きゃべつの賞味期限・消費期限・日持ちについて
春きゃべつと冬きゃべつでは特徴が違うんです。
調理方法次第で十分主役になる野菜です。
重さはずっしりと重く、加熱すると甘みが出ます。
春きゃべつはまきが甘い傾向があり、葉が柔らかいです。
きゃべつについて
新鮮なきゃべつの見分け方
新鮮なきゃべつの見分け方として、切り口が重要です。
切り口が瑞々しいものほど新鮮な証拠です。
外側の緑の葉の部分(外葉)にあつみがあるもの。
切り口が瑞々しいもの。
きゃべつの保存方法
なるべく空気が入らないようにして、ラップにくるむか、専用の保存袋に入れ、冷蔵庫に保管した方が日持ちします。
きゃべつの旬
きゃべつの旬は通年です。
それぞれの季節でそれぞれの良さがあります。
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
3月~6月は春きゃべつ。7月~8月は夏きゃべつ。11月~2月くらいが冬キャベツです。
きゃべつの栄養
ビタミンC ⇒ 外側の葉に多い
ビタミンU ⇒ 胃酸の分泌を抑え、粘膜の修復を助ける働きがあります
賞味期限
きゃべつの賞味期限は冬場で約2週間~1か月【冷蔵保存】
夏場で1週間~2週間【冷蔵保存】
消費期限
きゃべつの消費期限は、賞味期限と同じです。
生鮮食料品は、賞味期限と消費期限は同じ事がほとんどです。
常温保存できるか
きゃべつは常温保存可能です。
ただ、寿命が極端に短くなります。
きゃべつは千切りにすると、空気と接触する面積が多くなるので、劣化も早くなります。
保存の場合は、切らずに保存して、食べるときに切るようにしましょう。
きゃべつの千切りは水にさらすとしゃきしゃきになります。
これは、切ったところから細胞に水が入っているためであり、栄養素が破壊されます。
また、一部の栄養素はさらした水に溶け出してしまい、きゃべつの価値を下げる結果になります。
千切りにしても、水にはさらさないようにしましょう。
冷蔵保存の場合
きゃべつは冷蔵保存が最適です。
きゃべつを冷蔵保存する場合、芯を抜くのがお勧めです。
ナイフや包丁だと結構難しいので、専用の道具を持ってもいいでしょう。
冷凍保存の場合
きゃべつは冷凍することができます。
塊の状態でも、千切りの状態でも冷凍可能です。
解凍したときはシナシナになってしまいます。
炒め物などに使うといいでしょう。
賞味期限を過ぎたらどうなるか
きゃべつは生鮮食料品のため、流通過程にかかる時間によって家庭で保管できる期間が変わります。
また、「賞味期限」と言うのは、加工品に表示が義務付けられたもので、生鮮食料品には「賞味期限」「消費期限」がありません。
消費者が見て、まだ食べられる、もう食べられない、食べごろなどを判断します。
消費期限を過ぎたらどうなるか
きゃべつは消費期限が過ぎると黒くなり、溶けるようにして腐っていきます。
おいしく食べるには
きゃべつをおいしく食べるには、きゃべつの性質を意識ましょう。
冬キャベツは加熱すると甘くなるので、煮込み料理などに最適です。
春キャベツはしゃきしゃきの食感が最高です。
千切りなどに最適です。
まとめ
きゃべつの賞味期限は冬場で約2週間~1か月【冷蔵保存】
夏場で1週間~2週間【冷蔵保存】
冬きゃべつは、加熱すると甘くおいしく食べられます。
春キャベツはしゃきしゃき感を大事にして食べるとおいしく食べられます。