食パンの賞味期限・消費期限・日持ちについて
パンと言えば、食パンです。
ご飯と並んで本当にこだわる人は、本当にこだわった商品を買います。
1斤1000円もする食パンがあるのだとか。
そんな食パンの賞味期限がどれくらいなのかお知らせします。
食パンの賞味期限はとても重要です。
食パンは1斤買っても、家族の人数によっては食べきれない事態になってしまいます。
食パンの賞味期限
食パンの賞味期限:2日~3日【常温保存】
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食パンは、保有水分量が38%程度あります。
最もカビやすい食品を数値で表すと「1」なのですが、食パンは「0.96」とかなりカビやすい食品と言えます。
例えると、お刺身やフルーツと同じくらいカビやすい食品なのです。
食パンは焼いたときに250度程度まで加熱されます。
中心温度も95度を超えます。
この時、一般的なカビはほぼ全部死滅します。
カビとなる菌は、冷えた後に付着した物となります。
水分が多いため、数日でこの菌が繁殖し、寿命を迎えます。
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食パンの消費期限
食パンの消費期限:5日程度【常温保存】
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食パンは常温保存では最長で5日程度しか日持ちしません。
よく「保存=冷蔵庫」と言うことで冷蔵庫に入れる方がおられます。
冷蔵庫では、温度を下げるのでカビの増殖は抑えられますが、肝心の水分が抜けてパサパサでおいしくなくなってしまいます。
食パンは常温保存できるか
食パンは常温保存可能です。
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食パンは常温保存が基本です。
水分が抜けてしまわないように、袋などに入れて保存してください。
カビを嫌って、中に乾燥材を入れたらパンがおいしくなくなってしまいます。
食パンは冷蔵保存できるか
食パンは冷蔵保存にむきません。
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食パンは冷蔵庫に入れると、カビの増殖を抑えることができますが、食パン中の水分が抜けてしまい、おいしくなくなってしまいます。
実は、食パンは保有水分が多いほどふっくらしていて、柔らかく、おいしいと感じます。
冷蔵庫に入れると、肝心な保有水分量が減ってしまい台無しになってしまいます。
冷蔵庫に入れるくらいならば、冷凍庫に入れて冷凍した方がおいしさがキープできます。
[illust_bubble subhead="疑問" align="right" color="red" badge="gimon" illst="nayami-w2-l"]食パンは冷蔵庫で保存したらダメなのね。[/illust_bubble]
[illust_bubble subhead="解決" align="left" color="green" badge="chumoku" illst="check-m2-l"]食パンを冷蔵庫に保管すると、水分が抜けてパサパサになってしまいます。専用の保管ケースに入れて冷蔵庫に入れるか、冷凍するようにしてください。[/illust_bubble]
食パンは冷凍保存できるか
食パンは冷凍保存可能です。
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食パンは冷凍保存可能です。
冷凍すれば、約1か月程度日持ちさせることができます。
食パンが腐っているかの判断
食パンが腐っているかの判断として以下の3つのポイントがあります。
臭い
異臭がするようになってきます。
味
酸っぱい味がするようになります。
見た目
カビが生えるなど見た目に変化が現れます。
ただし、一定量までカビが増えないと見た目に現れませんので、注意が必要です。
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賞味期限切れ後は風味が落ちる可能性がありますが、食べることは可能です。
ただし、保存方法は表示の正しい方法で保存されている必要があります。
消費期限切れ後は食べない方が無難です。
食パンをおいしく食べる方法
食パンをおいしく食べる方法は、最適な保管と、適切な温度と言えます。
適切な保管は、食パンの保有水分量を保つことです。
冷蔵庫は最悪です。
水分が抜けないように専用の保管ケースなどを使いましょう。
食べる前には、トースターで焼きなおすなどするとおいしく食べることができます。
古くなった食パンを焼いてもカビは死滅しません。
カビを死滅させるためには60度で10分以上の加熱が必要です。
まとめ
食パンの賞味期限:2日~3日【常温保存】
食パンの消費期限:5日程度【常温保存】
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食パンは冷蔵庫に保存するくらいならば、冷凍庫に入れて保管してください。
食パンは日持ちしない食品なので、できるだけ早く食べきるようにしましょう。