ぶどうの賞味期限・消費期限・日持ちについて
ぶどうは一般家庭でお馴染みの果物です。
ポリフェノールやアントシアニンを多く含み、健康にも良いとされています。
ぶどうは傷みやすいので、保存のポイントを守りましょう。
ぶどうについて
新鮮なぶどうの見分け方
新鮮なぶどうは色が濃くて、表面の皮にハリがあります。
枝の色がまだ緑色になっているものもおすすめです。
軽く持ち上げただけで、ぶどうの粒がポロポロと落ちてしまうものは要注意です。
ぶどうの保存方法
ぶどうは水に弱いので、野菜庫で保存する時には、水洗いをするのは避けましょう。
水につけてしまうと、ぶどうが傷みやすくなってしまいます。
ぶどうの旬
ぶどうの産地は山梨や長野が多く、基本的には8月~10月くらいまでが旬だと言われています。
ぶどうの栄養
ぶどうの主な栄養は以下です。
ぶどうにはぶどう糖が多く含まれ、疲労回復に効果があると言われています。
また、ぶどう糖は集中力を高めることにも役立ちます。
そして、ぶどうの皮には、ポリフェノールが多く含まれ、動脈硬化の予防に役立ちます。
アントシアニンは眼精疲労や視力回復にも良いとされています。
ぶどうの賞味期限
ぶどうの賞味期限:2~3日【常温】
ぶどうは粒を一つ一つ取って保存しようとすると、枝から抜いた時に皮に穴が開いてしまいます。
ぶどうは空いた穴から腐りやすくなりますので、粒を取る時にはハサミで枝先を切るようにしましょう。
ぶどうの皮に穴を空けないように保つことが大事です。
ぶどうは生鮮食料品のため、流通過程にかかる時間によって家庭で保管できる期間が変わります。
また、「賞味期限」と言うのは、加工品に表示が義務付けられたもので、生鮮食料品には「賞味期限」「消費期限」がありません。
消費者が見て、まだ食べられる、もう食べられない、食べごろなどを判断します。
ぶどうの消費期限
ぶどうの消費期限:5日【冷蔵】
ぶどうは冷蔵であれば5日くらい保つことができます。
しかしスーパーで購入した時点で、鮮度が落ちている場合は、もっと早いペースで悪くなります。
ぶどうはできるだけ食べる直前で購入するか、食べられない分は早めに冷凍するのもおすすめです。
ぶどうは生鮮食料品です。
賞味期限同様、消費期限も同様に表示義務はありません。
ここでは、食べごろの期間を紹介しています。
そのため、賞味期限は消費期限と同様とお考えてください。
ぶどうは常温保存できるか
ぶどうは常温保存可能です。
ぶどうは水に弱いので食べる直前まで洗わない状態で常温保存するのが理想的です。
ぶどうの冷蔵保存の場合
ぶどうは冷蔵保存可能です。
ぶどうは冷蔵保存であれば5日くらいは持ちますが、長期保存には向きません。
購入したら数日以内で食べ切ることは理想です。
ぶどうの冷凍保存の場合
ぶどうは冷凍保存可能です。
ぶどうを冷凍保存する場合、枝から粒を一つ一つ取って、ジップロックなどに保存しておくことをおススメします。
ぶどうを冷凍保存した場合はシャーベット感覚でシャリシャリ食べると美味しいです。
ぶどうが腐っているかの判断
ぶどうが腐っているかの判断として以下の3つのポイントがあります。
臭い
酸味が強くなります。
味
酸味が出てきます。
見た目
実がぶよぶよしてきます。
ぶどうは鮮度が落ちると粒が落ちやすくなり、汁気が出てくるのが特徴です。
レーズンもぶどうです。
ぶどうをおいしく食べるには
ぶどうは、食べごろがあります。
1粒2粒食べてみて、まだ浅いときは、しばらく常温で保存します。
常温保存することで追熟が進み甘くなります。
冷蔵庫に入れると日持ちしますが、追熟が止まります。
再び常温に戻しても追熟は進みません。
まとめ
ぶどうの賞味期限:2~3日【常温】
ぶどうの消費期限:5日【冷蔵】
ぶどうをしっかり保存したい時は、皮に穴を空けないことが大事になってきます。
傷みの原因になってしまいますので、皮に穴があいた場合は、すぐに食べてしまいましょう。
冷凍にするとシャーベットのようにデザート感覚で食べられるので、普通のぶどうの食べ方に飽きた人におすすめです。