えだまめ(枝豆)の賞味期限・消費期限・日持ちについて

2020年7月23日

 夏の野菜の代表的な1つ「枝豆」。

ビールとめちゃめちゃ合います。

枝豆自体はどれくらい日持ちするのでしょうか?

最適な保存方法は!?

調べてみました。

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枝豆には糖分が含まれています。

収穫後時間経過と共にその糖分は分解されていきます。

それと言うのも、枝豆は成長過程の豆で、成長すると「大豆」になります。

生のままだと収穫後も枝豆は成長し続けています。

豆の中にある糖分は分解され成長に使われてしまうと言うのです。

枝豆をおいしく食べる方法

一番おいしく食べるためには、収穫後できるだけ早く「ゆでる」こと。

そこで、成長が止まりうまみの理由である糖分が最大になります。

 

賞味期限

枝豆の賞味期限は3日程度です。

時間経過と共に枝豆の糖分が分解されていきますので、味が劣化し続けています。

手に入れたらできるだけ早い段階で茹でることをお勧めします。

枝豆の賞味期限

 

消費期限

枝豆の消費期限は、賞味期限と同じと考えてください。
食べられるうちは食べますので、「賞味期限=消費期限」となります。

⇒ 賞味期限と消費期限に勘違いが多すぎる件

 

枝豆の消費期限

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常温保存できるか

枝豆は常温保存は可能ですが、あまり適していません。

収穫したらすぐ、もしくはスーパーから買って帰ったらできるだけすぐ茹でましょう。

枝付きの場合は、枝付きのまま保管し、枝付きのまま茹でます。

 

枝や葉は基本的にそれぞれの栄養が実に行くものです。

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葉や枝を残しておくことで、少しでも豆に栄養が行きおいしさをキープできると言えます。
枝豆はビールと合う

 

冷蔵保存の場合

枝豆は冷蔵保存が適しています。

保存の際は葉や枝をつけたまま保存します。

茹でるときもそのままで、茹でた後、房を取り外します。

 

枝豆は収穫後も生きています。

呼吸しているので、冷蔵だと冷蔵期間中も劣化が進みやすいです。

栄養素を壊さないためには冷凍の方が優れています。

冷蔵の場合は、-5℃以下ならば冷凍と同様の効果が得られます。

 

ちなみに、茹でた後は冷水で冷ます方が枝豆が日持ちします。

茹でた後冷やさないと温度が高いままの時間が長くなります。

その分、劣化が早くなると言えます。

 

冷水で冷やすと水っぽくなると言う方もおられます。

その時は、ざるに上げて、うちわや扇風機で冷ますといいでしょう。

枝豆の日持ち

 

冷凍保存の場合

枝豆は冷凍も適しています。

冷凍した方が、冷蔵よりも栄養を壊さない分、優れています。

 

冷凍の際は先に茹でます。

少し硬めにゆでた後、キッチンペーパーなどで水気を吸い取り冷凍します。

 

冷凍すれば約1か月日持ちします。

 

賞味期限を過ぎたらどうなるか

生鮮食料品である枝豆には本来「賞味期限」はありません。
そのため、「賞味期限が過ぎたら」と言うのは当てはまりません。

 

消費期限を過ぎたらどうなるか

枝豆は消費期限が過ぎたら、以下のようになってしまいます。

その時は、食べるのを控えたほうが良いでしょう。

 

  • 色が黒ずんでいる
  • 糸を引いている
  • 異臭がする
  • カビが生えてしまっている

 

注意すべきは「色」です。

黒ずんだ枝豆は劣化して悪くなっている可能性があります。

似たもので「茶豆」は元々色が少し黒ずんでいます。

 

おいしく食べるには

枝豆をおいしく食べるためには、収穫後できるだけ早い段階で茹でることです。

枝豆内の糖分を減らすのを止めます。

茹でた後は出来るだけ早く冷まします。

 

まとめ

枝豆は出来るだけ早くゆでたほうがおいしく食べられる。

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枝豆の賞味期限は3日程度。