カマボコは賞味期限・消費期限は何日?
カマボコは、元々生の魚を日持ちさせるための保存食品でした。
だから、日持ちする物なのですが、包装や材料によって日持ち具合は変わってくるようです。
詳しくお知らせします。
カマボコの賞味期限・消費期限
「賞味期限」「消費期限」は似た言葉ですが、明確に違いがあります。
どちらもお店で売られているような加工食品に表示されているのですが、その違いは、食品衛生法や日本農林規格(JAS)法で定められています。
簡単に言うと以下のようになっています。
「賞味期限」=おいしく食べられる期限
「消費期限」=安全に食べられる期間
賞味期限とは、「袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この『年月日』まで、『安全に食べられる期限』のこと。」とされています。
お弁当やパン、お惣菜など概ね製造から寿命までが5日程度の食品に表示が義務付けられています。
消費期限とは、「袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この『年月日』まで、『品質が変わらずにおいしく食べられる期限』のこと。」とされています。
カップ麺やペットボトル、缶詰など日持ちする物に表示が義務付けられています。
⇒ 賞味期限とは
⇒ 消費期限とは
⇒ 賞味期限と消費期限の違い
カマボコは、調理から7日程度日持ちする食品なので、「賞味期限」が表示されています。
カマボコの賞味期限/消費期限
カマボコの賞味期限は、7日です。
実は、カマボコの場合、カマボコの材料や包装によって賞味期限が違っているようです。
簡易包装のフィルムに包まれているものは、7日間くらいです。
真空パックのカマボコだと賞味期限は30日くらいあります。
作りたてで極上材料のカマボコの場合、賞味期限が2日~3日のものもある様です。
開封後はどれくらい日持ちするのか
普通の加工食品に書かれた消費期限は、未開封の場合のものです。
開封してしまったら、包装に書かれた期限よりも前でも寿命を迎えてしまうことがあります。
カマボコの保存方法
カマボコの保存方法について、適した保存方法をお知らせします。
冷蔵保存
カマボコは冷蔵保存が最適です。
包装にも冷蔵保存と書かれている物が多いです。
常温保存の物の場合、日持ちが短い様です。
冷凍保存
カマボコで冷凍保存は意外に難しいです。
普通に冷凍したら、解凍時にスカスカになってしまうのです。
これは、冷凍時にカマボコ内の水分が凍ってしまい、解凍の時に流れ出すからなのです。
これを回避するには、急速冷凍するしかありません。
家庭用の冷凍庫で急速冷凍するには、出来るだけ薄く切って、アルミなどの冷凍板などの上に並べて冷凍することで早く冷凍できます。
カマボコは、冷凍させると約1か月くらい日持ちします。
年末年始は、お節料理でカマボコを使う関係でカマボコの値段が高騰します。
上手く冷凍することで、安いうちに購入して上手に冷凍することで日持ちさせることができますよね。
これらのことを知った上で、うまく活用して賢く調理してください。