2ヶ月間

 

※いずれも常温保存

 

農産物なので、冷蔵庫での保存が適しています。

「米びつ」もありますが、適した保存方法では無いのです。

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湿気を吸うと劣化しますので、乾燥剤を入れ、冷蔵庫内の水分が入らないようにタッパーのように蓋をして冷蔵するのが一番日持ちする方法と言えます。

 

袋を開封する前と開封後では賞味期限が違うのか?

多くの加工食品は包装されていて、開封前の状態は菌が入りにくい状態となっています。

一方開封後は菌に触れるので、劣化が早まるので早く食べる必要が出てきます。

 

お米の場合は、小さな穴が空いています。

これは袋を重ねたときなど、袋が破裂することを防止するものです。

元々空気に触れているので、開封前後では賞味期限に違いは出ません。

また、封入時に特別な環境で封入しているわけではないので、菌に触れないということもありません。

 

 

古米、古々米はどうして日持ちするのか?

古米(去年の米)、古々米(一昨年の米)は精米前の状態です。

上記の期限は、精米した後の期限です。

 

精米前ならば1年~3年日持ちします。

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