食品の期限表示には、「賞味期限」とか「消費期限」とががあります。
似ている言葉なので誤解が生まれやすいのです。
これらの違いは英語表記にすると分かりやすいと言います。
ここでお知らせします。
1995年(平成7年)に、国際規格との整合性をとって「製造年月日」表示から「期限」表示に変更されました。
2003年(平成15年)には、食品衛生法とJAS法の統一がされました。
要するに、「品質保持期限」を「賞味期限」に統一されました。
賞味期限とは、「おいしく食べることができる期限」のことです。
英語表示で表すと、「best-before」となります。
この期限を過ぎても、すぐに食べられないと言うわけではありません。
3か月を超えるものは、「年月」表示で表示するようになりました。
3か月以内のものは「年月日」で表示します。
スナック菓子やカップめん、缶詰などがこれに当てはまります。
消費期限の方は、「期限を過ぎたら食べないほうがよい期限」です。
英語表示だと、「use-by date」です。
消費期限は、「年月日」で表示することになっています。
お弁当や、サンドイッチ、生めんなどです。
目安として、製造から5日以内に劣化するような食品は、「消費期限」が表示されています。
5日よりも長く日持ちする食品には「賞味期限」が表示されます。