生ひじき・乾燥ひじきの賞味期限・消費期限・日持ち・保存方法とは
ひじきは、買ったときも、海でとってきたときも、結構大量です。
乾燥ひじきは、水で戻したら予想以上に多かったりします。
どのくらい日持ちするのか、正しい保存方法と共にお知らせします。
ひじきの賞味期限・消費期限
生ひじきの消費期限:2日~3日間【冷蔵保存】
乾燥ひじきの賞味期限:1日間【常温保存】
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生のひじきは乾燥に弱いです。
消費期限は冷蔵庫での保管で2日~3日間です。
乾燥ひじき(干しひじき)は、乾燥した状態ならば、1年間日持ちします。
賞味期限が1年間と言うことになります。
水で戻した乾燥ひじき
水に戻した乾燥ひじきも、生のひじきと同様と言えます。
なお、賞味期限とは、美味しく食べられる期間で、製造から5日以上の寿命がある加工食品に表示が義務付けられています。
消費期限とは、安全に食べられる期間で、製造から5日未満に寿命を迎える食品に表示が義務付けられています。
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ひじきの煮物
ひじきの煮物は、2日~3日間日持ちします。
調理後、荒熱を取ったら冷蔵庫で保管します。
冷蔵庫内で、乾燥しないようにラップをかけたり、冷蔵バッグに入れたりして保管します。
ひじきの保存方法
ひじきの保存方法について、常温・冷蔵・冷凍についてお知らせします。
ひじきの常温保存
生ひじきは常温保存に適していません。
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生ひじきは乾燥に弱い事と、温度が20℃以上の場合雑菌が爆発的に増殖することがあります。
食べる際は、75℃以上で1分間以上加熱する必要があります。
乾燥ひじきの常温保存
乾燥ひじきは常温保存可能です。
直射日光を避けて、冷暗所で保管してください。
ひじきの煮物の常温保存
ひじきの煮物は、常温保存NGです。
半日もしたら、もう食べるのは心配になるほどです。
ひじきの冷蔵保存
生ひじきは冷蔵保存可能です。
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生ひじきは、基本的に冷蔵保存です。
乾燥しないように、タッパーに入れるか、ビニールなどに入れて冷蔵庫で保管します。
乾燥ひじきの冷蔵保存
乾燥ひじきは冷蔵庫保存に適しません。
冷蔵することで、温度差が出来、袋内の水分が乾燥ひじきに吸われてしまい、そこから劣化が始まります。
ひじきの煮物の冷蔵保存
ひじきの煮物は、基本的に冷蔵保存です。
粗熱を取ったら冷蔵庫に入れます。
その際、乾燥しないようにラップをする必要があります。
ひじきの冷凍保存
ひじきは冷凍保存可能です。
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生ひじきは、冷凍可能です。
ただし、解凍後は食感など劣ります。
また、解凍の際、電子レンジを使うと、ひじきは破裂しますので、あまり適していません。
ワット数の調節ができるのならば300Wや400Wで解凍します。
庫内の音を聞いて、おかしいと思ったらすぐに止めるようにご注意ください。
調理に使い場合は、解凍せずそのまま鍋に入れて加熱調理してください。
乾燥ひじきの冷凍
乾燥ひじきは冷凍に適していません。
含有水分量はかなり少ないので、冷凍庫に入れても凍りません。
一方で、袋内の水分が結露するなどして、ひじきに付いてしまうと、そこかれ劣化してしまいます。
ひじきの煮物の冷凍
ひじきの煮物は、冷凍可能です。
小分けにして、冷凍することで、食べるときに必要量だけ解凍することができます。
ひじきについて
ヒジキは、海藻です。
ひじきは、鉄分が多いと言われていましたが、最近の調査でそれは間違いだと分かりました。
[icon image="arrow2-r"] 鉄分の代名詞「ひじき」にはほとんど鉄分がなかった件
ひじきを煮るときの鍋の鉄分がひじきに吸い込まれていたと言うのです。
あとは、日本で流通している「ヒジキ」の約90%が中国と韓国からの輸入品と言うことです。
少し残念な気がします。
まとめ
生ひじきの消費期限:2日~3日間【冷蔵保存】
乾燥ひじきの賞味期限:1年間【常温保存】