なぜ、米や野菜、肉には賞味期限が表示されていないのか!?
お米や野菜、肉、フルーツなど賞味期限が表示されていないのにお気づきでしょうか?
これは法律違反!?
実は、ここには明確な理由があったのです。
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原因は国にあった
元々「賞味期限」の表示は、「加工食品」に付ける義務があるものなのです。
担当は農林水産省です。
つまり、生鮮食料品は加工食品ではないので、賞味期限も、消費期限も表示する必要がないのです。
「まだ食べられる」「もう食べられない」と言う判断は消費者が自身の責任で行います。
消費期限
消費期限とは概ね5日以内に寿命が来る加工食品につけられる表示。
賞味期限
ある程度の日持ちが期待できる加工食品で正しい保存方法で保存したときに安全に食べられる期間。
これらはどちらも「加工品」です。
どこから賞味期限、消費期限の表示が必要か
さて、どこから賞味期限や消費期限の表示が必要なのかを考えてみました。
例えば、サラダが売られていたとします。
これは、加工品なので、当然賞味期限か、消費期限の表示が必要でしょう。
一般的に寿命は5日以内と思われますので、消費期限の表示が義務付けられています。
ところが、これらの材料となる、トマト、レタスなどの単体は生鮮食料品なので、消費期限の表示は必要ありません。
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違った例だと、キャベツと豚肉を組み合わせた「豚きゃべつ鍋」があったとします。
これは当然加工品です。
消費期限の表示義務があります。
消費期限の義務あり
ところが、これらの材料である豚肉やキャベツは生鮮食料品なので、消費義務はありません。
表示義務なし
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