【おいしいたまご料理】ラーメンにちょうどいい加熱具合のたまごを入れる方法
ラーメンにたまごを入れて食べたい時ってありませんか?
半熟煮たまごを入れることができたら最高なのでしょうが、手軽に作りってすぐに食べたいものです。
ラーメンを作って、たまごを割り入れても、いい具合には加熱されず、生たまごに近い状態だったりします。
白身にも黄身にもいい具合に火が入った状態でラーメンにたまごを入れられる方法を研究しました。
ラーメンにたまごを落とす前提条件
ラーメンにたまごを落とすとき、何でもいいのであれば、すでに煮た状態で販売されている煮たまごを準備したら間違いないでしょう。
それでは何でもありになってしまいます。
ここでは、「カップラーメンに入れるたまご」と限定したいと思います。
しかも、簡単、早い、調理らしい調理をしない、という条件を追加したいと思います。
ラーメンに落とすたまごのジレンマ
カップラーメンにたまごを落とす場合、ラーメンが出来るまでに最大で3分間しかありません。
一方で、たまごは3分間で加熱しても火は入りません。
こちらの表をご覧ください。
表:たまごの白身と黄身への加熱時間と固まり具合
白身は加熱が始まって、3分経過したところからようやく固まってきます。
つまり、ラーメンを作るためにたまごを割り入れても、ラーメンが出来上がる時点では白身はほとんど白くなっていない状態と言うことです。
また、黄身に至っては、加熱から4分経過してからしか固まり始めないので、カップラーメンを作る3分では半熟になるどころか、固まり始めるのは、さらに1分後なのです。
ここで、時間を短縮する方法として、「電子レンジ」がありました。
電子レンジは、内部から加熱する特性があるため、ラーメンが作られている3分の途中で電子レンジに入れて内部から加熱することで、内部と外部の両方から加熱することで「良い具合」にする方法があります。
調理時間3分のラーメンのうち、2分経過したときに、電子レンジに入れて、1分加熱する方法を試みました。
そして、できたのがこれです。
まだまだ、白身への火の入り方が少ないです。
黄身もほとんど火が入っていない状態です。
ラーメンにたまごを入れる方法をとる限り、たまごを3分以上加熱することはできません。
仮に3分以上加熱する場合、ラーメンの方がのびてしまっておいしさが損なわれます。
おいしくないものは、作りたくない。
そこで、ラーメンとたまごを別々に調理する方法を取ります。
それでいて、調理器具は使わない。
さらに、簡単にできないといけません。
そこで、考えたのが、コップにたまごを入れて、電子レンジで加熱する方法です。
先に、湿らせたコップにたまごを割り入れます。
それを、電子レンジで600W40秒加熱します。
40秒加熱したらこんな感じです。
少し加熱が浅いので、10秒か、20秒か、再度電子レンジで加熱します。
注意点としては、10秒ずつ足していきます。
いきなり、20秒加熱するのではなく、10秒+10秒加熱と言うわけです。
そして、お湯を注いで3分経過したラーメンにイン!
たまごの火の入り方も十分です。
ラーメンの熱で少しだけ熱はさらに入って、固くなっていくのです。
自分の好みのタイミングで食べましょう。
こちらで加熱方法の詳細をお知らせしています。
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