ひやむぎと言えば夏の風物詩ですよね。
そうめんと並んで夏に人気です。
そうめんほどではありませんが、大量に余っていたりします。
数本だけ入っている色麺についてもお知らせします。
ひやむぎはどれくらい日持ちするのか調べました。
ひやむぎの束に数本だけ入っている赤い麺、緑色の麺が何なのかご存知ですか?
あの赤い麺、緑色の麺は「色麺」と呼ばれ、見た目に楽しませるためにわざわざ手作業で入れているそうです。
そうめんもひやむぎも同じ製麺所で作られることが多いので、元々はそうめんとひやむぎを一目で見分けられるようにするために色麺を入れるようにしていた文化があったという説があります。
冷麦とそうめんの違いについて質問が多いので、ここにまとめています。
⇒ 「そうめん」と「ひやむぎ」の共通点と違う点問題に終止符を打つ
ひやむぎの多くは乾麺です。
乾麺の賞味期限は以下です。
ひやむぎの賞味期限は2年間です。
ひやむぎに消費期限は設定上がりません。
通常であれば賞味期限の1.3倍から1.5倍くらいを想定しますので、2年7か月~3年くらいになるでしょう。
ところが、ひやむぎは時間の経過として熟成すると言う考えもあります。
虫が付いても「虫が付くほど長期熟成した」と言うことで価値が出るという話もあります。
その昔、そうめんやひやむぎは賞味期限の表記が必要なかったほど長期保存が可能です。
現在では法律上設定され、賞味期限が表記されています。
茹でたひやむぎの消費期限は1~2日と言えます。
ひやむぎは、常温保存可能です。
日光が当たらない風通しのいいところが最適です。
そういった意味で、戸棚などはいいのですが、床下収納や押し入れは避けましょう。
あと、臭いが移りやすいので、強い匂いの物の近くに保管するのは避けましょう。
ひやむぎは冷蔵庫への保管も可能です。
ただ、タッパーなどの容器に移して保管する必要があります。
冷蔵庫は意外なほど水分が多いです。
ひやむぎが水分を吸うと劣化を始めます。
また、臭いを吸いますので他の物と一緒に保管するのは向いていません。
茹でたひやむぎは冷蔵庫に入れると風味や食感が劣化します。
でんぷん質は加熱するとアルファ化と言ってやわらかくなります。
冷蔵するとまたデンプン化して固くなります。
ごはんとおなじでひやむぎも冷蔵庫への保管は向いていません。
ひやむぎは冷凍に向いていません。
ゆでるまえのひやむぎは水分が少なく凍りません。
保存するにもスペースの関係で冷凍庫以外の方が適していると言えます。
ゆでたひやむぎの場合は、冷凍すると、どのように解凍してももそもそとした食感になります。
でんぷんは加熱するとアルファ化して軟らかくなるのですが、冷凍することで固くなります。
おいしくないひやむぎになり、冷凍前の状態には戻りません。
賞味期限切れの場合は問題なく食べることが出来ます。
「賞味期限」と言う物はメーカーが保証するおいしく食べられる期間です。
賞味期限切れ後は風味が落ちる可能性がありますが、食べることは可能です。
ただし、保存方法は表示の正しい方法で保存されている必要があります。
消費期限を過ぎても、ひやむぎの見た目はほとんどの場合変わりません。
表面の油が酸化して臭いが変わってしまうことがありますので、臭いの面では変化があります。
以下の様な点に注意してまだ食べられるか判断して下さい。
ひやむぎもそうめんも長期保存が可能です。
消費期限が過ぎても食べられる可能性が高いので確認してから食べてみて下さい。
自己責任でお願いします。
ひやむぎは、JAS規格では「細うどん」と同じもので、名称だけ違う物です。
ひやむぎをひやむぎとして食べるのに飽きたら、うどんとして調理して食べても楽しいでしょう。
サラダうどん
ひやむぎは保存食です。
賞味期限は長く2年間となっています。