フランスパンの賞味期限・消費期限・日持ち・保存方法とは

2021年5月5日

フランスパンと言えば、本物と出会うのは日本国内では難しいです。

バゲットなど長いので、食べきるのに多少時間を必要とすることがあります。

どれくらい日持ちするのか、賞味期限・消費期限を知っておきましょう。

併せて、正しい保存方法もお知らせします。

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フランスパンについて

「フランスパン」と言う名のパンは存在しません。

日本にも色々な種類のパンがあるけれど「日本パン」と言うのがないのと同じです。

 

フランスパンとは、「小麦粉」、「塩」、「水」、「イースト」のみで作られるフランスのパリ発祥のパンの総称です。

フランスパンの中では、「バゲット」や「バタール」が有名です。

バタールは、細めの棒状パンです。

重さは、300gから400g前後くらい、長さ70cmから80cm前後です。

フランスパンで有名なのはバゲット

 

バタールは、バゲットとパリジャンの中間くらいのパンです。

重さ300g、長さ40cmから50cm前後くらいのパンです。

フランスパンのバタール

 

フランスのフランスパンは、表面がせんべいくらい固く、中はやわらかい。

生地に砂糖を使わないのでこの固さが出るのだと言えます。

また、卵、乳製品、油類などの副材料を使わないのも特徴で、パンに焼きあげるのにとても技術が必要です。

 

日本では、もちもちしたパンが好まれるので、本場フランスそのままのフランスパンはほとんどない。

一部、本格的なフランスパンを扱っているお店では、「ハードパン」と呼んでいます。

本場のフランスパンはハードパン

 

フランスパンの賞味期限

フランスパンの賞味期限:2日~3日間

日本のフランスパンは、常温保存で2日~3日程度日持ちします。

日本のパンは水分余裕率が高いので、それほど日持ちしません。


あわせて読みたい情報(それぞれ別窓で開きます)
⇒ 賞味期限とは
⇒ 消費期限とは
⇒ 賞味期限と消費期限の違いについて勘違いが多すぎる件


 

フランスパンの消費期限

フランスパンの消費期限:2日~3日間

パンの場合、製造から寿命まで5日未満なので、市販品に表示されるのは「消費期限」です。
フランスパンの消費期限

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開封後はできるだけ早く食べきるようにしましょう。

パンはクリーンルームで製造されていますので、包装内にも雑菌はほとんどありません。

開封後は、雑菌に触れるので記載されている消費期限よりも早く劣化することがあります。

 

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フランスパンの保存方法

フランスパンは常温保存できるか

フランスパンは常温保存可能です。

フランスパンは、常温保存が基本です。

出来るだけ雑菌に触れないように、心がけましょう。

買ってきたときの包装からできるだけ出さないようにするだけでも随分違います。

フランスパンの保存方法

 

フランスパンの冷蔵保存

フランスパンは冷蔵保存に適しません。

パンは保有水分量が多いので、カビやすい食品です。

特に、日本のパンは世界でも類を見ないほどもちもちしています。

その分、水分が多いことを示しています。

冷蔵庫に入れると水分が抜け、乾いてしまい、おいしさが半減してしまうのです。

 

フランスパンの冷凍保存

フランスパンは冷凍保存可能です。

フランスパンは冷凍可能です。

冷凍するとフランスパンの特徴である表面のカリカリが解凍時にやわらかくなってしまいますが、冷蔵するよりは冷凍した方が良い保存方法と言えます。

解凍時は、電子レンジで加熱後、トースターで表面を炙ることで焼き立て感が少し戻ります。

 

フランスパンをおいしく食べる方法

フランスパンは、表面のカリカリと内部のふわふわを楽しむパンです。

パンと食事を合わせて食べるのが最適だと言えます。

例えば、パスタを食べた後のソースをぬぐって食べたりするのに適しています。

 

そう言った意味で、チーズフォンデュや、オニオンスープあたりが最強だと言えます。

 

チーズフォンデュもオニオンスープも準備するのに手間がかかるので、手軽に済ませたい場合は、インスタントのカップスープも良いでしょう。

 

日本のフランスパンの場合は、柔らかいので、霧吹きなどで適度に水分を与えて、オーブントースターで焼くことでしっとりさと、焼き立て感が少し戻ります。

 

まとめ

フランスパンの賞味期限:2日~3日間【常温保存】

フランスパンの消費期限:2日~3日間【常温保存】

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