ステーキの賞味期限・消費期限・日持ちについて
肉をただ焼くだけ、と思われがちなステーキですが、おいしく焼く特別な秘密があります。
その秘密と、焼いてしまったステーキの賞味期限(消費期限)についてお知らせします。
焼く前の牛肉の状態についても以下でお知らせしています。
ステーキは、焼きすぎるとパサパサになっておいしさが損なわれます。
だから、レアに焼くと今度は生肉で、もう少し焼いた方がいい、と言うことはよくあります。
ところが、ステーキを焼く職人は中心が赤く見えても火が通っている状態を作り出します。
つまり、蒸し焼きのような状態です。
柔らかい上に、牛肉のうまみは活性化している最高の状態が出来上がるのです。
ステーキの賞味期限
ステーキの賞味期限:半日
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焼いたステーキの賞味期限は約半日です。
冷めてしまった時点で随分おいしさが劣るので、冷める前に食べるのがお勧めです。
あわせて読みたい情報(それぞれ別窓で開きます)
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⇒ 消費期限とは
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焼く前の肉についてはこちら
ステーキの消費期限
ステーキの消費期限:4日~5日【冷蔵保存】
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焼いてしまったステーキは、冷蔵保存で4日~5日は日持ちします。
その際は、ラップをして乾燥を防止して冷蔵庫で保存するのがお勧めです。
冷蔵庫内は、意外なほど風が強いのです。
ラップをせずに冷蔵庫に入れてしまうと、この風で乾燥してしまいます。
ステーキは常温保存できるか
ステーキは常温保存可能です。
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ステーキは熱々なのが魅力の一つである料理方法です。
温かいうちに食べるようにしましょう。
ステーキは冷蔵保存できるか
ステーキは冷蔵保存可能です。
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焼いたステーキを保管する必要がある場合は、冷蔵庫に保管するのが良いでしょう。
その際は、ラップをかけるなどして乾燥しないようにしましょう。
また、食べる時は再加熱することをお勧めします。
ステーキは冷凍保存できるか
ステーキは冷凍保存可能です。
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ステーキは焼いてしまったとしても、冷凍可能です。
食べる時は、冷蔵庫で半日かけて解凍して、その後再加熱して食べるとおいしさが戻ります。
ただし、焼きたてには劣ります。
ステーキをおいしく食べる方法
ステーキをおいしく食べる方法として、一番重要なのは「焼き方」です。
単に鉄板、フライパンなどで焼くのではなく、ひと工夫することをお勧めします。
焼き方として、まずは強火で表面を焼きます。
表面を固めて、肉汁を逃がさないようにしたら、次は中火でじっくりと熱を入れていきます。
逃げ道を失った肉汁は肉の中で活性化してきます。
その状態で、ふたをして蒸すようにします。
そうすることで、肉の芯まで火が入ります。
アルミホイルで包んでいったん火からおろしてもいいくらいです。
10分から30分寝かせることで肉のたんぱく質はじっくりうまみに変わります。
こうしてできたステーキは、中心がまだ赤く一見生焼けのように見えます。
それでも、十分火は入っていて、肉のたんぱく質は十分うまみに変わっています。
それが本当においしいステーキなのです。
まとめ
ステーキの賞味期限:半日
ステーキの消費期限:4日~5日【冷蔵保存】
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ステーキは焼いたら、できるだけすぐに熱々のうちに食べるのが一番おいしいです。
どうしてもそれができないときに保存するようにしてください。
長期保存することが最初からわかっていたら、焼く前の生肉の状態で保存して、食べる時に焼くようにしましょう。