なめこの賞味期限・消費期限・日持ちについて
なめこってどれくらい日持ちするんでしょう?
もともとねばねばしていますので、判断がつきにくいですよね。
その上袋には賞味期限が書かれていません。
このページでこの問題を解決します。
スーパーで売っているなめこは天然の(野生の)なめこと全く違います。
天然物は赤みが強く、風味も強いです。
栽培物はおがくずの養分で育つのでぬめりも弱く、味と香りが少なめです。
色も全く違います。
天然のなめことはこんな感じの色と形をしています。
天然のなめこ
スーパーのなめこ
賞味期限
スーパーでなめこを買って来たら賞味期限の記載がないことがほとんどです。
それは、なめこが野菜などと同じく生鮮食料品だからです。
加工食品には賞味期限の記載義務がありますが、生鮮食料品は消費者がその起源を見て判断します。
なめこもその一つ。
[illust_bubble subhead="疑問" align="right" color="red" badge="gimon" illst="nayami-w2-l"]スーパーのなめこと天然のなめこって見た目から全然違うのね[/illust_bubble]
[illust_bubble subhead="解決" align="left" color="green" badge="chumoku" illst="check-m2-l"]育成の環境から全然違うので、味も見た目も違ってしまいます。[/illust_bubble]
では、賞味期限とも言えるどれくらい日持ちするかなのですが、1週間程度です。
収穫して1週間~10日程度なので、流通に時間のかかるスーパーの場合3日程度しか無い場合もあります。
しかも日付が書いてないのでなめこの良し悪しは見て判断するようにしましょう。
消費期限
なめこには賞味期限がないとお知らせしましたが、同じ理由で消費期限もありません。
では、どのくらいで食べられなくなるか、と言うと賞味期限と同じく収穫後1週間から10日前後と言えます。
常温保存できるか
なめこは常温保存には向きません。
「そんなことを言っても育てる時は常温じゃん」と思われるかもしれません。
なめこの育成温度は14~16度で管理されています。
20度以上にはしません。
つまり、14度以上の時は成長しちゃうんです。
収穫後の成長=劣化ですので、常温は向かないんですね。
冷蔵保存の場合
なめこの保存方法として、冷蔵保存は適しています。
冷やすことで冬眠状態に近くしますので成長を抑えます。
その分長持ちするという訳です。
ただし、上記でお知らせした1週間~10日と言うのは冷蔵保存での期間です。
あくまで生鮮食料品なので長期保存には向きません。
冷凍保存の場合
なめこは冷凍保存可能です。
冷凍するとおよそ1か月間日持ちします。
ただし、風味が落ちることがあります。
買って来たら未開封のまま冷凍するか、冷凍バッグに移して冷凍します。
小分けして冷凍すると、必要な分だけ解凍して使えるので便利です。
なめこ汁をいつでも簡単に食べるためには「フリーズドライ」と言う方法があります。
お湯を注ぐだけで食べられるので、日常使いにも良いですし、防災食としても愛用されています。
賞味期限を過ぎたらどうなるか
賞味期限切れの場合は問題なく食べることが出来ます。
「賞味期限」と言う物はメーカーが保証するおいしく食べられる期間です。
賞味期限切れ後は風味が落ちる可能性がありますが、食べることは可能です。
ただし、保存方法は表示の正しい方法で保存されている必要があります。
なめこは元々生鮮食料品なので、これらのルールに縛られません。
消費期限を過ぎたらどうなるか
以下のような場合は、なめこが消費期限を向かえたと思って処分しましょう。
- 酸っぱい臭いがする
- なめこのぬめりが濁っている
- ぬめりが水っぽい
なめこは元々ぬめりがあるので、ぬめりで判断するのは難しいです。
おいしく食べるには
なめこはそのまま食べることはほとんどなく、料理に入れたりして食べることが多いです。
なめこの味噌汁
なめこ蕎麦
鍋
まとめ
なめこの賞味期限は1週間から10日。
消費期限も同じです。
生鮮食料品なので長持ちさせることよりも出来るだけ早く食べることを考えてください。