パプリカの賞味期限・消費期限・日持ちについて
常に冷蔵庫に入っているピーマンと違って、狙って買ってくるのがパプリカではないでしょうか。
ピーマンのように袋詰めされて販売されることは少ないのですが、パプリカの場合は使わなかった場合残ってしまうのはないでしょうか?
パプリカの賞味期限ってどれくらいでしょう?
どのくらい保存できるのかも含め、調べてみました。
ご存知でしたか?
パプリカはトウガラシの仲間です。
ただ、カプサイシンは含まれていませんので「パプリカダイエット」は無理そうです。
パプリカはトウガラシの仲間
ちなみに、パプリカはピーマンよりも栄養価が高く甘いです。
賞味期限
パプリカの賞味期限は1週間程度です。
ただし、パプリカは生鮮食料品です。
「賞味期限」と言うのは加工食品に表示が義務付けられたものです。
そのため、パプリカには賞味期限の表示がないのです。
ここでお知らせした、賞味期限1週間とはスーパーで買ってきてからの目安の期間です。
消費期限
消費期限は概ね1か月程度です。
ただし、こちらもパプリカは生鮮食料品なので国やJA、農家の人などが設定したものなどではなく、大体の目安です。
生鮮食料品の消費期限表示の義務はありません。
常温保存できるか
パプリカは常温保存可能です。
パプリカの保存の適温は、10度~14度とされています。
そのため、常温保存は可能ですが少し温度が低めのところに保存するのが良いでしょう。
パプリカは水分があると傷みやすい野菜です。
保管の際には、水分をふき取ってから保管してください。
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⇒ ピーマンとパプリカの違い
細切りにして乾燥させて保管する方法もあります。
天日干しして数日乾燥させます。
色の鮮やかさは劣りますが、通常よりも日持ちがします。
乾燥したものを粉にして販売されている商品もあるくらいです。
冷蔵保存の場合
パプリカは冷蔵庫保存可能です。
冷蔵庫の庫内温度は3度~5度くらいです。
パプリカの保存に適した温度は10度~14度くらいと言われていますので、冷蔵室ではなく野菜室に保管してください。
野菜室は8度~10度くらいですので、パプリカの保管に適した温度よりは少し温度が低めです。
そのため、野菜室の中でも端のほうで温度が下がりにくいところに置くようにしたらもっとも長く保存できると言えます。
保存の際は水分をふき取ってから保存するようにして下さい。
パプリカは悪くなったところから水分が出るので、接している他のパプリカまで悪くしてしまいます。
個別に分けて保管するとより長持ちします。
冷凍保存の場合
パプリカは冷凍保存可能です。
保管の際は、種を取ってから冷凍します。
水分はふき取り、フリーザーバッグに入れてから冷凍すると良いでしょう。
個別に入れられるフリーザーバッグが便利
解凍の際は自然解凍や冷蔵庫解凍などせず、凍ったまま調理しましょう。
解凍してから使うと旨味などが出てしまって味、栄養ともに劣化します。
冷凍したまま調理することを考えると、細切りなど使う予定の料理に合わせて切るとより良いと言えます。
冷凍した製品も売られていますし、ピザの具などとして冷凍されていることもあります。
賞味期限を過ぎたらどうなるか
パプリカには「賞味期限」はありませんが、食べごろを過ぎることはあります。
一定以上の期間保管していると、表面がしわしわになってきます。
さらに進むと水分が出てきてしまいます。
消費期限を過ぎたらどうなるか
パプリカは、1か月程度経過するとだんだんしおれてきます。
表面の光沢はどんどんなくなってきます。
黒ずんできたりしたら注意が必要です。
1か月もおいていたら栄養はかなり少なくなってしまっています。
傷んでくる際、ヘタから傷んでくるので鮮度をみる目安にするといいでしょう。
おいしく食べるには
新鮮なパプリカを選ぶことをお勧めします。
鮮やかな緑色のものを選び、表面のハリや光沢がいいものを選びましょう。
ヘタを見て変色していないもの、ヘタの断面が新しいものを選びましょう。
傷や痛みがないものを選ぶと長持ちします。
パプリカを使った料理
まとめ
パプリカの賞味期限は約1週間。
消費期限は約1か月。
保存の際は、冷蔵庫の野菜室で保存してください。
冷凍する際は、ヘタや種を取り、切った状態で冷凍してください。
使う際は、解凍せず凍ったまま加熱して料理に使うと味の劣化が少ないです。