桃の賞味期限・消費期限・日持ちについて
甘みが強くて、酸味が苦手な人にも人気がある桃。
しかし、桃は傷みやすく、食べる機会を逃していると、あっという間に腐ってしまいます。
どのくらい日持ちするのか調べてみました。
桃について
新鮮な桃の見分け方
新鮮な桃は、色がはっきりしており、黒ずみなどがない方が美味しいと言われています。
割れ目の形は、左右対称の物が理想的です。
大きさは大きい方が甘くて柔らかく、美味しい傾向があります。
桃の保存方法
硬くて未熟な桃については、冷蔵保存するよりも、常温で追熟させる方がおすすめです。
既に熟している桃は、野菜庫で保存します。
熟している桃は、あまり長持ちしませんので、購入してから3日程度を目途に食べ切りましょう。
ちなみに、一度冷蔵庫に入れて保管してしまうと、再び常温に戻しても追熟しません。
ご注意ください。
桃の旬
夏から初秋が、桃が一番出回る時です。桃の産地は、山梨・福島・長野が多いです。
特に山梨は、桃の生産量の3分の1を占めています。
桃の栄養
桃の主な栄養は以下です。
桃の主な栄養は『果糖』で、疲労回復に即効性があると言われています。
水溶性食物繊維も豊富なので、便秘解消にも期待ができるそうです。
また、桃にはカリウムも多く、塩分を尿と一緒に排泄する効果もあります。
桃の賞味期限
桃の賞味期限:3日【常温】
桃は生鮮食料品のため、流通過程にかかる時間によって家庭で保管できる期間が変わります。
また、「賞味期限」と言うのは、加工品に表示が義務付けられたもので、生鮮食料品には「賞味期限」「消費期限」がありません。
消費者が見て、まだ食べられる、もう食べられない、食べごろなどを判断します。
桃の消費期限
桃の消費期限:5~6日【冷蔵】
—
購入時点でそれほど熟しておらず、野菜庫で冷蔵保存していれば、5~6日程度は日持ちします。
ただし、冷蔵保存しても、熟度が進んでいる桃に関しては、傷みが早くなるため、5~6日も持たない可能性もあります。
桃は生鮮食料品です。
賞味期限同様、消費期限も同様に表示義務はありません。
ここでは、食べごろの期間を紹介しています。
そのため、賞味期限は消費期限と同様とお考えてください。
桃は常温保存できるか
桃は常温保存可能です。
—
特に熟していない桃の場合は、冷蔵庫に入れて保存するよりも常温の方が理想的です。
常温保存で、追熟させることによって、桃が一層美味しくなります。
桃の冷蔵保存の場合
桃は冷蔵保存可能です。
—
桃は野菜庫であれば、5、6日くらいは日持ちします。
ただし、桃は個々に熟度の差があるため、熟している桃の場合は、消費期限が短くなります。
桃の冷凍保存の場合
桃は冷凍保存可能です。
—
ただし桃を冷凍保存する場合は、生食をしないことが前提です。
皮をむいた桃を保存バッグに入れておくと、後でスムージーやジュースを作る時などに使用できます。
生食をするつもりで桃を冷凍保存することはおすすめできません。
桃が腐っているかの判断
桃が腐っているかの判断として以下の3つのポイントがあります。
臭い
甘い香りに、腐ったような臭いが混じります。
味
臭いや見た目の段階ですでに腐敗が確認できるので、食べる人はあまりいません。
見た目
茶色く変色する部分が広がり、見た目もぐちゃぐちゃになります。
桃は腐っても、甘い香りがしますが、見た目から腐り具合が確認できるため、見た目がおかしいと思ったら食べない方が無難です。
少しくらいの変色であれば、茶色くなった部分を削って、周りの白い部分だけを食べることは可能です。
桃をおいしく食べるには
桃をおいしく食べるには、おいしい時期を見極めるのが重要です。
放置せず、1日1度くらいチェックすることでおいしい時期を見逃しません。
まとめ
桃の賞味期限:3日【常温】
桃の消費期限:5~6日【冷蔵】
甘くて美味しい桃ですが、桃はデリケートな果物なので、保存や扱いが難しいです。
すぐに桃を食べる人は、店頭で購入する時に、甘い香りを放っている熟した桃を購入し、すぐに食べ切るのが良いです。
逆に、すぐに桃を食べるつもりはない人は、ちょっと未熟な桃を購入しておき、常温保存して追熟させてから食べると長持ちしておすすめです。