殻付き牡蠣など大量に贈り物にすると受け取る側では迷惑かもしれない
お歳暮などで殻付き牡蠣など大量に贈られることがあります。
贈る方の立場としてはたくさんあったら嬉しいだろうと思います。
ところが、相手の家族構成、賞味期限などを考えないと迷惑になる可能性があると言います。
どういうことなのか、お知らせしたいと思います。
殻付き牡蠣が大量に届いたらどうなるのか?
「殻付き牡蠣」が悪いわけではないのですが、牡蠣は好き・嫌いがはっきりしている食材です。
上の画像だと10個の殻付き牡蠣です。
1人で10個食べてしまうほど牡蠣すきの人にプレゼントしたら、喜んで食べてしまうでしょう。
ところが、牡蠣って過去にあたる(食中毒)とそれがトラウマになって次から食べられない・・・と言うのもよく聞く食材です。
たとえば、4人家族で牡蠣10個ならばちょうどいい量かもしれません。
ところが、「生ものが嫌い」「牡蠣が嫌い」などのひとが家族に多い場合は、こんなに食べられないことも・・・
そして、牡蠣が20個、30個、50個・・・とたくさん送られてきたら・・・
調べてみると、牡蠣は30個とか50個とか、60個とか、かなり多くをセットにして売られていることが多いようです。
例えば、75個で4人家族に贈ったとしたら、1人当たり、1人18個~19個くらいです。
そして、牡蠣と言えば、いつまでも日持ちするものではありません。
牡蠣は、消費期限が法律で水揚げから5日以内となっています。
注目すべきは、「賞味期限」ではなく、「消費期限」が5日です。
賞味期限とは、「美味しく食べられる期間」なので、これを過ぎてもすぐに悪くなるということはありません。
ところが、消費期限は「安全に食べられる期間」を示しています。
これを過ぎると劣化が進み安全ではないことがあるものです。
5日になったら1秒でも過ぎたら急に食べられなくなるわけではありませんが、目安として5日以内に食べることが推奨されるものです。
贈られた届いた時点で1日、2日はたっていると考えられます。
つまり、家庭に届いてからは3日程度しか時間がないのです。
場合によっては1日とか、2日。
実質牡蠣を食べる人が1人しかいない場合、60個も届いたらどうしようもない可能性があります。
また、年配の方に殻付きの牡蠣を送った場合、殻剥きができなかったり、時間がかかったりして牡蠣の多くをダメにしてしまうと言うこともあり得ます。
贈るときに注意すべきこと
相手に贈るのは商品なのですが、商品は気持ちを形に表したものです。
相手のこと、相手の家族のことを思い浮かべて、喜ばれるものを贈ることを心がけると良いでしょう。
そうしたら、以下のようなことがわかってくると思います。
- 品物(商品)
- 量
- 価格
お歳暮やお中元はお返しする必要がある場合もあります。
あまりに高価な物を贈ってしまうと、贈られた相手は無理して高価なお返しをしないといけないと考えるかもしれません。
自分の財力を示したりするものではありません。
相手が喜ぶものを贈るようにしましょう。