引き出物の定番バウムクーヘンの賞味期限は?いつまで食べられるのか?
結婚式の引き出物、引菓子に定番のバウムクーヘン。
なぜ、引き出物に選ばれるかご存知ですか?
意外と食べ忘れていて、賞味期限が切れてしまっていた・・・と言う場合、どれくらいまでセーフなのかも調べました。
バウムクーヘンとは
バウムクーヘンとは、ドイツの伝統的なお菓子です。
ただし、ドイツではそれほどメジャーなお菓子ではなく、おそらく日本人の方がバウムクーヘンのことをよく知っていて、好きだろうと言うお菓子です。
作る上で特別なオーブンが必要なので、ドイツでもバウムクーヘンを探すには専門店しか置いていないと言うのが実情です。
日本においては、縞模様が樹の年輪を思わせることから、これから長い歴史を紡いでいく若い風にもピッタリと言う考え方から、引き出物にバウムクーヘンが人気と言うことです。
ちなみに、「バウムクーヘン」とは、ドイツ語で「バウム(樹)」+「クーヘン(ケーキ)」と言いう意味で、やはり樹を表しているのです。
バウムクーヘンの賞味期限
バウムクーヘンの賞味期限を調べてみるとあることに気づきます。
賞味期限が10日~2週間程度のものと、30日(1か月)程度あるものがあるのです。
どちらを見ても、原材料表を見る限り、防腐剤などは使っていないようです。
その差を調べていると気づきました。
賞味期限10日~2週間程度(自宅用)
賞味期限30日程度(ご贈答用)
具体的な違いは、包装です。
自分用の場合は、丸々1個の包装が多く、しっとりしているものが多いようです。
焼き菓子なのですが、触感が柔らかい様に焼き上げてあり案す。
有名なマダムブリュレなどは賞味期限が10日間とされています。
30日程度の方は小分けして包装されています。
カットされているものなどは、1つ1つ包装されています。
焼きもしっかり焼いているようです。
保有水分量が少ないほど、カビが付きにくく、腐りにくいのでしっかり焼いたら日持ちする、というわけです。
また、砂糖が多いほど、菌が繁殖しにくいので、そのあたりも考慮されていると思われます。
開封したバウムクーヘンはいつまで食べられるのか?(消費期限)
消費期限・・・と言っても、本来の消費期限とは意味が異なりますが、開封したバウムクーヘンってどれくらいまで食べられるのかは気になります。
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色々なバウムクーヘンメーカーのサイトなどを見ても「開封後は出来るだけ早くお召し上がりください」と言うテンプレート的な文章だけです。
その「出来るだけ早く」とは、5分のことを言うのか、1時間のことを言うのか、1週間、1か月のことを言うのか不明です。
調べてみたり、問い合わせしてみたりした結果、「条件によって違う」と言う事でした。
しかし、概ね数日以内、と言う割と具体的な答えが一部から出ました。
開封したら、2日~3日のうちに食べきってしまう、と言うのが良いようです。
バウムクーヘンの保存方法
バウムクーヘンにも正しい保存方法がありました。
バウムクーヘンの保存に最も適した温度と場所は18℃~24℃の冷暗所です。
この場合の「冷暗所」とは冷蔵庫の冷蔵室ではありません。
冷蔵庫は、庫内温度が2度~5度くらい。
野菜室でも8度~10度くらいで、バウムクーヘンには低すぎるのです。
戸棚やお菓子入れに保管していたらいい、と言うことです。
17℃以下では、バウムクーヘンの生地がしまり硬くなってしまいます。
逆に、25℃以上だと周りのフォンダン(砂糖衣)が溶け始めてしまいます。
冬場で気温が低い(17℃以下)時期は、バウムクーヘンを冷蔵庫で保存します。
食べる前の30分~1時間ほど室温(18℃~24℃の部屋)に置いておくと、本来低温では硬くパサついた感じの生地がしっとりとしてやわらかい状態に戻り、とても美味しく食べることができます。
焼き立てには勝てませんが、ふわふわです。
夏場など、室温が25℃以上になる場合は、バウムクーヘンには温度が高すぎます。
冷蔵庫で保存して、食べる30分~1時間ほど前に室温に置いておくと、フォンダン(砂糖衣)の「シャリシャリ感」と、しっとり&やわらかいバームクーヘンを楽しめる最高の状態となります。
また、夏場の時期はお勧めの食べ方があります。
バウムクーヘンを一口サイズにカットして、ラップで個別に密封し冷凍庫に入れて凍らせるのです。
サクサクとした食感になり、口に入れるとヒンヤリ、しっとりした味わいになります。
バームクーヘンは湿度にも弱いため、湿度が高い時期は特に保存に注意が必要です。
最近では、真空パックしてあるものもあるので、食べる直前まで封を切らなければ、常温でもかなりいい状態で保管できます。
封を切ってしまったら、上記のような保存方法で保管して食べるとおいしく食べることができます。