【おいしいスイカの見分け方】誰もが知っている方法は間違いだった
おいしいスイカの見分け方をご存知でしょうか?
多くの方が知っているし、誰もがやっている「おいしいスイカの見分け方」は間違いだったのです。
その理由と、正しい見分け方をお知らせします。
スイカの甘さ(糖度)について
おいしいスイカの見分け方を知る上で、知っておきたいのが「スイカの甘さ」です。
スイカは収穫したら、その後追熟しません。
つまり、収穫後に時間経過とともに甘くなると言うわけではないのです。
そのため、スーパーなどお店で買うときに甘いものを選ぶ必要があります。
最近では、出荷元やスーパーなどの小売店で糖度を計っています。
光を使ったセンサーで甘さを計っているのですが、12度以上ならば甘いスイカと言えます。
13度まで行けばかなり甘いと言えます。
14度以上のスイカはほとんど見かけません。
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甘さを調べる方法の間違えた常識
スイカの甘さを調べる方法として、メジャーなのは「たたく」と言う方法です。
昔から、甘さを知るときスイカをたたいて「ポンポン」となれば「甘い」と言われてきました。
ところが、これは間違った常識です。
熟したスイカはたたくと「ポンポン」とか「ボンボン」とか跳ねるような音がして、未熟な場合は、「ぽんぽん」と低めの音がします。
ただし、専門家しかこの聞き分けは難しいです。
甘さを調べるときは糖度計を言って、光を使ったものが主流です。
音で聞き分けるセンサーはありません。
素人がむやみにたたくとスイカを痛めるだけで、甘さを知ることはできないのです。
スイカはその昔「どれくらい熟しているか」が重要でした。
それは、たたいて音で判断していました。
その頃の名残だと思います。
正しいスイカの甘さの調べ方
スイカの甘さを知る方法としてはいくつかあります。
つるが緑色
スイカのつるは生えているときは緑色です。
新鮮なスイカはつるがみどり色です。
茶色になっている物は収穫から時間がたったものなので、鮮度が落ちている状態です。
緑色のものを選びましょう。
縞模様がはっきりしている
スイカの縞模様はスイカごとに違います。
甘いスイカは、この縞々がはっきりしています。
触ったときに表面に凹凸がある方が甘いと言われています。
おしりのへそが10円玉くらい
スイカのお尻のへそは熟すと大きくなってきます。
大きくなりすぎると熟しすぎています。
その基準は10円玉くらいだと言えます。
このように、いくつかの点に注目したらおいしいスイカを選ぶことができます。
あなたも是非お店でトライしてください。