正月にあまりがちのお餅の賞味期限・消費期限・日持ちについて
鏡餅を始めてとして、正月用のお餅ってあまりがちです。
焼き餅が好きな人は地道に焼いて食べていけばいいのですが、そうでない場合いつまでも余ります。
そのお餅どれくらい日持ちするのか!?
余ったお餅の対処法についてもお知らせします。
餅は日持ちするのか!?しないのか!?
昔から鏡餅は正月に飾ってあって、ずいぶん長い間常温で置かれているような気がします。
表面のカビだけ削り落としたら食べられていましたし、残った餅はあられにしたり、かなり日持ちした記憶もあります。
特に家庭で作った鏡餅は、餅同士触れている部分に大量のカビが生えていたりします。
カビたら食べられないと言う話もありますので、お餅は日持ちするのか、しないのか!?
鏡餅の謎
鏡餅には謎があります。
鏡餅大手の「サトウ食品」ですが、切り餅にはある賞味期限が、鏡餅には表示がありません。
越後製菓も同じなのです。
加工品で賞味期限の表示が省略できるのは、十分長期間日持ちするときです。
⇒ 賞味期限とは
これは、サトウ食品様に問い合わせ中です。
回答が届き次第更新したいと思います。
⇒ サトウ食品によると、真空パックした鏡餅の賞味期限は2年間とのこと。
しかし、通常1月に鏡開きをするので、翌年の4月と表示するようにしています、とのこと。
2016年9月から変更されたそうです。
真空パックされた餅の日持ち
真空パックされた餅は、賞味期限が約2年です。
空気から遮断されると随分日持ちします。
余った餅の食べ方
鏡餅、切り餅、共に年末年始で余りますよね。
これを何とか食べてしまいたい。
その方法をお知らせします。
⇒ 回答が来ました!
鏡餅は弊社「パリッとスリット」と同様の製品となりますが、昔から縁起物と されていることから、「鏡開き」を中心として早めに食べていただきたいという ことから、翌年の4月に統一させていただいております。 今年の9月生産から、個包装袋1個ずつにも賞味期限を印刷させていただきます。 ご理解を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。 今後ともサトウ製品を御愛食賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。
サトウの鏡モチは中に「パリッとスリット」が入っていると言うことですね。
通常この「パリッとスリット」の賞味期限は2年間みたいです。
ところが、鏡餅は正月に食べるものと言う考えから、翌年の4月に設定しているそうです。
2016年9月以降に製造分から、おもちを包装している袋1個1個に賞味期限を表示させるそうです。
きなこもち
焼き餅に醤油、が飽きたらきな粉に佐藤を混ぜて、お餅をまぶします。
お餅は少し湿っている方が粉の付きが良いので、焼いた餅をいったんお湯にくぐらせるとたくさん付きます。
きな粉以外にインスタントのミルクティの粉や、ココアの粉をまぶしてもおいしいです。
ぜんざい・おしるこ
定番ですよね。そして甘いものが好きな人にとってはごちそうです。
おかき
適当な大きさに切って乾燥させる。それを焼くだけでおかきになります。
焼く前後で醤油を塗ると醤油おかきになります。
グラタン・ドリア、ピザ
1センチくらいのサイの目に切っておいて、グラタンに入れます。
どっしりした感じになり腹持ちの良いグラタンになります。
お好み焼き
お好み焼きの具の一つにするとたくさん入れてもおいしく食べられます。
たこ焼きのタコの代わりに入れても変わった食感でおいしく食べられます。
おもちの賞味期限
餅の賞味期限は1日~2日。
驚くほど日持ちしません。
保存食でも何でもないと言えます。
真空パックされたお餅は24か月(約2年間)日持ちします。
最近では、見た目は鏡餅でも、中に真空パックされた切り餅や丸餅が入っていることがあります。
この時、常温保存でも2年程度は日持ちすると言うことになります。
おもちの消費期限
餅の消費期限も1日~2日と言えます。
餅は常温では日持ちしない食品なのです。
真空パックの場合は、24か月日持ちします。
おもちは常温保存できるか
餅は常温保存可能です。
ただし、1日~2日とほとんど日持ちしません。
直射日光を避け、冷暗所に保管が基本です。
冷蔵保存の場合
餅は冷蔵保存に向きません。
冷蔵庫の風で餅の水分が失われ、おいしくない餅になってしまいます。
また、冷蔵庫での温度では、餅のでんぷんが劣化しやすいこともおいしくない餅になる原因の一つです。
家庭で作ったお餅の場合は、ラップをするなどして冷凍庫に入れましょう。
意外な保存方法として、ボウルに水を張り、そこにお餅を入れます。
お餅が顔を出さずにひたひたなのが条件ですが、これだとお餅が冷えすぎず、水分も奪われず1週間程度日持ちします。
水は、2日~3日に一度替える必要があります。
冷凍保存の場合
餅は冷凍保存が可能です。
焼く前の餅は固いので、冷蔵しても冷凍しても同じようですが、冷凍するとおいしいまま2か月~4か月程度日持ちします。
家庭で作ったお餅は、ラップをして冷凍庫で保存することで約1年日持ちします。
賞味期限を過ぎたらどうなるか
賞味期限切れの場合は問題なく食べることが出来ます。
「賞味期限」と言う物はメーカーが保証するおいしく食べられる期間です。
賞味期限が切れても一定期間ならば、食べられる可能性が高いです。
消費期限を過ぎたらどうなるか
消費期限とは、この食品はこの時期なると食べられなくなると言う期間です。
この期間を過ぎたら食べられません。
ただ、保存状態などで若干の差は出ますので、まだ食べられるかどうかは消費者が見て判断します。
見た目
カビが生えている場合は食べられないと思ってください。
見えるカビを削っても、カビには根があり、それ以外のところにもカビは生えています。
表面が濡れているように溶けてしまったり、糸を引いている場合は食べられません。
臭い
酸っぱいにおいや異臭がする場合は食べられません。
味
酸っぱかったり、苦かったり、明らかに味がおかしい場合は食べられません。
おいしく食べるには
お餅をおいしく食べるためには、保存状態をよくして、保存時に味を落とさないことです。
冷蔵庫に入れておくと味が落ちる上にカビやすくなってしまいます。
長期保存したい場合は、冷凍することをお勧めします。
まとめ
お餅の賞味期限は1日~2日。
お餅単体ではあまり日持ちする食品ではありません。
賞味期限=消費期限となります。
※国が定める消費期限とは異なります。
真空パックのお餅は、賞味期限は24か月(2年)となり、かなり日持ちする。