【冷凍食品】ニチレイ、味の素、マルハニチロの冷凍チャーハンには明確な違いがあった
冷凍チャーハンと言えば、近年美味しくなってきたのは噂になっています。
でも、どこも一緒だと思いがちです。
冷凍チャーハン大手3社の違いをご紹介します。
冷凍チャーハン大手3社とは!?
冷凍チャーハンの大手3社とは、「ニチレイ」、「味の素」、「マルハニチロ」を言います。
その理由はこちらをご覧ください。
ニチレイ、味の素、マルハニチロ、の3社でほとんど100%を占めているのです。
上記の3社以外は、たった3.5%の中に数社がいて、全体としては無視してもいいくらいの量なのです。
こうなると、大手3社の人気の秘密が知りたくなります。
ニチレイの冷凍チャーハン
ニチレイの冷凍チャーハンと言えば、これです。
なんと、18年連続で売り上げ1位を維持していると言う快挙。
製造ラインに30億円かけたと言う話もあります。
ある意味、これを買っておけば間違いないと言えます。
ニチレイのチャーハンの秘密は「炒め」
ニチレイの冷凍チャーハンの製造工程では、3段階の炒め方をしています。
1段目の炒め方として、プロのチャーハンの作り方に習って、フライパンを温めたら、卵、ご飯を入れて、かき混ぜます。
これによって、ご飯の周りに卵がコーティングされて、パラパラになるといいます。
2段目の炒めは、熱風を使います。
250度以上の熱風を吹き付けて、余分な水分を飛ばすのです。
プロの作り方の「煽り」を再現しています。
これにより、チャーハンは、パラパラになり、香ばしく、風味豊かになると言います。
3段目にゴロゴロ焼豚を混ぜます。
最後の仕上げ炒めによって、焼豚がふっくらジューシーになるのです。
味付け
味付けがずるい!
チャーハン専用に作った焼き豚を使っているだけではなくて、その煮汁も入れています。
絶対おいしやつだ・・・
味の素の冷凍チャーハン
味の素のチャーハンと言えば、これです。
テレビCMでもバンバンやっているので、思い出したかも?
味の素のチャーハンの秘密は、「炒め方」と「味付け」です。
味の素のチャーハンの炒め方
お米は、なんと炊く前に油炒めしています。
その後、「特性釜」で直火炊きしています。
お米を、そのまま炊飯してしまうと、ネバつきが出てしまうと言います。
そのため一度、油で炒める事で、ご飯の1粒1粒を油でコーティングしているのです。
味の素のチャーハンの味付け
「味の素」と言えば、調味料。
チャーハンを味付けするのにも、味付けにこだわっています。
ご飯を炊くときに、中華スープを入れていると言います。
もう、美味しくないわけがない!
さらに、「焦がしニンニクのマー油」を使っています。
ラベルにもでかでかと書いちゃってるし!
「マー油(ゆ)」と言えば、熊本ラーメンなどに使われている油です。
ちなみに、マー油とは「馬油」と書きますが、馬は一切使われていません。
さらに、「こく味の成分」の調味料があります。
ホタテや魚醤に含まれるアミノ酸のおいしさの部分を粉末にしたもので、ハッピーターンの粉をイメージしたらいいみたい。
あんな美味しい粉を準備されたら、絶対おいしいじゃん!
マルハニチロの冷凍チャーハン
マルハニチロの冷凍チャーハンと言えばこれ。
ラベルを見たら、「ああ、これ!」と思い出します。
売り上げ3位だからと言って、劣っているわけではないのです。
マルハニチロのチャーハンの炒め方
マルハニチロの基本はどうかしている。
社員を中華の達人に弟子入りさせることから始まります(^^)
そして、中華の名店の「あおり炒め」を再現!
世界に一台しかない炒飯ロボットまでつくったそうです。
ちなみに、高級中華料理店「赤坂璃宮」に弟子入りしたらしいです。
プロが鍋にチャーハンを押し付けて炒めるところや、鍋の上で踊るように炒めるさまをロボットで再現したと言います。
マルハニチロの冷凍チャーハンの味付け
マルハニチロの冷凍チャーハンの味付けは、はちみつ・黒糖が隠し味。
オイスターベースのジューシーな焼豚。
想像しただけで美味しいやつです。
まとめ
冷凍チャーハンは、大手3社でほとんどシェアを独占しています。
それぞれのチャーハンは、どれか1つを選ぶのが惜しいほど美味しそうで、食べてみたらかなりおいしい!
1種類を買うのではなく、色々買ってみた方が良いみたい。
自分に合ったチャーハンを見つけることができます。
一昔前の冷凍食品と言うと、あんまりおいしくなかったけれど、最近の冷凍チャーハンは、ヘタなお店よりもおいしい!
しかも安い。
いくつか冷凍庫にストックしておくことをお勧めします。