【災害】台風などの災害の時コンビニおにぎりはどれくらい食べられるか判断基準
最近の台風や雨などで、お店が閉まってしまうようなケースが出来てきています。
もはや「災害」と言っても良いレベル。
どのくらいの期間食べられるのか知りたい時があるはずです。
コンビニで買ったおにぎりがどれくらい食べられるのか、調べました。
コンビニのおにぎりの消費期限の場所
コンビニのおにぎりの消費期限は、裏に書いてあることが多いです。
おにぎりの消費期限の期間
日付で「●月〇日△時」と細かく表示されていることが多いです。
通常、1日(24時間)後が消費期限になっているようです。
製造してから、お店に並ぶまでが長くて12時間としたら、そこから1日。
つまり、おにぎりを作ってから1日半後くらいまでに食べてね、と言うのが多いみたいです。
コンビニ各社は、各地域の工場で製造をしているため、若干の消費期限のずれがあるのでしょう。
ホームページで消費期限について書かれいている会社はありません。
そんな中、セブンイレブンだけは、2019年9月5日に6時間消費期限を延ばしたことを公表しています。
表にするとこんな感じ。
コンビニ | 消費期限 |
セブンイレブン | 1日半 |
ローソン | 1日 |
ファミリーマート | 1日 |
※地域によって若干違う可能性があります。
スーパーも調べてみましたが、やっぱりその日のうち(24時間)になっています。
大体ですが、冷蔵庫に入れておけば、消費期限を1日過ぎても食べられると思われます。
10℃以上の状態で保管した場合は、食中毒の原因となる菌が繁殖する可能性があるので、ご注意ください。
おにぎりの消費期限とは
そもそも、「消費期限」とは何なのでしょうか?
農林水産省のHPによれば、開封しないで、表示された保存方法で保存された状態で、安全に食べられる期間です。
これを1秒でも過ぎたら食べたら危険と言うわけではないことも覚えておきましょう。
ほとんどの食品で、20%~30%程度短く表示しています。
よくよく考えてみてください。
具材ごとに寿命は違います。
しかし、おにぎりの種類ごとに違う消費期限だと色々と面倒です。
そこで、「おにぎりは一様に1日」などお店ごとに統一しています。
いくらなど、生の魚卵などの場合、比較的早く寿命を迎えます。
ご注意ください。
注意と言えば、農林水産省のHPの「消費期限の定義」を見ても「開封しない状態で」、「表示された保存方法で保存された状態で」という条件が付いています。
一度開封してしまった場合は、表示の期限は無意味だと考えてください。
また、普通のおにぎりは、「直射日光を避け、高温多湿を避ける」など保存方法が書かれています。
外での作業のために、直射日光の下に置いてあったおにぎりも確実に寿命が短くなっています。
くれぐれもご注意ください。
「食べられるおにぎり」と「食べられないおにぎり」を見極める基準
コンビニおにぎりで、「食べられる状態」と「もうすでに食べられない状態(食べない方が良い状態)」を見極める基準は何でしょうか?
以下のような基準で判断することができます。
- 見た目
- 臭い
- 味
見た目
まずは、見た目です。
おにぎりなので、割ってみましょう。
特にご飯の部分が、糸を引いていたりしたら、もったいないですが諦めておきましょう。
臭い
見た目の次は、臭いです。
酸っぱい臭いがしたらNGです。
鼻にツンと来るほど酸っぱい場合は、もうその時点で捨てましょう。
具材によっては、酢が使われているなど、元々酸っぱい臭いがするものもあるので、なんでも捨てるのではなく、具材の性質も考慮しましょう。
味
見た目と臭いを確認したうえで、舌を付けるくらいから試してみて、変な味がしなかったら1口食べてみましょう。
舌先の場合、甘みは感じやすいのですが、すっぱみは感じにくいです。
一番わかるのは、1口目だと言えます。
むせるような場合は、既にもう駄目です。
かすかに酸っぱい場合は、「勝負」かもしれません。
「酸っぱいかも、酸っぱいかも」と思って食べると、酸っぱいような感じにもなるのです。
口に入れて食べられる場合は、大丈夫なことが多いです。
加熱しても食中毒は防げない
注意したいのは、食中毒の場合、加熱してもダメなのです。
よく「加熱したら大丈夫」とか独自の判断で、電子レンジ過熱をして食べる方がおられます。
食中毒の場合、黄色ブドウ球菌などの菌が繁殖するのです。
菌が一定量を超えると「エンテロトキシン」と言う毒素を出すようになります。
エンテロトキシンが着いてしまうと、100℃で30分間加熱しても毒素は無害化できないのです。
エンテロトキシン感染時の症状:激しい吐き気、嘔吐、下痢
発症までの時間:食後2~6時間(平均3時間で発症)