麻婆なす丼(お弁当)の賞味期限・消費期限について
スーパーで見かけた麻婆なす丼。
美味しそうなので買ってみました。
この麻婆なす丼はいつまで食べられるのか気になり、賞味期限と消費期限を調査しました。
他のお弁当にも読み替えて参考になると思います。
賞味期限の判定について
一口に麻婆なす丼と言っても原材料は結構たくさんあります。
この中で一番足が早いものが賞味期限を決める要素と言えます。
まずは、原材料を確認しました。
ご飯、揚げなす、豚肉、人参、植物油脂、ピーマン、醤油、ねぎ、砂糖、テンメンジャン、豆板醤、調合ごま油、オイスターソース、醸造酢、鶏ガラスープ、おろしにんにく、おろし生姜、増粘剤(加工デンプン)、カラメル色素、調味料、酒精、PH調整剤、酸化防止剤、乳化剤
パッと見、一番寿命が短そうなのは「油」です。
基本的にお弁当なので冷蔵保存はない状態での賞味期限となります。
賞味期限
写真の通り、製造が午前9時で、消費期限が午後9時となっています。
消費期限は調理から12時間と考えているようです。
当然、賞味期限はそれよりも前と言うことになります。
お弁当を食べるのはお昼であることを想定して作るでしょうから、賞味期限は3~4時間と言えます。
しかし、賞味期限×1.3~1.5くらいが賞味期限であるところが多いでの、これを考慮すると8~9時間と言えるかもしれません。
お弁当のふたのラベルから伺い知る限り賞味期限は特に定めないようですので、当サイトでは間を取って5時間としたいと思います。
お昼にお弁当を買って、食べることを想定してお昼の2時くらいまでがおいしく食べられる「賞味期限」と思います。
持ち帰り弁当最大手のほっともっとはもっと賞味期限を短く設定しています。
[icon image="arrow2-r"] 「ほっともっと「海鮮天丼」の賞味期限」
これは調理して温かいままの状態だからと言えます。
スーパーのお弁当は温めなおして食べることを想定して作っているので少し賞味期限が長いと考えていいでしょう。
常温保存できるか
スーパーのお弁当は基本常温保存です。
写真にもあるように「直射日光、高温多湿を避けて保存」とあります。
冷蔵保存の場合
冷蔵保存は保存状態をよくすると言えます。
購入後すぐに食べられない理由ができた場合、可能ならば冷蔵保存をお勧めします。
ただし、冷蔵庫で保管するとご飯が絶望的に美味しくなくなります。
翌日まで持ち越すならばもったいないですが廃棄した方が安全だと言えます。
なお、食べかけの場合は常温保存でも冷蔵保存でも廃棄をお勧めします。
口の中の菌が繁殖している可能性があります。
冷凍保存の場合
お弁当の冷凍はお勧めしません。
家庭用の冷凍庫の場合は、温度こそ-18℃ですが一度ドアを開けると温度が上がり、再び-18℃になるまでに長時間を要します。
5秒間ドアを開けていたら庫内は常温と同じというデータもあります。
そのため、「ゆっくり」冷凍されていくため細胞が破壊され解凍した際に味がガクッと落ちします。
なすは冷凍に向かないため麻婆なす丼は冷凍しないことをお勧めします。
消費期限を過ぎたらどうなるか
消費期限を過ぎてもお弁当は食べられます。
このスーパーの場合は、賞味期限ではなく、消費期限を表示しています。
消費期限までならば食べられるとお考えください。
ただし、「おいしく食べられる期間」である「賞味期限」はもっと短く、お昼の2時くらいまでと考えられます。
できるだけ早く食べることをお勧めします。
おいしく食べるには
おいしく食べるには、食べる前に電子レンジでチンして食べるのが一番でしょう。
最近では熱風オーブンなどもありますが、容器が熱風に対応していません。
お弁当全体が食べられなくなってしまいますので、電子レンジで1000Wで1分~2分程度加熱して食べましょう。
消費期限
消費期限は写真のようにお弁当のふたに記載されています。
製造から12時間後の夜9時となっています。
このスーパーでは麻婆なす丼は朝に1度しか作られませんので、よりおいしく食べたいと思ったら早い時間に行って買い、早い時間に食べるしかありません。
まとめ
麻婆なす丼の賞味期限はお店的には決めていない。
当サイトでは5時間としました。
朝9時に製造されるので、賞味期限は午後2時ごろ。
消費期限はお店指定の午後9時。製造から12時間後。