ドレッシングの賞味期限・消費期限・日持ちのウソ・ホント
あまり気にしたことがないかもしれないドレッシングの賞味期限。
ラベルに賞味期限が書かれてありますが、実は多くの方が知らない秘密があります。
調べたのでお知らせします。
まずは押さえておきたいドレッシングの材料。
賞味期限に大きくかかわるからです。
ドレッシングの材料は、油と酢、塩です。
一般的に油は「サラダ油」を使いますが、「サラダ油」はサラダから採れるわけではありません。
菜種油や大豆油、トウモロコシ、ヒマワリのたね、胡麻などの混合油がサラダ油です。
ドレッシングに使う油にはいろいろなものが使え、それぞれに風味が違い楽しめます。
賞味期限
混合したドレッシングは、未開封の状態では賞味期限が1年のものが多いです。
ところが、これは未開封の状態で、開封したらおよそ1か月くらいで使い切る必要があるというのです。
ドレッシングは1本300ml~500mlのものが多いです。
家族で使うなどしないと使い切れない可能性が高いです。
一人暮らしの場合はもっとです。
ご注意ください。
もう一つ注意すべきことがあります。
ドレッシングの材料の一つ、油は光に弱いです。
直射日光が当たるところでは保管しないようにして下さい。
手作りドレッシングの場合は、思ったより日持ちしません。
出来ればその日に使い切りましょう。
冷蔵庫保存でも1日~2日で使い切るようにしましょう。
手作りドレッシングの場合、製造後急激に品質が劣化していくので、賞味期限と言うよりは消費期限だと言えます。
⇒ 賞味期限と消費期限の違いについて勘違いが多すぎる件
[illust_bubble subhead="疑問" align="right" color="red" badge="gimon" illst="nayami-w2-l"]手作りドレッシングは日持ちしないのね[/illust_bubble]
[illust_bubble subhead="解決" align="left" color="green" badge="chumoku" illst="check-m2-l"]手作りの方がおいしく感じます。一方で劣化も早いので食べる分だけ作るようにしましょう。[/illust_bubble]
消費期限
ドレッシングには消費期限の設定はありません。
一般的に消費期限は消費期限の1.3倍から1.5倍を考えているメーカーが多いようです。
その考えで行くと、15か月から18か月くらいとなります。
これはラベルに記載されている賞味期限が過ぎてから、3か月~6か月くらい過ぎたころと言えます。
常温保存できるか
ドレッシングは未開封の状態の時は常温保存可能です。
光の当たらないところで保管してください。
冷蔵保存の場合
ドレッシングは開封した後は冷蔵保存が必要です。
冷凍保存の場合
ドレッシングは冷凍に向きません。
油と酢を混ぜきちんと溶け込ませることを「乳化」と言います。
乳化したドレッシングは冷凍すると分離してしまったり、解凍しても冷凍前の状態に戻りません。
賞味期限を過ぎたらどうなるか
賞味期限切れの場合は問題なく食べることが出来ます。
「賞味期限」と言う物はメーカーが保証するおいしく食べられる期間です。
賞味期限切れ後は風味が落ちる可能性がありますが、食べることは可能です。
ただし、保存方法は表示の正しい方法で保存されている必要があります。
ドレッシングはお祝いごとに贈られることもあるほど人気
消費期限を過ぎたらどうなるか
ドレッシングは基本的に腐りません。
しかし、カビは生えます。
未開封の時はカビが生えにくいようになっていますが、保存期間が長い場合はカビが生えることがあります。
おいしく食べるには
開封後は冷蔵庫で保管します。
開封したら、できるだけ1か月以内に使い切るとおいしく食べられます。
まとめ
ドレッシングの賞味期限は約1年間。
開封したら1か月程度で使いきるようにしましょう。
消費期限の設定はないので、15か月から18か月を目安にしましょう。
これはラベルに記載されている賞味期限が過ぎてから、3か月~6か月くらいです。