いなりずしの賞味期限・消費期限・日持ちについて
買いすぎたり、作り過ぎた場合、どれくらい日持ちするのか気になるのがいなり寿司。
保存方法によって日持ちする期間が変わります。
知っておくと、いざというとき役に立ちそうです。
いなりずしの賞味期限
いなり寿司の賞味期限は、6時間程度【常温保存 夏場】
冬場だと1日程度日持ちします。
春や秋は半日程度といえます。
本来、賞味期限は、製造から5日以上日持ちするものに表示が必要なものです。
いなり寿司の場合は、概ね5日以内なので、「賞味期限」ではなく、「消費期限」が表示されています。
運動会の時期などは、朝作って冷蔵庫で保管し、お昼に食べるまでは常温保存することでぎりぎり持ちますが、食べきれなかったものを持ち帰ってから食べるのは危険です。
いなりずしの消費期限
いなり寿司は、賞味期限と消費期限が同じと考えてください。
いなり寿司の場合、概ね5日以内に寿命が来ます。
こういった食品に表示が必要なのは、「消費期限」です。
ただし、手作りの場合は、当然、賞味期限も、消費期限も記載がありません。
どの程度日持ちするのかの目安をご確認ください。
夏場だと半日くらい。
冬場だと1日程度。
春と秋は半日程度です。
いなりずしは常温保存できるか
いなり寿司は常温保存可能です。
ただし、外気温が10度程度以下ならばいいのですが、それ以上の場合は冷蔵保存をお勧めします。
常温保存の場合は、乾燥を防ぐために密閉できるタッパーなどに詰めるか、ラップをするなどして空気が入らない様にしてください。
外気温が20度を超えるような場合は、保冷剤を入れた発泡スチロールの中に入れ、ふたをするといいでしょう。
保冷バッグに入れて、保冷剤を入れてもOK。
春や秋の運動会の時は、このように保管することで安全に保管することができます。
いなりずしの冷蔵保存
いなり寿司は冷蔵保温が最適です。
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ただし、ご飯のでんぷんは、0度~4度の範囲で劣化が特にひどいです。
水分が抜け、パサパサになります。
そのため、野菜室で保管したほうがいいでしょう。
野菜室の温度は7度~10度くらい。
いなり寿司の保管に適した温度10度に近い為です。
いなりずしの冷凍保存
いなり寿司は冷凍保存可能です。
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ごはんも冷凍が可能なように、いなり寿司も冷凍が可能です。
ご飯ものの場合、冷蔵するよりは、冷凍したほうがいいほどです。
冷凍する際は、後後の事を考えて1個1個ラップで包み、空気に触れない様にして冷凍します。
ラップした後、ジップロックなどの冷凍バッグに入れて冷凍したほうが汚れずに、後々便利です。
冷凍したいなり寿司は、食べるとき、1個づつ取り出して、電子レンジで温めて、常温で冷ましてから食べます。
お弁当に使う場合は、冷凍した状態を自然解凍しただけでは溶けるまでに時間もかかる上に、ご飯もパサパサになってしまいます。
電子レンジ解凍した後、常温保存で冷ましてからお弁当に入れるのがいいでしょう。
いなりずしが腐っているかの判断
賞味期限切れの場合は問題なく食べることが出来ます。
「賞味期限」と言う物はメーカーが保証するおいしく食べられる期間です。
賞味期限切れ後は風味が落ちる可能性がありますが、食べることは可能です。
ただし、保存方法は表示の正しい方法で保存されている必要があります。
いなり寿司の場合、まずいなりの揚げの部分が悪くなってきます。
黒ずんできますので、見た目にはわかりやすいといえます。
においも酸っぱくなるので分かりやすいのですが、いなり寿司は元々酢飯を使っているので若干は酸っぱいにおいがします。
酢飯に慣れていないと、においで判断するのは難しいかもしれません。
いなり寿司は劣化してくると、酸っぱくなりますが、こちらも酢飯なので元々少し酸っぱいです。
程度があると思いますので、食べてみて味がおかしいと思ったら食べるのは控えましょう。
いなりずしをおいしく
いなり寿司をおいしく食べるために、紅しょうがを入れたり、添えたりする方法があります。
実は、これにはいなり寿司の保存にも関係しています。
いなり寿司は、酢飯が使われているので、ある程度の殺菌効果があり、日持ちするようになっています。
ただし、油揚げに水分が多いので、雑菌が繁殖しやすい状態です。
特に手作りの場合は、造るときに触った手の雑菌が付いているので、菌が繁殖しないようにする必要があります。
菌が繁殖しない温度として、10度以下といいう目安があります。
10度を超えると菌が繁殖しやすいので、お弁当などに入れる場合は温度管理が重要です。
生姜を入れることで、殺菌効果が高くなるので日持ちしやすくなります。
また、味にアクセントがついて、たくさんいなり寿司が食べられるでしょう。
いなりずしのまとめ
いなり寿司の賞味期限、消費期限は同じで、6時間程度【常温保存 夏場】。
冬場の常温保存では、1日程度。
春と秋は半日程度です。
冷蔵庫での保存も可能ですが、保存する場合は、冷凍のほうが適しています。
10度以下に保管することで日持ちがよくなります。
紅しょうがを入れることで、紅しょうがの殺菌力でより長く日持ちします。