えだまめ(枝豆)の賞味期限・消費期限・日持ちについて
夏の野菜の代表的な1つ「枝豆」。
ビールとめちゃめちゃ合います。
枝豆自体はどれくらい日持ちするのでしょうか?
最適な保存方法は!?
調べてみました。
枝豆には糖分が含まれています。
収穫後時間経過と共にその糖分は分解されていきます。
それと言うのも、枝豆は成長過程の豆で、成長すると「大豆」になります。
生のままだと収穫後も枝豆は成長し続けています。
豆の中にある糖分は分解され成長に使われてしまうと言うのです。
一番おいしく食べるためには、収穫後できるだけ早く「ゆでる」こと。
そこで、成長が止まりうまみの理由である糖分が最大になります。
賞味期限
枝豆の賞味期限は3日程度です。
時間経過と共に枝豆の糖分が分解されていきますので、味が劣化し続けています。
手に入れたらできるだけ早い段階で茹でることをお勧めします。
消費期限
枝豆の消費期限は、賞味期限と同じと考えてください。
食べられるうちは食べますので、「賞味期限=消費期限」となります。
常温保存できるか
枝豆は常温保存は可能ですが、あまり適していません。
収穫したらすぐ、もしくはスーパーから買って帰ったらできるだけすぐ茹でましょう。
枝付きの場合は、枝付きのまま保管し、枝付きのまま茹でます。
枝や葉は基本的にそれぞれの栄養が実に行くものです。
葉や枝を残しておくことで、少しでも豆に栄養が行きおいしさをキープできると言えます。
冷蔵保存の場合
枝豆は冷蔵保存が適しています。
保存の際は葉や枝をつけたまま保存します。
茹でるときもそのままで、茹でた後、房を取り外します。
枝豆は収穫後も生きています。
呼吸しているので、冷蔵だと冷蔵期間中も劣化が進みやすいです。
栄養素を壊さないためには冷凍の方が優れています。
冷蔵の場合は、-5℃以下ならば冷凍と同様の効果が得られます。
ちなみに、茹でた後は冷水で冷ます方が枝豆が日持ちします。
茹でた後冷やさないと温度が高いままの時間が長くなります。
その分、劣化が早くなると言えます。
冷水で冷やすと水っぽくなると言う方もおられます。
その時は、ざるに上げて、うちわや扇風機で冷ますといいでしょう。
冷凍保存の場合
枝豆は冷凍も適しています。
冷凍した方が、冷蔵よりも栄養を壊さない分、優れています。
冷凍の際は先に茹でます。
少し硬めにゆでた後、キッチンペーパーなどで水気を吸い取り冷凍します。
冷凍すれば約1か月日持ちします。
賞味期限を過ぎたらどうなるか
生鮮食料品である枝豆には本来「賞味期限」はありません。
そのため、「賞味期限が過ぎたら」と言うのは当てはまりません。
消費期限を過ぎたらどうなるか
枝豆は消費期限が過ぎたら、以下のようになってしまいます。
その時は、食べるのを控えたほうが良いでしょう。
- 色が黒ずんでいる
- 糸を引いている
- 異臭がする
- カビが生えてしまっている
注意すべきは「色」です。
黒ずんだ枝豆は劣化して悪くなっている可能性があります。
似たもので「茶豆」は元々色が少し黒ずんでいます。
おいしく食べるには
枝豆をおいしく食べるためには、収穫後できるだけ早い段階で茹でることです。
枝豆内の糖分を減らすのを止めます。
茹でた後は出来るだけ早く冷まします。
まとめ
枝豆は出来るだけ早くゆでたほうがおいしく食べられる。
枝豆の賞味期限は3日程度。