【今では貴重品】うなぎの蒲焼の賞味期限・消費期限・日持ち・保存方法とは
今となっては高級品となってしまっている「うなぎ」。
どれくらい日持ちするのか知っていないとダメにしてしまうかも・・・
無駄にしてしまう前に、うなぎの賞味期限を知っておきましょう。
また、最も適した保存方法についてもお知らせします。
うなぎの蒲焼の賞味期限・消費期限
うなぎの蒲焼の賞味期限/消費期限:2日~3日間
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うなぎの蒲焼は、調理から寿命まで5日以内なので、賞味期限(=美味しく食べられる期間)ではなく、消費期限(=安全に食べられる期間)となっています。
冷蔵庫での保存で2日~3日程度日持ちします。
真空パックで売られている物もあります。
真空パックされているもは、1週間~20日間程度日持ちするようです。
真空パックで冷凍の物もあるようで、冷凍してあると1か月~3か月間程度日持ちします。
早い段階で買っておけば、うなぎの蒲焼が高騰する土用の丑の日よりも早く、安く手に入れることができそうです。
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うなぎの蒲焼の保存方法
うなぎの蒲焼の保存方法について、常温・冷蔵・冷凍についてお知らせします。
うなぎの蒲焼の常温保存
うなぎの蒲焼は常温保存に向きません。
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お店でもうなぎの蒲焼は冷蔵して陳列されています。
常温保存していると、食中毒の原因となる菌が繁殖しやすい環境となってしまいます。
食中毒の原因菌は、35℃くらいがもっとも菌が増えやすく、爆発的に増えます。
増殖速度の速い腸炎ビブリオなどは、10分後に1回分裂して2倍に増えます。
1時間で約32倍、3時間経つと約1万倍になっている計算です。
うなぎの蒲焼の冷蔵保存
うなぎの蒲焼は冷蔵保存可能です。
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うなぎの蒲焼は冷蔵保存が最適です。
冷蔵の際は、パックに入っている場合はさらにビニールか、冷蔵バッグに入れて、冷蔵することで他への匂い移りが防止できます。
うなぎの蒲焼の冷凍保存
うなぎの蒲焼は冷凍保存可能です。
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長期保存が必要な場合は、冷蔵するのが良いでしょう。
ただし、お店で調理したものや、自宅で調理したものは、家庭で冷凍するのはあまり適していません。
冷凍された状態で販売されているうなぎの蒲焼は、業務用の冷凍設備で急速冷凍しているので、おいしさもほどんど損なわれません。
一方で、家庭の冷凍庫で冷凍すると、ゆっくり凍っていくので、解凍前後で大きく差が出てしまいます。
解凍後は、歯ごたえも、風味も劣ってしまうのです。
解凍した時は、電子レンジで解凍した後、トースターで炙るか、フライパンで表面を焼き、タレを再びつけることで美味しさがよみがえります。
うなぎの蒲焼について
うなぎの蒲焼と言ったら、「土用の丑の日(どようのうしのひ)」です。
土用の丑の日は、春夏秋冬で各1回あるのですが、うなぎの蒲焼は、夏の土用の丑の日に食べられます。
丑の日なので、毎年日付は変わりますが、大体7月19日から7月30日くらいに収まります。
うなぎは稚魚が捕れなくなってしまったので、蒲焼も高級品になってしまいました。
シーズンを外しても、国産ウナギはスーパーで、1尾1500円~2000円くらいです。
土用の丑の日が近くなると、3000円くらいになっていることも・・・
通販の方が安いこともあります。
最近では、近畿大学などが有名ですが「なまずの蒲焼」を出しているところもあります。
実際に食べてみると、美味しいのは間違いありませんが、やっぱりうなぎとは違います。
サンマの蒲焼もありますが、これは風味から全く違います。
「まがい物」として食べるのではなく、それぞれの魚だと認識して食べるのが良いのだと思います。
まとめ
うなぎの蒲焼の賞味期限、消費期限:2日~3間【冷蔵保存】
うなぎの蒲焼の賞味期限、消費期限:1週間~20日間【冷蔵保存・真空パック】