にごり酒の賞味期限・消費期限・日持ちについて
にごり酒って見た目にもなんとなく普通のお酒よりおいしそうに感じるんですよね^^
保存期間が長いと熟成するような気がするので、保管したままになることも・・・
にごり酒の賞味期限や消費期限、どれくらい日持ちするのか調べました。
にごり酒には賞味期限がない!
日本酒には「生酒」「にごり酒」などいくつか種類がありますが、総じて日本酒には賞味期限がないのです。
では、一生日本酒は飲めるのか!?
当然そんなわけはありません。
つまりどういうことかお知らせします。
賞味期限
にごり酒を含む酒には賞味期限の記載義務がありません。
アルコールには金などが繁殖しにくいので、賞味期限の表示義務を免除されていると言う訳です。
日本酒に限りませんが、十分長期間食べたり飲んだりできる食品の場合、賞味期限や消費期限の表示義務が免除されます。
日本酒に記載されているのは、いつ製品になったかと言う日です。
新鮮さを売りにしているお酒などは、メーカーが自主的に賞味期限を表示していることがありますが、それが全てではありません。
表示されている場合の賞味期限も、実はかなりあいまいです。
仕込みをしたのが1年前だったとしても、10年前だったとしても、瓶に詰めたのが今日だったら、賞味期限は今日を元に算出された日が記載されます。
概ね、にごり酒の賞味期限の目安はこちらです。
製造年月+6~7か月【冷蔵保存】
賞味期限が1年前のお酒と今日のお酒は同じお酒!?
お酒は製造にとても時間と手間暇がかかります。
大手メーカーなどの場合は除いて、小さな醸造メーカーでは樽が一つだったりします。
瓶に詰めた日が賞味期限の算出日なので、今日を元に算出されたものと、1年前になっているものが同じタイミングで醸造されたお酒である可能性があるのです。
表示されている賞味期限が新しいならば中身が新しいとは限らないのです。
消費期限
通常消費期限は製造から5日以内に劣化して食べたり飲んだりできなくなるものに表示義務があるものです。
日本酒は明らかに5日以上日持ちしますので、にごり酒に消費期限は設定がありません。
常温保存できるか
にごり酒は常温保存可能です。
ただし、酒は高温を嫌います。
長期保存したい場合は、冷暗所で保管するのが良いと言えます。
直射日光を避け、5度~6度で保管するのがより良いです。
最低でも15度以下で保管してください。
冷蔵保存の場合
にごり酒は冷蔵庫で保管するのが最適です。
にごり酒の保管では、5度~6度くらいでの保管が最適です。
これは、冷蔵庫の冷蔵室の温度帯と合致しています。
直射日光に当たると参加することがあるので、日の当たらない冷蔵庫は最適と言えます。
冷凍保存の場合
日本酒は冷凍保存が可能です。
可能なのですが、あまりお勧めはできません。
にごり酒を冷凍すると、シャーベット状になります。
アルコール成分があるので、完全に固まることはありません。
このシャーベット状のにごり酒を解凍しても、冷凍前の状態には戻りません。
そして、解凍された後は味が劣化するのであまりおいしくありません。
賞味期限を過ぎたらどうなるか
賞味期限切れの場合は問題なく飲むことが出来ます。
「賞味期限」と言う物はメーカーが保証するおいしく食べられる期間です。
賞味期限切れ後は風味が落ちる可能性がありますが、飲むことは可能です。
ただし、保存方法は表示の正しい方法で保存されている必要があります。
消費期限を過ぎたらどうなるか
にごり酒には消費期限がありません。
おいしく飲むには
にごり酒をおいしく飲むには、やっぱり冷が良いでしょう。
日本酒の味は常に変化しています。
生の状態の場合は、常に味が状態によって変わります。
火入れをして熱殺菌処理をしたら日持ちしますが、生の時よりは味が変わります。
冷暗所で正しく保管して、適温(5度~6度)で保管したものを飲むのが一番おいしいの味方と言えます。
あとは、にごり酒に合う酒の肴を選ぶといいでしょう。
まとめ
にごり酒には、賞味期限がありません。
メーカーが独自に表示していることがあります。
5度~6度くらいでの保管が最適です。