日本茶の賞味期限・消費期限・日持ちについて
日本茶とは、日本のお茶、つまり主に緑茶のことを言います。
袋や茶筒に入れたままになってしまっていて、賞味期限を切らしてしまうことも・・・
日本茶の賞味期限について調査しました。
古くなったお茶の使い道も調査しています。
賞味期限
お茶の賞味期限は約1年です。
消費期限
お茶葉はほとんど水分がありません。
そのため保管状態さえ良ければ腐らないと言われています。
悪くなっていなければ飲めますので、判断は以下をご覧ください。
常温保存できるか
お茶葉は常温保存です。
お茶は温度の変化に弱いので、風通しのいいところで保管してください。
お茶は茶筒に保管するのが良い
冷蔵保存の場合
お茶は冷蔵庫での保存には向きません。
保存と言えば冷やして冷蔵庫に入れておけば長持ちしそうな気がしますが、お茶葉については違います。
お茶葉温度変化に弱いです。
冷蔵庫は開閉のたびに温度が変わるので向いていません。
また、冷蔵庫の中は意外と湿度が高いです。
「乾燥する」と言われますが、これは風が吹いているからです。
湿度は別の話で20%~80%程度あり、開閉のたびに変わります。
湿気る可能性があるので、これもよくありません。
[illust_bubble subhead="疑問" align="right" color="red" badge="gimon" illst="nayami-w2-l"]茶葉は腐らないかと思ったけどいつまでも飲めるわけではないのね[/illust_bubble]
[illust_bubble subhead="解決" align="left" color="green" badge="chumoku" illst="check-m2-l"]一定以上の期間を過ぎるとお茶の命ともいえる風味が落ちます。[/illust_bubble]
冷凍保存の場合
お茶葉は冷凍可能です。
ただし、袋に入っていたら袋のまま冷凍して、使うときは袋ごと常温に戻してから開封してください、。
お茶葉が湿気ないように注意してください。
賞味期限を過ぎたらどうなるか
賞味期限切れの場合は問題なく飲むことが出来ます。
「賞味期限」と言う物はメーカーが保証するおいしく飲める期間です。
賞味期限切れ後は風味が落ちる可能性がありますが、飲むことは可能です。
ただし、保存方法は表示の正しい方法で保存されている必要があります。
消費期限を過ぎたらどうなるか
以下の点を確認いただき、ご自身でまだ大丈夫か判断されて下さい。
見た目
茶葉が湿気ていると色が変わります。
全体を見てまばらな色になっていないかご確認ください。
味
お茶にして飲んだとき苦味がある場合は劣化しています。
あまり飲むのはお勧めしません。
香り
茶葉の状態で臭いを確認してみてください。
カビのにおいがしたらもう飲むのはやめておいたほうが良いです。
茶葉が悪くなっているときは
まだ飲めるけれど、風味が落ちている場合はフライパンなどで炒ってほうじ茶にしてみてください。
風味がよみがえりまた楽しむことができます。
賞味期限から大幅に過ぎていて、飲めない状態の場合は、少し水分を吸わせて畳にまき、掃除に使ってください。
お茶葉をまくことで目に見えないような小さなごみやほこりを茶葉が吸いつけます。
先に湿らせた茶葉をまいてから掃除をしたほうが、茶葉がないよりもきれいになります。
おいしく食べるには
おいしい水を準備して、適した温度で淹れて飲むのがおいしいです。
上級の煎茶・・・うまみ(アミノ酸)が多いので、渋みを抑えるために低温(80度)で淹れる。
普通の煎茶・・・うまみが少なく、渋み(カテキン)が多いので、高い温度(90度~100度)で香りと適度な渋みを出して飲む
まとめ
お茶葉の賞味期限は概ね1年間。
保存状態が良ければかなり長期飲めるので消費期限は不明。