にんにく(大蒜)の賞味期限・消費期限・日持ちについて
様々な健康食品の材料になったり、そのものが健康食品になるほど「元気の素」と言うイメージがあるにんにく。
摂り方を間違えたら逆に身体を傷めるとご存知でしたか?
その内容についてと、どれくらい日持ちするのかもお知らせします。
にんにくは体にいいと言われていますが、何が良いのか取り上げられることはほとんどありません。
実は、にんにくは、においの成分「アリシン」が体にいいのです。
疲労回復効果があります。
また、「ビタミンB1」も含まれていて、これは糖質をエネルギーに変換します。
「アリシン」+「ビタミンB1」で「アリチアミン」ができ、食べ物を効率的にエネルギーに代えるのです。
ここが疲労回復に良いと言われる理由です。
にんにくは、栄養がかなり豊富なので食べすぎもまたよくありません。
生だと1日1片程度までにしておきましょう。
加熱して食べる場合は、1日2~3片くらいまでが良いでしょう。
にんにくを摂るときの注意点として、空腹時に食べるのを避けましょう。
胃が荒れてしまいます。
あとは、大量摂取は逆効果です。
なにごとも「ほどほど」があるものです。
賞味期限
にんにくの賞味期限は、常温保存で2週間から1か月程度。
冷蔵すると約1か月日持ちします。
すり下ろしたものやみじん切りのものは、作ったらその日のうちに使い切ってしまいましょう。
消費期限
にんにくの消費期限は、消費期限と同じと考えていいでしょう。
賞味期限とは、元々「加工食品」に表示義務が課せられたものです。
にんにくは生鮮食料品なので、決められた賞味期限、消費期限はありません。
消費者が見てまだ食べられるのかを判断することになります。
常温保存できるか
にんにくは常温保存可能です。
風通しのいいところに保管しましょう。
2週間~1か月程度日持ちします。
軒先につるしたり、籠に保管したりすると風通し欲保管できます。
冷蔵保存の場合
にんにくは冷蔵保存が適しています。
冷蔵室じゃなく、野菜室で保存すると温度的に適しています。
冷凍保存の場合
にんにくは、冷凍保存可能です。
皮をむいて、実だけの状態にして冷凍すると使うときに使いやすいです。
冷凍したら、約1年間日持ちします。
冷凍することで、目が出なくなるというメリットがあります。
賞味期限を過ぎたらどうなるか
にんにくは生鮮食料品なので、賞味期限は消費者が見て判断します。
賞味期限と言えば、「風味が良いとき」となりますので、それを過ぎたら風味が劣化してしまいます。
栄養素も劣化しますので、良い状態で保管して、早めに食べるのが基本と言えます。
消費期限を過ぎたらどうなるか
にんにくは、以下の様な状態になったら要注意です。
- にんにくのにおいがしなくなってしまった状態
- やわらか~くなってしまっている
- 糸を引いている
- 皮に黒いシミの様なものができている(カビです)
にんにくは比較的日持ちする野菜なので、上記をみて判断しましょう。
おいしく食べるには
にんにくは、生で食べるよりは、加熱して食べたほうが甘くなりおいしく食べられます。
夏にはいろいろな方法でにんにくを摂るようにすることで夏バテ防止が期待できます。
夏バテ防止や、疲労回復効果を狙って空腹時に大量に摂取するのはやめましょう。
胃が荒れるなど逆効果です。
手軽に疲労回復を狙るならば、サプリメントを利用するのが手軽です。
サプリメントはそのまま摂取することを想定して作られていますので、そのまま飲むことができます。
まとめ
にんにくは比較的日持ちします。
常温保存で2週間~1か月程度。
冷蔵保存で1か月程度。
冷凍すれば、1年程度。
空腹時に生で大量に摂ると胃を傷めるのでやめましょう。