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豚肉の賞味期限・消費期限・日持ちについて

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豚肉の賞味期限ってどれくらいでしょう?
豚肉って冷蔵庫から発掘されますよね。

まだ食べられるのかどうか、判断基準を調べてみました。

豚肉は牛肉や魚に比べて安価なので比較的買いやすいです。
色々な料理法がありますので、買ってきた肉の形状も色々あります。

ブロックとミンチでは空気に接している面積が全然違います。
表面積が大きくなればなる程劣化しやすくなります。
賞味期限などは、形状別にお知らせしたいと思います。

 

賞味期限

豚肉の賞味期限は以下です。
【食べられる期間が長い】
ブロック(かたまり):3~4日


厚切り:3~4日


スライス:1~2日


ひき肉:当日~1日程度


【食べられる期間が短い】
ちなみに、「賞味期限」とは農水省が設定している加工品に対する表示義務です。
ハムやソーセージには表示義務があるのですが、単なる豚肉の場合賞味期限は表示されていない場合もあります
その場合は、消費者が食べられる、食べられないを判断すると言うことになります。

 

消費期限

一般的に肉の包みなどに日付が書かれているとしたら、「賞味期限」ではなく、「消費期限」だと思われます。
「この時までに食べきってくださいね」と言う日時です。

 

このサイトでは「賞味期限=消費期限」でお知らせしています。
その理由は、賞味期限(おいしく食べられる期間)は人によって異なるからです。

 

新鮮なものが好きな人がいれば、腐る寸前の物が熟成されておいしいと言う人もいるからです。
ここでは、賞味期限と同じ、

 

  • ブロック(かたまり):3~4日
  • 厚切り:3~4日
  • スライス:1~2日
  • ひき肉:当日~1日程度

 

として紹介させて頂きます。

 

「消費期限」とは農水省が設定する加工品のうち、保存が利かない食品についている表示です。
豚肉のブロックなどの場合、消費期限が表示されていない可能性があります。

[illust_bubble subhead=”疑問” align=”right” color=”red” badge=”gimon” illst=”nayami-w2-l”]豚肉ってもっと長持ちすると思っていたわ[/illust_bubble]

[illust_bubble subhead=”解決” align=”left” color=”green” badge=”chumoku” illst=”check-m2-l”]意外に日持ちしません。きちんと加熱することもお忘れなく。[/illust_bubble]

 

常温保存できるか

豚肉は常温保存には向きません。

 

元々豚肉には寄生虫や色々な菌がいます。
菌の種類のひとつ、発熱、嘔吐、下痢などの食中毒の原因、「サルモネラ菌」は以下の様に増殖します。

 

  • 0~8度:増殖しない(死滅はしない)
  • 8~15度:徐々に増殖する
  • 15~30度:かなり増殖する
  • 30~38度:激しく増殖する(人間の体温近く)

 

常温が20度~30度としたら、かなり菌が増殖してしまいます。
豚肉は常温保存に向きません。

 

冷蔵保存の場合

豚肉は冷蔵保存に向いています。

 

冷蔵庫は2度~5度くらいですので、豚肉の菌の繁殖を抑える温度帯での保存となります。
チルド室などに入れられればなお良いです。
「チルド」とは0度付近を言います。

 

冷凍保存の場合

豚肉は冷凍保存可能です。
冷凍すれば、1か月程度保存可能です。

水気をふき取って小分けにしてラップで包みフリーザーバッグに入れて冷凍すると良いです。
空気との接触をできるだけ減らした方が劣化は少ないです。

冷凍の際はできるだけ早く冷凍した方がいいので、下にアルミの板を引いておくと早く凍ります。

解凍の時はコツが必要です。
炒めたりする場合は、冷凍したまま加熱を始めるとうま味が逃げません。

 

徐々に解凍するとドリップと言う赤い血のような液体が出てしまいます。
これはうま味成分も含んでいるため明らかに味が劣化します。

 

冷凍のコツ

牛肉は冷凍の際、1回分ずつ小分けして、ラップで包んで冷凍します。

冷凍庫では、アルミの板の上に乗せると早く凍るので、味と質の劣化を最小限にすることができます。

 

賞味期限を過ぎたらどうなるか

賞味期限切れの場合は問題なく食べることが出来ます。
「賞味期限」と言う物はメーカーが保証するおいしく食べられる期間です。
賞味期限切れ後は風味が落ちる可能性がありますが、食べることは可能です。
ただし、保存方法は表示の正しい方法で保存されている必要があります。

 

消費期限を過ぎたらどうなるか

消費期限が過ぎると、だんだん萎れたようにしぼんでいきます。
またドリップと呼ばれる赤い血のような液体が出てきてしまいます。

 

色、臭いなどでまだ食べられるかどうか判断して下さい。
ただし、豚肉は少し黒ずんだ赤色でも悪くなっている訳ではありません。
逆に真っ赤な肉の場合、発色剤を使って赤く見せている可能性もあります。
糸を引いていたり、ぬるっとしていたらもうダメだと思っていいでしょう。

 

 

おいしく食べるには

豚肉は料理のレパートリーも多いです。

 

生姜焼き、豚汁、トンカツなどもありますし、最近では白菜と交互に挟んで鍋にする白菜鍋も市民権を得てきました。
できるだけ早く使いきってしまうのがおいしく食べるための条件と言えます。

 

まとめ

豚肉は加工して表面積が多いほど劣化が早くなる。

 

賞味期限と消費期限は同じ意味で取られて良い。
それぞれの期間は以下。

 

  • ブロック(かたまり):3~4日
  • 厚切り:3~4日
  • スライス:1~2日
  • ひき肉:当日~1日程度

 

 

 

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