おたふく豆の賞味期限・消費期限・日持ちについて
おたふく豆とは、そら豆の一種です。
形がおたふくに似ていることから「おたふく豆」と呼ばれています。
主にお節料理に入っていますが、意外に残ってしまいます。
どれくらい日持ちする知っておきましょう。
おたふく豆とは
そら豆の一種です。
大粒の一品種のことをおたふく豆と呼びます。
「おたふく豆」を煮込んだものも「おたふく豆」と呼びます。
別名「一寸豆」。
皮のまま鉄釜または鉄剤を使って甘く煮込みます。
甘辛く佃煮的と言う感じの味です。
黒く仕上げるのが一般的。
黒豆とは別です。
鉄釜を使わず煮込んだ皮をむいた小粒のものを「富貴豆」と呼びます。
皮のまま煮込んだものは「京豆」と呼びます。
賞味期限
おたふく豆の賞味期限は、10日~30日程度【冷蔵庫保存】です。
家庭で煮るときは、そら豆の状態のでさやから出すと鮮度の劣化が早くなります。
保存するときは、さやから出さない状態で保管しておきます。
消費期限
おたふく豆の消費期限は、特に記載されていません。
賞味期限の1.3倍~1.5倍くらいとお考えください。
そう考えると、消費期限は13日~45日程度となります。
常温保存できるか
おたふく豆はそら豆の状態の時は、常温保存に向きません。
早めに加熱しないと黒ずんできます。
冷蔵保存の場合
おたふく豆は冷蔵保存が基本です。
煮たおたふく豆も基本冷蔵庫での保管が必要です。
冷凍保存の場合
おたふく豆は冷凍保存可能です。
そら豆の状態でも冷凍できます。
そら豆の状態の時は、水気を取って、タッパーか冷凍袋(フリーザーバッグ)に入れて冷凍します。
煮たおたふく豆の状態の時は、水分を取ることができないので、そのままタッパーか冷凍袋(フリーザーバッグ)に入れて冷凍します。
賞味期限を過ぎたらどうなるか
賞味期限切れの場合は問題なく食べることが出来ます。
「賞味期限」と言う物はメーカーが保証するおいしく食べられる期間です。
賞味期限切れ後は風味が落ちる可能性がありますが、食べることは可能です。
ただし、保存方法は表示の正しい方法で保存されている必要があります。
消費期限を過ぎたらどうなるか
おたふく豆は、消費期限を過ぎたら、黒ずんでくるのですが、元々黒く煮込んでいるので目視では判断が付きにくいです。
そのため、主に臭いと味で判断します。
臭いが酸っぱくなっていたり、明らかに臭くなっている場合はNGです。
臭いで判断が付かないときは、少しだけ食べてみます。
酸っぱくなっていたり、明らかに味がおかしい場合は、処分してしまいましょう。
おいしく食べるには
おたふく豆をおいしく食べるためには、保存状態をよくすることです。
煮る前のそら豆の状態の時は、できるだけ早く調理するようにしましょう。
煮た後は一応保存食なのですが、それほど日持ちしませんので、出来るだけ早めに食べるほうがおいしく食べることができます。
まとめ
おたふく豆の賞味期限は、10日~30日程度【冷蔵庫保存】。
消費期限は13日~45日程度【冷蔵保存】。
保存食だけどそれほど日持ちしませんので、早めに食べたほうが良いでしょう。
甘辛く煮たものは、ご飯のお供としても人気です。